登場人物として
大臣が 机の上を歩いている
机の上の果物皿のなかで
スカートをはいた王さまは満足している
端役は
花瓶にいけられた花だろうか
小部屋に匂いをただよわせている
月が窓から覗く
よき晩であることよ
いっせいに
大臣 王さま 花がうなずく
ゆらぐ
ロウソクのあかりに
くっきり、
うなずいているのが見える
R3.4.3
登場人物として
大臣が 机の上を歩いている
机の上の果物皿のなかで
スカートをはいた王さまは満足している
端役は
花瓶にいけられた花だろうか
小部屋に匂いをただよわせている
月が窓から覗く
よき晩であることよ
いっせいに
大臣 王さま 花がうなずく
ゆらぐ
ロウソクのあかりに
くっきり、
うなずいているのが見える
R3.4.3
今朝,石神井公園のボート池に向かう途中,マンションの前で,
ベニバナミツマタを発見!アップも撮影したけどピンボケでした。
また明日の朝に撮り直すつもり。
そのまま進んで,石神井公園記念庭園でモミジの若葉とツツジを撮影。
ニコンのD5600のマニュアル撮影で,シャッター速度とフォーカスの
設定が,ディスプレイの指タッチで切り替えられるのを初めて知る(^o^;)。
斎藤茂吉歌集を買い読んでいたら
小林一茶すら読んだことがないのに気付き
注文した
正岡子規式生活をしている
枕元には
高校の時買った
「日本詩人全集」(!)
(新潮社・箱入り・三百三十円)が
ちらばっている
いやに
昔の人と交流している
TV「アボンリーへの道」も
「懐かしの名作劇場/ドクタークイン」も
百年前の話だ
いやに
昔が近いのだ
ぼうぼうと せいれいが 顕れ
ふっさりと わたしを いざなう
遊んでいるのは せいれいの方で
余裕のある顔付きで
まだ七十か
おれたち
わたしたちはとだけいって
口をつぐむ
くつくつと わらいごえがする
その声は
遠ざかるようで
遠ざからない この世から、
発している
R3.4.2
今朝は武蔵関公園へ。そのポタリングの途中で撮影した
(たぶん)トキワマンサク。
公園は根元あたりに苔のある樹木が多い。そして,名物の
池の松の島のハナダイコンの群生。
モミジバフウの林の下は一面の苔で,その上に丸い実が
沢山落ちていました。あーっ,拾ってくればよかった。
昨日の撮影です。練馬高野台駅近く,石神井川沿いの色違いの八重桜です。
曇り空でも映えますね。最近はすべてマニュアルモードで,
結果をチェックし,調整しながら撮影しています。まだ失敗が多い……。
地に路
空に月
地平線に赤赤とほろほろと陽がしずんでいく
その時 心はどこにいるのか心は
どこへいくのか
わたしを 離して
R3.4.1
響く
水の底に
木の梢に
天(そら)の高みに
届く
いっしんに燃え、
とうめいに消えていく
うたはいい
さらさらと
砂がくずれる
すくいあげても
さらさら
と
砂はくずれる
響き
そのときも
光はそっている
波
くりかえし
おしよせる
あらいつゞける
光ほとばしり》
わたしは呼ぶ、
あなたの名前を
R3.4.1
藤の花が咲き始めました。房はまだ短い。
それと近くの公園では,残り少ないサクラの
花びらを宙で受け取る遊びの女の子たち。
これは私も今もやります。地面をまだ知らない
花びらは特別な感じがします。が,結局は
それも地面に捨てる……。
冬の風が
饒舌なので
あたし黙るわ
と土の中で丸くなっていた球根は
春の光に打たれ
ひと日ずつ
光のほうへ
緑色の首をのばした
百合になるのは
もう少しだ
もう少しで、
とろっ と
咲くように 話しだす
R3.3.31
今朝は,大泉八坂神社の中里富士のツツジの咲き具合を
チェックに行ってきました。
その前に,神社の階段を撮影中,左側の大木の切り株の上で猫が
寝ていたのを,起こしてしまいました。
中里富士の築山では,ツツジ一部咲き始めましたが,
まだ最高の景観には何日かかかりそうでした。
この神社へ行くのには,近くの光が丘公園駅の周辺にある,電動アシスト自転車の
シェアサイクルを使うと便利かもしれません。ICカードの用意が
必要ですけど。