阪神 000 003 010 4
広島 000 000 100 1
勝利投手:秋山10勝5敗
敗戦投手:高橋昂3勝5敗
セーブ:スアレス1勝1敗31S
本塁打:[阪神]マルテ17号
[広島]西川10号
先発の高橋昂は、2回に2死1,2塁のピンチを招くも梅野を三振に斬ると、3回の2死1,3塁もマルテを三振に斬って無失点で凌ぎました。4回と5回は三者凡退に抑えるも、6回に安打と四球で無死1,2塁としてマルテに3点本塁打を浴びてしまい、さらに安打と四球で無死1,2塁のピンチを招いたところでマウンドを降りました。
代わった矢崎は小野寺を三振に斬り、梅野の安打で満塁とピンチを広げるも、秋山を併殺に打ち取って追加点を与えず、高橋昂は5回0/3を投げて7安打2四球3失点でした。
打線は、天敵秋山に対して2回に死球で走者を出しながら、坂倉が二ゴロ併殺崩れに倒れ、続く菊池涼の打席でエンドランを仕掛けるも、菊池涼が空振りし坂倉が盗塁失敗で失敗に終わりました。
3回から6回までは三者凡退に抑えられて無安打に抑えられていましたが、7回2死後に西川がチーム初安打となる本塁打を放って1点を返しました。
7回は島内が1死1,2塁のピンチを招くも、マルテと大山を凡打に打ち取って無失点で凌ぎましたが、1点を返した直後の8回に登板したケムナが連打と盗塁で無死2,3塁とされ、1死後ロハス・ジュニアに適時打を浴びて痛恨の1点を失ってしまいました。
9回は森浦が三者凡退に抑えるも、打線は8回1死1塁で會澤が併殺に倒れてしまい、9回も2死2塁とするも小園が二ゴロに倒れて3安打1得点で阪神に完敗を喫して連敗となりました。
前回攻略し、好調の打線であっても天敵秋山の前では完全に沈黙して、全く得点できる雰囲気を感じられず、ノーヒットノーランを免れるので精一杯でした。これで秋山には今季5敗目を喫してしまいました。昨日の西勇とともに阪神はカープ戦に2人を確実にぶつけてくるので、阪神に苦戦しており低迷の一因になっていることから、来季に向けても絶対に対策を取らないといけません。
特に秋山はカープ戦の登板が多いこともありますが、10勝のうち5勝を献上しており対策は急務です。佐々岡監督らは、秋山の投球が素晴らしかったと相手を褒めて脱帽していますが、カープ以外の他球団との対戦成績では5勝4敗であることを考えれば、カープの攻略策が合っていないのかもしれません。
次戦では絶対に攻略して、苦手意識を払拭するきっかけを作ってほしいですね。