家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
現在は、ダニエル元町本店にてワークショップ体験をご案内

家具の学校を3年間通って その3

2007年04月05日 | Weblog
家具の学校を3年間通われた森Gさんのブログに書かれていた文章を転載させていただきました。
ダニエル家具の学校の3年間を振り返って
3月31日で3年間通った「ダニエル家具の学校」を卒業しました。
3年間で作成した作品は「釘箱」「道具箱」「ミッシェル(イス)」「オットマン」「スツール」「ナイトテーブル」などで、いずれも実生活で使用されています。
第一期生ということもあって学校が用意したカリキュラムを基に、生徒側からも要望を出させていただきながら、一緒になって手探りで方向性を見出してきた、そんな3年間だったように思います。それだけに、大変充実した週末を送ることができました。最初はキット化された材料を釘で打ちつけて組み立てる程度だったのが、最終的には木取りから、かなり高度な仕口加工、組み立て、塗装まで一通りできるようになり、それに必要な道具のメンテナンスも習得できました。小生がこの3年間で得た体験、特に熟練した技を目の当たりにできたことは、技術の習得・向上に大変役に立ち、今後の家具造りにも大いに参考となりました。また、上級クラスまで一緒に切磋琢磨した素晴らしい仲間にも会えました。力強いリーダーシップで我々を引っ張ってくれた兄貴肌の安Dさん、理論派でアイデアマンの小Nさん、うまくいかずカリカリしている我々を和ませてくれたムードメーカーの山Dさん、問題意識が高く、研究熱心な山Sさん、一見おとなしいが内に秘めたファイトは一番の芸術肌の波STさん、皆個性豊かな素晴らしい方々でした。今後も是非お付き合いをさせていただきたく、お願いいたします。そして、なんといっても特筆すべきは家具製作・手加工の技能検定試験を受験したことです。高橋社長のご尽力により我々にも受験資格を与えていただき合格に向けて猛特訓をしました。お陰で全員合格の快挙?を成し遂げました。本当にうれしく思う反面、今後の作品造りに有資格者としての責任を感じております。この夏にはイス張りの技能検定も受検する予定です。また、全員合格を目指します。
初級クラスで作成した道具箱にダニエルのロゴマークを押印(焼印)した感激は今も鮮明に覚えています。また、卒業時には念願であったダニエルのジャンパーをいただきました。その、感激や感動をいつまでも大事にし、より精度の高い家具造りに精進したいと思っています。
コメント
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