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前田健痛恨暴投で逆転負け

2015年05月12日 23時48分56秒 | 試合結果
広島 000 001 000 1
巨人 000 000 20X 2
勝利投手:菅野4勝4敗
敗戦投手:前田健3勝3敗
セーブ:澤村3勝2敗11S


 新井は左手を痛めた新井は、ベンチ入りしながらもスタメンでの出場は見送られました。
 初回に四球とエンドランが成功して無死1,3塁の先制機を作りながら、丸とロサリオが凡退し、松山も三振に倒れて無得点に終わると、立ち直った菅野に対して2回から4回は無安打に抑えられてしまいました。
 5回に先頭打者が出塁して無死1塁とするも、會澤が併殺に倒れてチャンスを広げられず、前田健を援護できませんでした。
 しかし、6回に1死から丸が内野安打で出塁すると、ロサリオの適時2塁打で、菅野からようやく得点を挙げてましたが、続く1死2塁は松山と梵が凡退してしまい、7回2死2塁でも田中が右飛に倒れて追加点を奪えませんでした。

 前田健は、球のキレ、制球とも良く初回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりでしたが、2回に1死から連打で1,2塁とされ、2死後に小林に左前打を打たれてしまいましたが、ロサリオの好返球により2走を補殺して無失点で切り抜けました。
 その後は安定感抜群の投球で、3回から6回まで無安打1死球に抑える、ほぼ完ぺきな投球でした。
 しかし7回に1死から安打を打たれて1死1塁とされ、堂上に適時2塁打を浴びて同点とされると、更に内野ゴロと死球で2死1,3塁として、代打アンダーソンの打席でまさかの暴投により勝ち越し点を与えてしまいました。
 前田健は8回も登板し三者凡退に抑えて味方の反撃を待ちましたが、8回はマシソンに三者凡退に抑えられ、9回は澤村から1死2塁の同点機を作りましたが、野間と會澤が倒れて逆転負けを喫して、チームの連勝は6で止まりました。


 前田健と菅野のエース対決ということで、ロースコアの試合展開が予想され、そのとおりの展開となりました。こういった試合では、本塁打かミスが試合を決めることが多いと思いますが、そのとおりミスが勝敗を決しました。
 7回の前田健の暴投が直接の敗因ですが、この時の前田健は、明らかに制球を乱しており、6回までの投球とは別人のようでした。たぶん、失投を伏兵の堂上に痛打されて同点にされたことで、少し動揺していたのではないでしょうか。そのため、抑えたい気持ちが強くなりすぎて暴投に繋がったと思います。
 ベンチは前田健を信頼して何も動かなかったのだと思いますが、タイムを取って一呼吸おいて、落ち着かせるきっかけを作ってほしかったです。
 

 また打線では、初回の無死1,3塁で無得点に終わったことが痛かったです。ここで1点でも先制できていれば、菅野のリズムを崩すことができた可能性がありました。しかし、1死後にロサリオの右飛で3走田中が離塁していたためタッチアップできず、得点機を逃してしまい、この初回の無得点が最後に効いてしまいました。
 
 そして采配面では、9回に1死2塁として打席に野間をそのまま送ったことも疑問を感じました。次が會澤であることから、7番野間と9番前田健で切り札の小窪と新井を起用してほしかったです。2人を起用せずに終わったことで、消化不良の敗戦となってしまいました。
 
 エースで連勝が止まったことは残念ですが、いつかは止まるものなので、明日から切り替えて、連敗だけはしないようにしてほしいですね。
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