行動派の I love muscle beauty!

強い者は美しい・・・

2022 IFBB Fitness Women's World Championships (259)

2022-12-29 23:55:41 | 観戦記2022


Victory ceremony of 2022 IFBB Fitness Women's World Championships. (Artistic Fitness 163cm-)
Results
1 Kateryna Spievakova (Ukraine)
2 Brigitta Kariko (Hungary)
3 Paulina Zamora (El Salvador)
4 Evelin Vesterinen (Estonia)

最後に、順位発表及び表彰式の模様をご覧いただきましょう。
4位にエストニアのEvelin Vesterinen選手、3位にエルサルバドルのPaulina Zamora選手とコールされて、最後に残った2人は手をつないで2位のコールを待ちました。
2位にハンガリーのBrigitta Kariko選手がコールされた瞬間、優勝が決まったウクライナのKateryna Spievakova 選手は思わず顔を両手で押えました。
それでも、改めて優勝のコールを受けたときには笑顔でステージ手前に進んで表彰を受けていました。
その後は、国歌演奏・フォトセッション(記念撮影)と続きました。
今大会何度も聞かされたウクライナ国歌は、今でも耳に残っています(笑)。
以上が、アーティスティックフィットネス163cm超級の模様でした。

次回は、フィットネス競技としては最後となりますがアクロバティック・アーティスティックそれぞれのオーバーオール決勝の模様を、お送りしたいと思います。

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2022 IFBB Fitness Women's World Championships (258)

2022-12-29 23:28:45 | 観戦記2022


No.117 Kateryna Spievakova (Ukraine), 1st place of 2022 IFBB Fitness Women's World Championships. (Artistic Fitness 163cm-)

Kateryna Spievakova選手のルーティンの続きです。
随所にフィットネスらしい動きはしっかり盛り込んでいましたが、それ以上に終始悲壮な表情とステージを駆け回ったり地を這ったりと逃げまどう姿が、私の心にズシンと重くのしかかりました。
破れ汚れたコスチュームも、着の身着のまま逃げまどうウクライナ国民そのものといえるでしょう。
そして最後は、爆弾の炸裂音とともにひざまずき崩れ落ちた場面でルーティンは締めくくられました。
私は、このルーティンを初日の準決勝と2日目の決勝そしてオーバーオール決勝と3回見ていますが、その重さが深く心に刻み込まれました。
そのため、日本選手の活躍をご紹介するよりも先にこのルーティンの一部をご紹介させていただき、今回も前半・後半に分けてご紹介させていただいた次第です。
彼女にとっては、この世界フィットネス選手権こそが「戦場」であり、このルーティンを演じることこそが彼女なりの「戦い」だったのでしょう。
3日目のビキニフィットネスも含めて、見事戦い抜いたと思います。
今年2月から始まったロシアのウクライナ侵攻は現在でも続き、ウクライナ各地にはロシアからミサイル等の攻撃があると聞きます。
そのため今大会でもロシアは排除され、ロビーではウクライナへの応援メッセージが募られていました。
日本の一国民としては、旧ソビエト連邦の頃から70年以上にもわたってロシアに北方領土を不法占拠されている現状を顧みると、ウクライナのことは他人事とは思えません。
なお、この後彼女は163cm以下級優勝のRebecka Eklund選手と、オーバーオール決勝を戦うことになります。
以上が、ルーティンの模様でした。
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2022 IFBB Fitness Women's World Championships (257)

2022-12-29 22:56:26 | 観戦記2022


No.117 Kateryna Spievakova (Ukraine), 1st place of 2022 IFBB Fitness Women's World Championships. (Artistic Fitness 163cm-)

こんばんは。
今日は、昨日に引き続き2022世界フィットネス選手権のアーティスティックフィットネス163cm超級の模様をお送りいたします。
昨日は2位の選手のルーティンまでご紹介しましたので、今日は優勝選手のルーティンからご紹介したいと思います。
その優勝選手とは、エントリー番号117番のKateryna Spievakova選手 (ウクライナ)でした。
この選手に関しては、すでに何度かご紹介しているかと思います。
まずこのルーティンに関しても、10月23日の帰国直後に簡単にご紹介しているところです。
これを見て、安井友梨選手がこの選手にまつわる特別なエピソードを教えてくださったのでした。
このアーティスティックフィットネスで初日と2日目を戦い、さらに3日目にはビキニフィットネスでも2クラス(マスターズ35歳以上39歳以下164cm超級・166cm以下級)に出場し、マスターズでは安井選手を同点ながら退けて優勝166cm以下級でも2位と大いに活躍していました。
さて、改めてこの選手のルーティンをご紹介しますが、それはいきなり空襲警報のサイレンが鳴り響くところから始まりました。
必死の表情で逃げ出すところに、今度はミサイルが落ちてきて炸裂しました。
そして、バックの音楽とともに機関銃の音が響く中、地をのたうち回り頭を抱えながらジャンプする彼女でした。
彼女は、自身がウクライナで体験したことそのものをルーティンにしていたのです。
後半に続きます。
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