あなたは、暗い
私の底にある 暗さを誘い
引きずり上げる
その癖
ちょっぴりの 希望を添え
言葉を 整える
あなたに感染しそうになる
私に寄らないでほしい
わたしは、あなたから遠ざかる
ここには、
原始のような 影と光がある
ここへ、
わたしは あなたを呼ばない と
そう言えば
開かれ
誰も通らない道に
人は あふれだす
一様に 個々の名を持ち
歩きだす
小道も
大通りにも
人々は 闊歩する
その今を
忘れてもいい
忘れられても いい、
強靭な 魂は
誰もが 持っていて
魂に 誇りがあるならば、
変幻自在な魂も
空の広さに 頁を繰れば
翻り
保するだろう
たった ひとりで、
誰も見なかった 世界を
ゆったり
自在に闊歩し
そうして 呼ぶのだ
そこに、とどまりなさい
いづれ はゞたく日まで
私たちは あなたで、
いつでも 待っている
(この世の始まりから 為された。
いつでも あなたを 歓迎する、
と
R3.5.21
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