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床田がプロ初完封でチームの連敗を止める

2021年09月21日 22時10分13秒 | 試合結果

巨人 000 000 000 0
広島 000 002 00X 2
勝利投手:床田4勝3敗
敗戦投手:山口2勝6敗

 先発の床田は、2回に1死1,2塁のピンチを招くも、ハイネマンを右飛、小林を中飛に抑えて無失点で切り抜けると、3回1死1,2塁では坂本を右飛、岡本和を一飛に打ち取り、4回1死1,2塁は小林を併殺に打ち取って、再三のピンチを無失点で凌ぎました。

 打線は、初回に無死1塁で小園が犠打失敗、西川が併殺に倒れてしまうと、2回の2死1,2塁では會澤が三振、3回1死1塁は小園が一直併殺に倒れるなど5回まで毎回走者を出しながらも得点を奪えませんでした。

 6回1死後に安打と四球で1,2塁として、鈴木誠と坂倉の連続適時打で2点を先制し、なおも1死1,2塁の追加点機でしたが、代打長野と菊池涼が連続三振に倒れて追加点を奪えませんでした。

 8回にも2死2塁の追加点機を作りましたが、坂倉が中飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 床田は、5回から9回までを1安打1死球に抑えて2塁さえ踏ませない素晴らしい投球で、6安打2四死球9奪三振でプロ初完封を挙げて、チームの連敗を2で止めました。

 

 床田は、味方打線が序盤に拙攻を繰り返す悪い流れの中、序盤は毎回のようにピンチを迎えましたが、粘り強く丁寧な投球で後続を断って無失点で凌ぐと、中盤以降は力強い直球にキレの良い変化球で巨人打線を翻弄して、付け入る隙を与えませんでした。

 床田は8回を終えて115球を投げており、セーブ機会であることから栗林に交代すると思われましたが、続投して9回もマウンドに上がるも、いきなり小園の失策で走者を背負い嫌な流れになりかけましたが、中田を中飛に打ち取ると、ハイネマンの当たりを中堅上本が好捕して床田を盛り立て、最後は前回の対戦で決勝弾を浴びた小林を三振に斬って完封勝利を挙げました。

 9回は小園が失策したところで、今までの床田であれば崩れていたかもしれませんが、今日は「前回やられているので絶対にやり返そうと思っていた」との言葉通り絶対に抑えてやるという強い思いが感じられて、バックもその思いに応えて上本の好守が生まれたと思います。

 床田が再昇格後、4試合連続の好投と今の先発陣で最も安定感があります。このままシーズン最後まで継続させて、来季の飛躍に繋げてほしいですね。

 

 

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