観相学で顔相の見方の一方として、顔を三等分し、額の部分は天、鼻下までは人、顎先までが地、としての基本の見方があるのだが、NHKの大河ドラマでは、タイトルが天・地・人となっている。迂闊にも先日のブログに天・人・地、と観想学の並びを書いてしまった。NHKの、ようこそ課外授業という番組のなかで、五十嵐威暢さんの言葉に救われた。芸術の世界では、失敗は創造を超えた産物、これは神様の贈り物である。失敗というものはない。しかし、人間の欲得の物差しで事を計ると・・・大きな失敗を招くとの先哲の教えもある。経済・経済一点張りの偏った政治に、文化の大切さが判らない。その国の文化は精神の高さの表れ。政治の世界も専門バカの集団になり、科学や芸術の分野も切り捨ててしまった。
風の中おのれを責めつつ歩く。・・・どうしようもない現実に術も無く、悩みだけがついて回る。かといってそれほど深刻に・・・中途半端な現実のわが身・・・山頭火には到底なれないのだが・・・なぜか山頭火には参る。