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投手陣がピンチで粘り

2021年09月29日 22時59分22秒 | 試合結果

広島 101 100 032 8
阪神 000 110 000 2
勝利投手:九里10勝7敗
敗戦投手:青柳10勝5敗
本塁打:[広島]小園3号、坂倉11号

 青柳対策として、1番羽月、7番田中広、8番大盛を起用して、左打者を7人起用すると、初回に羽月の安打をきっかけに2死1,2塁として、坂倉が適時2塁打を放って先制点を挙げると、3回は小園、4回には坂倉がそれぞれ本塁打を放って追加点を挙げました。

 先発の九里は、初回に無死1塁で中野を併殺に打ち取ってピンチの芽を摘み取ると、2回と3回は無安打に抑えるも、4回に2塁打などで1死3塁とされ、大山に適時内野安打を浴びて1点を失い、なおも安打で1死1,2塁のピンチでしたが、糸原とサンズを凡打に抑えて1失点で凌ぎました。しかし、続く5回にも無死3塁とされ、1死後に近本に適時打を浴びて1点を失って1点を失いました。

 1点差に追い上げられた直後の6回に無死1,2塁の追加点機を作りましたが、坂倉が左飛、林と田中広が連続三振に倒れて追加点を奪えないと、6回裏に九里が2安打と林の失策で1死満塁の大ピンチを迎えるも、梅野を一邪飛、代打原口を中飛に打ち取って無失点で凌いでリードを守り、6回を投げて8安打2失点でマウンドを降りました。

 7回からは島内がマウンドに上がり、2死後に連打で1,2塁のピンチを招いたところで、バードに交代すると四球で満塁とピンチを拡大させてしまいましたが、糸井を三振に斬って無失点で切り抜けました。

 8回2死後に安打と四球で1,2塁として、代打松山が適時打を放つと、さらに暴投で2,3塁となり、大盛が2点適時打を放って、この回3点を挙げてリードを4点に広げました。さらに9回にも1死満塁から暴投と安部の犠飛で2点を加えて試合を決めました。

 8回は森浦が、9回は菊池保がそれぞれ三者凡退に抑えてチームは今季最長タイの5連勝となり、九里は自身初の10勝目を挙げました。

 

 打線は序盤から着実に得点を重ねて3点を挙げるも、九里が4回と5回に1点ずつを失い1点差まで追い上げられ、打線は6回に無死1,2塁の追加点機を逃して、試合の流れが阪神に傾きかけ、九里が6回に1死満塁の一打逆転のピンチを迎えましたが、ここで踏ん張り、梅野と原口を抑えて無失点で切り抜けました。

 続く7回にも島内がピンチを招き、バードがピンチを拡大させてしまいましたが、何とか糸井を三振に抑えてリードを守り切ると共に試合の流れを阪神に渡しませんでした。

 この6回と7回の2度の満塁のピンチを凌ぎ切ったことで、試合の流れが再びカープに傾き、8回の追加点に繋がりました。ピンチを迎えても、そこで踏ん張って抑えることが勝敗に直結することを実感した試合でした。明日の玉村にも九里のようなピッチングを期待したいですね。

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