広 島 003 020 103 9
DeNA 010 000 010 2
勝利投手:大瀬良7勝5敗
敗戦投手:宮國1勝1敗
本塁打:[広島]小園2号
[DeNA]宮﨑13号
打線は、初回に2死1,2塁の先制機を作るも、坂倉が投ゴロに倒れて無得点に終わると、先発の大瀬良は、2回先頭の宮崎に本塁打を打たれて先制を許しました。
しかし、直後の3回に大瀬良の安打と犠打で1死1,3塁として、西川の二ゴロで同点に追いつきました。さらに四球で2死1,2塁として坂倉が2点適時2塁打を放って勝ち越しました。
5回には無死1塁から小園が2点本塁打を放って追加点を挙げるも、その後の無死1塁では鈴木誠が併殺、6回1死1塁は會澤が併殺に倒れて追加点を奪えませんでしたが、7回2死後に連打で1,3塁として、鈴木誠の遊ゴロが敵失となって1点を貰いました。
大瀬良は、3回から7回まで無安打2四死球で2塁さえ踏ませない好投でしたが、8回2死2塁で佐野に適時打を浴びて1点を失い、さらに安打で2死1,3塁のピンチを招いたところでマウンドをケムナに譲りました。代わったケムナは、宮崎を中飛に打ち取って追加点を与えず、大瀬良は7回2/3を投げて6安打2失点でした。
4点差に追い上げられた9回には、無死1,2塁から小園、西川の連続適時短長打に鈴木誠の犠飛で3点を追加して試合を決めました。
9回は島内が1安打無失点に抑え、DeNAに快勝してチームの連敗を2で止めました。
大瀬良は強力DeNA打線を7回まで3安打1失点に抑える好投で、疲れが出た8回に捕まってしまいましたが、8回途中まで2失点とエースとしての役割をしっかりと果たしました。さらに打撃でも先制された直後の3回に安打を放ってチャンスメイクして、逆転のきっかけを作りました。
打線は初回に2死1,2塁の先制機を作りながら、坂倉が投ゴロに倒れる最近の拙攻パターンを繰り返すと、2回に宮崎に先制本塁打を浴びてしまい、嫌な空気が漂い始めました。
しかし、ここで大瀬良が安打を放って打線を鼓舞すると、続く大盛がしっかりと犠打を決め、小園が安打で続いて好機拡大したことで同点に追いつき、チームを覆っていた重苦しい空気を払拭し、坂倉の勝ち越し打を呼び込みました。
この3点が打線に火を付けて、着実に得点を重ねて14安打で9点を挙げました。この試合をきっかけに打線が上向くことを期待したいですね。