広 島 001 011 000 3
DeNA 002 000 000 2
勝利投手:高橋昂4勝6敗
敗戦投手:ピープルズ2勝4敗
セーブ:栗林1敗25S
本塁打:[広島]會澤3号
初回に1死1,2塁の先制機を作るも、鈴木誠が三振、坂倉が三飛に倒れて無得点に終わると、2回1死1,2塁では高橋昂のが犠打が併殺となってチャンスを潰してしまいました。それでも3回に無死1,3塁として西川の併殺の間に1点を挙げて先制しました。
先発の高橋昂は、初回に2塁打と捕逸に四球で2死1,3塁のピンチを招くも、宮崎を二飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、先制した直後の3回に2死1,3塁からオースティンに適時2塁打を浴びて同点とされ、さらに四球で満塁として牧に適時打を浴びて勝ち越しを許しましたが、中堅大盛が2走オースティンを本塁で刺して追加点を与えませんでした。
1点を追う5回に1死1塁から西川が2塁打を放つも、一走大盛が本塁でアウトになってしまい、チャンスが潰えたかたと思われましたが、2死2塁から鈴木誠が適時2塁打を放って同点に追いつきました。
さらに6回2死後に會澤が本塁打を放って勝ち越しに成功しましたが、7回2死2塁では鈴木誠が二飛に倒れ、8回1死1塁は菊池涼が併殺、9回無死1塁では代打三好が犠打を決められず、追加点を奪えませんでした。
高橋昂は、4回にも2死1,2塁のピンチを迎えましたが、柴田を左飛に打ち取って無失点で凌ぐと、5回と6回は三者凡退に抑えて、6回を投げて6安打2失点でマウンドを降りました。
7回は島内がいきなり先頭打者に四球を与えるも、後続を断って無失点で凌ぐと、8回はケムナが1死1,2塁のピンチを招きながらも、牧と大和を凡打に打ち取って無失点で凌ぎました。
9回は栗林が四球と安打で1死、2塁のピンチを招くも、柴田を三振、代打関根を遊ゴロに打ち取って1点のリードを守り切ってDeNAに逆転勝ちして、チームは連勝し、栗林は25S目を挙げて球団の新人最多セーブ記録に並びました。
打線は、毎回走者を出して11安打を放つも、3得点と拙攻を繰り返していましたが、先発の高橋昂が粘りの投球で6回を2失点に抑えて試合の流れをDeNAに渡さず、島内、ケムナ、栗林が走者を出しながらも最少得点差を守り切って逃げ切り、投手陣が良く踏ん張った試合でした。
初回のピンチを無失点で凌ぐも、3回に2四球も絡んで逆転を許しましたが、中堅大盛の好返球に助けられて2失点で踏ん張ると、4回のピンチを無失点で切り抜け、5回と6回は三者凡退に抑えてDeNAに反撃の糸口を与えませんでした。
打線が拙攻を繰り返して、いつ流れがDeNAに傾いてもおかしくない試合でしたが、投手陣の踏ん張りが光って逃げ切りました。今日のように投手陣が踏ん張って僅差の試合を勝ち切ることができるようなチームになってほしいですね。