きれいなきれい〈田添公基・田添明美のブログ〉

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  ふたり          田添明美  

2009年03月08日 14時48分46秒 | 「いたずら」田添明美

 
 
ふたりの婆
  お料理つくる

   

しろいエプロン
  かけました
しろいエプロン
  かけました

   

くろいフライパン
  あたゝめる
くろいフライパン
  あたゝめる

   

黄いろい卵を
  うらがえす
黄いろい卵を
  うらがえす

   

真似をするな
  とどなったら

   

ふたりめの婆
しわくちゃの顔で
  泣きました

                   S51.6.13
   

 

 

《ご挨拶》

わかりにくい場所に、おいで下さりありがとうございました。
【別館・いたずら/田添明美】を、開館致しました。
ここへ、辿り着いて下さる方々の為に、しばらくの間、ここをトップ記事にさせて頂きます。

私は、平成5年6月から詩を書き出し、
平成13年に【いたずら】という詩集を、一生一度として出版しました。
詩集に入れなかった、その前後の未発表作品をどのような形で、皆様にお届けしようか考えた結果、このような様式を取る事にしました。

年4~5篇位の歩みで
古い作品から、順番に出そうと思っていましたら。
昭和の作品が、出てきましたので、1番は、若かった私に登場してもらう事にします。
なお、後日「主席客演投稿者」も登場する予定でおります。
コメント歓迎。  

 

 


ウシガエルに引かれて浅草寺参り

2009年03月08日 10時59分08秒 | 日記・エッセイ・コラム

 3月7日。久しぶりのいいお天気で,突然「そうだ,浅草へ行こう!」ということになりました。
 ガチャガチャの模型のカエル全員8匹もリュックに入れました。これが今回の「ウシガエルに引かれて浅草寺参り」の始まりです。

 浅草の駅から歩いてすぐに金龍山浅草寺の雷門。この大提灯にはスポンサーがあったのですね。

(画面はクリックすると拡大されます)

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 その大提灯の底です。これはしゃがみ込まないと全体を撮影できません。

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 仲見世通りを過ぎ,宝蔵門の前。ここでリュックを開きウシガエルを選び柵の上に配置しました。8匹全部を並べると時間がかかるので,一番大きなこのウシガエル一匹だけにしました。

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 宝蔵門をくぐると左に五重塔をしたがえた,大きな本堂が目の前に広がります。ここで決めのポーズ。本堂からは読経と太鼓を叩く低い音が幽かに聞こえてきました。

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 ちゃんと本堂前の爐(ろ)で,線香の煙でお清めを受けました。ウシガエルをここに置くまでは沢山の人の手伸びていましたが,この撮影の瞬間は一斉に引っ込んでしまいました。 

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 本堂内です。右奥の坊さんが読経し,祈願の料金を納めた方々が十数人堂内の椅子に座っていました。更に右側で大きな太鼓がドンドンドンドン低い音で打ち続けられていました。

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 本堂の左手の階段を下りて外に出て,山門の大通りの裏側にあった巨大な狛犬の口の中で,ウシガエルがポーズ。

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 淡島堂の門から西へ進んで,カッパ橋の道具街へ向かいました。切り子ガラスの店でパチリ。下に照明のあるトレース台のような展示台の上に並んでいたので,色が鮮やかでした。

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 カッパ橋の「かっぱ河太郎像」の足元でポーズ。

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 道具街でカエルの民芸品らしいオモチャを売ってました。背中のデコボコを木の棒でこすると,ゲロゲロを鳴き声を発します。ここにウシガエルを置くと,この展示を見ていた若い二人の女性が「うわっ!」と驚きの声を出したので,「オモチャオモチャ」と慌てて説明し,素早く撮影。

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「ウシガエルに引かれて浅草寺参り」はこれにて終了。あー疲れた。けど楽しかった。