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大乱打戦を制して3連勝で5位浮上

2021年09月26日 21時22分15秒 | 試合結果

広  島 000 111 304 10
DeNA 020 001 410 8
勝利投手:菊池保2勝
敗戦投手:山﨑3勝2敗1S
セーブ:栗林1敗26S
本塁打:[広島]菊池涼15号、林7号
    [DeNA]牧19号、オースティン27号

 先発の森下は、2回に四球で走者を出して、牧に2点本塁打を浴びて先制を許してしまいましたが、3回までパーフェクトに抑えられていた打線が、4回に連続長短打で無死1,3塁として西川の適時打で1点を返すも、続く鈴木誠が右飛、坂倉が併殺に倒れてしまいました。

 しかし、5回に菊池涼が本塁打を放って同点に追いつくと、続く6回には2死3塁から坂倉の適時内野安打で勝ち越しに成功しました。

 森下は、内野安打2本と四球で1死満塁のピンチを招くも、大和を併殺に打ち取って無失点で凌ぎましたが、勝ち越した直後の6回に2長短打と四球で2死満塁のピンチを迎えて、代打楠本に押し出し四球を与えて同点に追いつかれてしまい、6回を投げて6安打4四球3失点でマウンドを降りました。

 それでも直後の7回に林が本塁打を放ち再び勝ち越すと、2死後に連打で2,3塁として西川が2点適時打を放ってリードを3点に広げましたが、7回裏に代わった塹江が連打と菊池涼の悪送球で無死満塁のピンチをを迎え、オースティンに満塁本塁打を浴びて逆転されてしまいました。さらに8回には安打と四球で1死1,2塁のピンチを招き、代わったバードが2死1,3塁とされて佐野に適時打を浴びて、痛恨の追加点を失ってしまいました。なおも2死1,3塁のピンチでしたが、菊池保がオースティンを中飛に打ち取って追加点を与えませんでした。

 ところが、9回に2安打と敵失で1死満塁のチャンスを作ると、鈴木誠が2点適時打を放って同点に追いつき、坂倉の四球で再び満塁として、菊池涼が2点適時打を放って、この回4得点で逆転に成功しました。

 9回は栗林が、1安打無失点に抑えてDeNAとの大乱打戦を制して3連勝となり、5位に浮上しました。さらに栗林が26S目を挙げて、球団の新人最多セーブ記録を更新するとともに、9試合連続セーブとなり新人連続セーブ記録にも並びました。

 

 打線が驚異的な粘りを発揮して3度試合をひっくり返してDeNAとの乱打戦を制しました。森下が先制されるも、着実に得点を重ねて逆転に成功すると、森下が押し出し四球で同点に追いつかれて嫌な雰囲気になりかけた直後に3点を挙げて再びリードを奪いました。

 3点リードを奪ったことで試合の流れを掴み、このまま逃げ切れると思われましたが、塹江が失策も絡んで逆転満塁本塁打を浴びてしまい、さらに8回には島内も失点を重ねて、完全に試合の流れがDeNA傾いてしまい敗戦ムードが漂いました。

 しかし、9回1死後に代打松山が安打で出塁すると、続く小園の投ゴロが敵失となり好機拡大して、西川が安打で繋いで満塁となりましたが、この西川の安打が大きかったです。この安打が打線に勢いを付けて、鈴木誠と菊池涼の適時打を呼び込んだと思います。もちろん、投手陣が失点しても諦めずに得点を重ねていたことも、この逆転の伏線となっていたと思われ、これは森下を勝たせたいという思いがチームを一つにしたのではないでしょうか。

 今日のようにチームが一つとなった粘り強い攻撃こそが、3連覇時にできていたことであり、今のカープに必要なことだと思います。シーズンも残り少ないですが、チーム一丸の粘り強い攻撃で少しでも多く白星を挙げて、来季に繋げてほしいですね。 

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