長尾景虎の戯言

読んだり聞いたりして面白かった物語やお噺等についてや感じたこと等を、その折々の気分で口調を変えて語っています。

東直己著【探偵はひとりぼっち】

2018-01-12 11:00:15 | 本と雑誌

1998年4月10日初版印刷 1998年4月15日初版発行
みんなに愛されていたオカマのマサコちゃんが、マンションの駐車場で全身をめった打ちにされて殺された。
やがて、若いころ愛人同士だったという北海道選出の代議士に、スキャンダルを恐れて消されたのではないかという噂が流れはじめる。
マサコちゃんの友人だった〈俺〉は、周囲が脅えて口を閉ざすなか果敢に調査に乗り出すが、身辺に次々と奇怪な出来事が…!
ススキノの便利屋探偵がかつてない強敵に挑む。
殺された友のために、立ち上がれる奴はいないのか!
誰に脅されようが諭されようが、忠告されようが、みんなに総すかんをくらおうが、〈俺〉は頑固に突き進む!
お馴染みススキノ探偵シリーズで、映画「探偵はBARにいる2」(大泉洋と松田龍平のコンビ)の原作である。
今回の〈俺〉は、相棒の高田も負傷し、孤軍奮闘、ピンチの連続である…。
ついにはススキノにも居られず居場所もなくなり、〈俺〉は札幌の街を彷徨うが、次から次へと〈俺〉を狙う奴らがやってくる!
それでも、敵に一泡吹かせてやらないと気が収まらない〈俺〉がいた…。
アル中の酔っぱらいがまた、ススキノを舞台に小説を書いた。


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