家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
現在は、ダニエル元町本店にてワークショップ体験をご案内

新年度へむけて

2008年03月29日 | Weblog
いよいよ4月5日から5期生の授業が始まります。
初級は、4月5日10時から入学式が始まります。島崎校長のオリエンテーション
で家具の学校の理念等を話されると思います。
中級は、機械加工のための原寸図作成となります。
上級は、手加工試験への挑戦となり 道具の調整からの授業です。
1年間頑張りましょう。

3月28日島崎先生と卒業生(1期生、2期生の生徒さん各1名)打ち合わせをした結果専攻科を卒業生を対象に開設します。
家具の学校初級から上級までは、課題にそつて製作する授業でした。
 そこで専攻科は、自主的に個々がデザインを考え ミニモデルを作り 実物を製作して行く講座としたいと思います。
4月中旬までに卒業生には手紙を差し上げる予定です。協力を御願いします。

先週のブログで載せた富士桜が満開になりました。
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春休み

2008年03月23日 | Weblog
すっかり春らしくなり桜の開花の宣言がされました。
自宅の富士桜(富士山の2合目付近に自生している桜で盆栽に使われてます。花の向きは、いつも下向きなので生娘桜とも言われます)を見てみたら所々に咲いてましたので写真を掲載します。

専攻科の準備で卒業生と島崎校長の事務所に28日に行く予定です。
案がまとまれば皆さんにお知らせします。
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修了にあたり

2008年03月19日 | Weblog
初級の生徒Sさんの感想文を、掲載します。
「初級の一年間を終えて」        四期生 N.Sさん

 次の土曜日が「家具の学校」初級の最後の授業になる時に、これ迄の一年間を振り返って、何と早かったのかと驚くばかりです。
 未だ、終了課題のミッシェル・サイドチェアーは仕上がっていませんし、打ち傷防止のテープが巻きついたままです。
最終日は午前中の2時間だけだと明示されているので、最後の鋲打ちを焦って大きな傷を付けないかと心配な反面、テープを剥がして完成した姿を見る楽しみも、又、大きなものです。
 ミッシェルの製作が、始めは上級の課題であったものを、初級に変えたと聞きました。
「家具の学校」に入学した全員に、ダニエル品質の椅子を作らせて、家具製作の実際を経験させる、という初級カリキュラムの趣旨を、一年間を終えて理解することができました。  
入学時に、前野事務長の説明の中で、自分で製作したダニエルのミッシェルを持って帰ることを強調されました。その時は、椅子ひとつ作ることが一年間のテーマかと高をくくっていました。
 木工は、ミッシェルの部材が既に加工されたものを組み立てるだけで、2回休んでも追いつくことが出来ました。伊勢原での塗装は、私にとり初めての経験で、ダニエルカラーにプラスして私の色を作ろうと工夫しました。
幸い、樺材の無塗装のサイドテーブルを持っており、それに同じ色を塗ることで、木部の色には自信があります。張りは、吉田先生が簡単だ簡単だと仰るし、5日間もあるので油断していました。
張りの一番の反省点は、伸びの少ない布地を選択したのに、革張りと同じ様にバネの高さを調整したことです。
結局、座面の釘打ちを2回やることになってしまいました。薄い布地を使う場合は、バネを2~3cm低くした方が仕上がりが綺麗で釘打ちも楽になると、一言助言してもらったら、これほど苦労することは無かったと悔やんでいます。
反省点が多くありますが、これほど一つのことに熱中したのは久しぶりのことです。
もう一度ミッシェルの製作にトライしたいと考えています。次の時は、部材の加工と布地の縫製を自分の手でやります。その前に、釘打ちを真っ直ぐ揃えて打てる基礎技術を身につけなければなりませんが。
 この一年間、土曜日に学校へ来ることが楽しみでした。クラスメートは、男女・年齢・仕事のどの面をとってもユニークな人の集まりで、全員が中級へ行けたら好いなと思います。健康面・仕事面・学業面で半分の人が初級で終了されます。
我々の四期生はこれからもお付き合いを続けて行きたいと思います。1~2年経って、又、中級へ来られることを願っています。
 島崎校長の格調高い講義内容を傾聴させていただきました。和田先生・天野先生・有福先生・吉田先生のプロの技が光る指導に感謝申し上げます。将来ともに「家具の学校」が発展充実され、木の家具が好きで、本物を見分けられる卒業生を増やしていってください。

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3月15日

2008年03月17日 | Weblog
19年度の授業もすべて終わりホッとすると同時に一抹の寂しさがあります。

今年度は、生徒さん達に満足な授業を提供できたのか?と考えております。

来年度の授業方針を講師達と綿密な打ち合わせを行いより良い家具の学校を目指したいと思います。
 
 また島崎校長が、修了式で話された専攻科設立の準備室を設け 卒業生と打ち合

わせしながら進めていく予定です。

自分たちでデザインを決めミニモデルを製作し、実物を製作する流れとする予定です。

今週初級の修了の生徒さんの感想文を掲載します。
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5期生締切期限

2008年03月14日 | Weblog
5期生の締め切りまじかになりました。
  

場所横浜市西区岡野2-17-20 
     電話045-311-4001

  希望者は、電話またはメールでご連絡ください。

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卒業にあたり

2008年03月12日 | Weblog
修了式に、I女史が読まれた答辞を掲載します。
ご卒業おめでとうございます。

家具の学校を卒業3月8日にとうとう家具の学校を卒業します。あっというまの3年間でした。
友人にダニエルが家具の学校の2期生を募集していると聞いたのは3月も中頃のことで、家族に説明だけでも聞いてくると出かけそのまま申し込んでしまいました。当然のことながら家族はびっくり、いったいお母さん何考えてるのと、もともと手作りが大好きで籐工芸、染めの花、押絵それに木工も女性だけのグループで10年近く試行錯誤しながらやっておりました。
それですから家族にとって60歳になろうとする年齢の私がそれ以上勉強して何になると、でも取り合えず1年間だけのはずがとうとう3年間、初級の座学はデッサン、製図やコンパスを使っての5角形の書き方など木工に関しての基礎をみっちり教えていただき、実技にミシェルの組み立て、塗装、張り、を学びました。
2年目には木工機械を駆使しての引き出しつきのスツール、これで私の機械恐怖症も随分緩和されました。鋸やカンナを使用するだけの木工では作るものに限度がありました。小さな物を作るうちはそれでもいいのですが、少し大きめの物を作るとなると女性の私では大変です。機械を教えていただけるのならと中級に進級と同時にテーブルソーを購入してしまいました。危険防止の為の治具を駆使しての作業と緻密な作業はいいかげんな木工をしてきた私には本当にいい経験でした。
3年目に入り家具手加工2級の試験を受けることになりました。それからが大変でした実技テストのためにカンナの仕込みから教えていただき、カンナ、鑿、鋸と暇があると家でも練習しておりました。
今までは本など見ながらの独学でしたが実際に目で見てすぐに蟻継ぎなどの組み手の加工や刃物類の研ぎと半年近くを夢中で練習し、筆記テストの為に学生時代に戻ったように勉強しと、こんなに夢中になることの出来る時間を得た事がとても幸せでした。
お陰で家具手加工2級の資格を取得することができました。
テスト後は1部手加工を入れてのナイトテーブル作りも無事終わり、今は椰子のかわなど全て自然素材を使ってのスツール作りに専念しています。
家具の学校での椅子の張りは初めてのことの連続でしたが、お陰でその技術は我が家の4脚の椅子の張替え、正座椅子作りにと木工の世界に広がりを持たせてくれました。
この3年間男性と比べやはり体力的についていくのがやっとの時もありましたが、先生方に教え支えていただき又力強い2期生の仲間に支えられ毎週土曜日が来るのが楽しくてしょうがありませんでした。
卒業しても力強い仲間が出来たことはこれからの私の木工をもっと楽しく彩っていけるだろうと確信しています。先生方や2期生の皆さん本当にありがとうございました。


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3月8日は、修了式

2008年03月08日 | Weblog
 修了式 おめでとう
今日は、19年度家具の学校修了式です。
初級は、1年間で道具の使い方から始めミシェルの椅子を無事完成させました。
20人生徒さんが全員無事修了することができました。全員で記念撮影 万歳

中級は、スツールと補修の仕方を学びました。 記念撮影。

上級は、2級の手加工試験へ挑戦しまたナイトテーブル、スツール製作をし卒業となりました。 おめでとうございます。 修了式での島崎校長 高橋社長 和田講師

卒業生も2級張り試験の合格証を授与されるため参列しました。

総勢50名以上でお祝いの懇親会がありました。皆さん別れ惜しみながら帰られました。

次のブログは、卒業にあたり答辞を述べられたIさんの文章をアップする予定です。
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上級生の感想文 最終回

2008年03月03日 | Weblog
3回掲載しましたが、最終回となります。先週の続きからです。

 上級の課題制作はナイトテーブル。今度は、引き出しの下に扉付き
の棚部分が加わりますので、一層の精度と材の伸縮を逃す取り回し
などが要求され、サイズは小さめでも本格的な家具を作ったという
達成感が味わえました。
以上が駆け足で振り返った3年間です。

ところで普通「職人技」 「職人気質」というと、頑固一徹無愛想
覚えたきゃ盗みな、みたいに云われることが多いけれどダニエル
の洋家具はクラッシックで格調高いことに加えお洒落なせいか
先生の職人さんもスタッフの皆さんもとてもスマート。
高橋社長の揺るぎない見識やポリシーのもとで先生方の指導は、
厳しいですが厳しいだけではなく、 理由を示しながら何度もやって
見せてくれ出来るようになるまで手抜きがありません。
まあ殴られるのが好きとか、ぜひ便所掃除から始めたいという人
は別として、真面目に段階を踏み、目と手で納得しながら、伝統の
技を通して本格的な素材と向き合いたいというのであれば
「家具の学校」は、良い選択だと思います。
 私たちは、この春で上級を終え「卒業」となりますがそれで終わり
というわけでなく、同級生相互と学校とのお付き合いがさまざまな
形で続くのも楽しみです。 私自身は、そのうちコンペに参加したり
オリジナルなデザインの提案ができるようになれれば嬉しいですが
それも元気なればこそですから、まずはけがなしの健康第一が
モットーです。

ナイトテーブル機械加工の写真
塗装前のナイトテーブル
ナイトテーブルの完成
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3月1日の授業

2008年03月01日 | Weblog
初級のクラス生徒さん、椅子が出来上がった人もいました。
製作中の椅子写真
出来上がった椅子

中級は、塗装の最後の授業でコンソールの塗装をしました。

上級は、2級の張りの練習です。黙々と練習をする生徒さん。

いよいよ来週で19年度の授業も終わりとなります。
初級の生徒さん達は、お別れ会を開催して大いに盛り上がっているでしょう。
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