広島 000 000 010 1
ヤクルト 102 000 00X 3
勝利投手:スアレス4勝3敗
敗戦投手:大瀬良6勝4敗
セーブ:マクガフ2勝1敗19S
本塁打:[広島]鈴木誠20号
[ヤクルト]塩見10号
先発の大瀬良は、初回に先頭の塩見に本塁打を浴びて先制を許すと、2回は1死1,2塁で元山を併殺に打ち取って無失点で凌ぐも、3回には安打と死四球で1死満塁のピンチを招いて村上に2点適時2塁打を浴びて追加点を奪われました。
5回の2死2塁はオスナを二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎ、6回2死2塁も代打川端を三振に斬って追加点を与えず、6回を投げて6安打4四死球3失点でマウンドを降りました。
打線は、初回に2死1,3塁の先制機を作りながら坂倉が三振に倒れると、2回には1死3塁で林と大瀬良が連続三振に抑えられ、続く3回の2死1,2塁は坂倉が三振に倒れて、序盤の得点機を活かせませんでした。
6回には1死1,2塁として先発スアレスを降板に追い込むも、代わった坂本に代打長野が捕ゴロ、菊池涼が中飛に抑えられて無得点に終わりました。
7回は菊池保が三者凡退に抑えると、8回はコルニエルが無失点に抑えましたが、8回2死から鈴木誠が本塁打を放って1点を返すのが精一杯で、ヤクルトに競り負けました。
大瀬良は、塩見に初回先頭打者初球本塁打を浴びてしまうと、序盤は制球に苦しみ、3回は四死球でピンチを広げて村上に痛恨の2点適時2塁打を浴びてしまいました。それでも続く1死2,3塁では後続を断ち、4回以降は無失点で凌ぎ先発としての役割を果たしましたが、肝心の打線が拙攻を繰り返してしまいま8安打を放ちながらも1得点しか奪えませんでした。
初回と3回は好調坂倉にチャンスを回すもともに三振に倒れてしまいました。さらに先制された直後の2回には1死3塁の同点機で林が三振に抑えられて、序盤のチャンスを活かせませんでした。
この拙攻が3回裏の2失点にも繋がってしまい、試合の流れを掴み損ねました。序盤の3度のチャンスで1点でも取れていれば試合展開も変わっていたと思われるだけに悔やまれます。
それでも打線に明るい兆しとして3試合連続無安打だった鈴木誠が1本塁打を含む3安打と復調のきっかけを掴んだように思います。明日こそは打線が繋がって久々の先発の高橋昂を援護してほしいですね。