家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
現在は、ダニエル元町本店にてワークショップ体験をご案内

4月28日の授業

2007年04月30日 | Weblog
いよいよ今日からゴールデンウィークになりました。誰がスケジュール組んだか今日は授業がありました。
私も29日に卒業生のヨットに乗せてもらうので今日にブログの変更になり遅れて申し訳ございません。

初級の授業を行っている横浜から中級、上級をしている伊勢原まで移動をしましたがふだんより空いて40分で到着しました。
さて初級は、今日は、座学は、木材の種類の講義がありました。
午後は、鉋の使い方その2でした。

中級は、原寸の最後の授業になり来週から木取りになります。
久しぶりに中級の写真を掲載します。

原寸図の拡大写真

上級生は、道具の調整と試験で使うけ引きを自分で作りました。
今日はダニエルの工場が稼働日なので見学をしました。
轆轤(ろくろ)で脚部の製作をみて皆びっくりしてました。

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一期生生徒さんの作品

2007年04月27日 | Weblog
上級を今年卒業した小○さんの作品、
上級の実技でナイトテーブルを作っているとき箪笥を作りたいと言ってた生徒さんが半年がかりで挑戦をしてついに出来上がりました。
能力と努力で立派に出来感心しました。
塗装は、ダニエルカラーかな?
 

4月28日の授業のブログは4月30日にアップします。
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4月21日の授業

2007年04月21日 | Weblog
今日自宅で咲いた牡丹の花を教室で飾って見ました。

初級は、午前鑿(のみ)の座学を行い、午後は、カンナの調整台直しと刃の砥ぎ方を実際に行いました。調整後鉋で切れ味を体験しあまりの違いに生徒さんは驚いてました。

中級は、原寸図を書きなかなか線の表現ができず苦労してました。

上級は、鉋の調整を徹底的に指導を受け手加工の難しさを実感してる様子でした。

卒業した生徒は、椅子張りへの挑戦のため吉田講師のトライアル実演を目を皿にして見てました。
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4月14日の授業

2007年04月14日 | Weblog
初級は、午前中座学で和田講師の道具の説明鋸と鉋 午後は、道具の使い方 カンナの台直しの方法を天野講師が実演しました。
長い経験に基づいた実演なので生徒さん達が感心してました。
天野講師実演


中級は、スツールの原寸図を書きいよいよ木取りへの準備です。

上級は、原点に返り鉋と鑿の刃の砥ぎ練習です。
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4期生始まる

2007年04月07日 | Weblog
今日4期生の入学式が行われました。生徒さんは、希望と期待で目をきらきらと輝やかせておりました。事務局としても4回目となりますが皆さんの期待を裏切らないようにするために緊張感で一杯です。

今期初級は、男性15人女性5人です。
島崎校長のオリエンテーションがあり講師紹介、生徒さんの自己紹介があり午後は
木工初歩の実技がありました。
初級オリエンテーション風景


中級は、12名の生徒です。伊勢原工場で原寸図の描き方の授業です。
中級実技教室

上級は、8名の生徒です。木工の道具の整備から始まりました
上級実技風景
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家具の学校を3年間通って その3

2007年04月05日 | Weblog
家具の学校を3年間通われた森Gさんのブログに書かれていた文章を転載させていただきました。
ダニエル家具の学校の3年間を振り返って
3月31日で3年間通った「ダニエル家具の学校」を卒業しました。
3年間で作成した作品は「釘箱」「道具箱」「ミッシェル(イス)」「オットマン」「スツール」「ナイトテーブル」などで、いずれも実生活で使用されています。
第一期生ということもあって学校が用意したカリキュラムを基に、生徒側からも要望を出させていただきながら、一緒になって手探りで方向性を見出してきた、そんな3年間だったように思います。それだけに、大変充実した週末を送ることができました。最初はキット化された材料を釘で打ちつけて組み立てる程度だったのが、最終的には木取りから、かなり高度な仕口加工、組み立て、塗装まで一通りできるようになり、それに必要な道具のメンテナンスも習得できました。小生がこの3年間で得た体験、特に熟練した技を目の当たりにできたことは、技術の習得・向上に大変役に立ち、今後の家具造りにも大いに参考となりました。また、上級クラスまで一緒に切磋琢磨した素晴らしい仲間にも会えました。力強いリーダーシップで我々を引っ張ってくれた兄貴肌の安Dさん、理論派でアイデアマンの小Nさん、うまくいかずカリカリしている我々を和ませてくれたムードメーカーの山Dさん、問題意識が高く、研究熱心な山Sさん、一見おとなしいが内に秘めたファイトは一番の芸術肌の波STさん、皆個性豊かな素晴らしい方々でした。今後も是非お付き合いをさせていただきたく、お願いいたします。そして、なんといっても特筆すべきは家具製作・手加工の技能検定試験を受験したことです。高橋社長のご尽力により我々にも受験資格を与えていただき合格に向けて猛特訓をしました。お陰で全員合格の快挙?を成し遂げました。本当にうれしく思う反面、今後の作品造りに有資格者としての責任を感じております。この夏にはイス張りの技能検定も受検する予定です。また、全員合格を目指します。
初級クラスで作成した道具箱にダニエルのロゴマークを押印(焼印)した感激は今も鮮明に覚えています。また、卒業時には念願であったダニエルのジャンパーをいただきました。その、感激や感動をいつまでも大事にし、より精度の高い家具造りに精進したいと思っています。
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家具の学校を3年間通って その2

2007年04月03日 | Weblog
3年間通って まだまだ通いたい気分の生徒さんの感想文


上級終了にあたり 
                            平成19年3月31日
                             山下 竜平

時の経つのは早いものです。
今から4年近く前、通勤途上で見た新聞記事に目がとまりました。
「ダニエルが家具の学校を開校する」あのダニエルが一般に学校を開校する。ちょっと信じられないことでした。
すぐに問い合わせると、準備整い次第ご連絡下さるとのこと期待を胸にご連絡をお待ちしました。
しかし、年末になってもご連絡がありませんでした。
後で知ったことですが、高橋社長が病と格闘されていたことを。
1月の説明会は希望者が殺到、3回に分けての説明会だったと思いますが、
1回目の説明会で、ほぼ生徒が決まってしまったとのことでした。
3回目の説明会に伺った私は運良く入れていただくことができました。
私共は、1期生、学校も生徒もすべてが始めて手探りだったように思います。
毎週土曜日に集まる生徒の眼は光輝いていました。
高橋社長始め先生方も、これから何が起きるのかと興味津々、暖かく見守って下さいました。
私が何よりうれしかったのは、先生方、スタッフの方々皆さんが紳士淑女でいらしたこと。とても、丁寧に接して下さったことは幸せでした。
1年目の初めは、天野先生の箱物。作業箱作りで始まりましたが、一つ一つが丁寧に作り上げることを先ず教わりました。初めて触れる塗装という作業は、その工程の多さ、ムラを作らず塗ることの難しさを痛感しましたが、これについては全く身につきませんでした。
最後は、ミッシェル作成に向けて張り作業。張りは、小学校の裁縫以来全く経験していない新しい世界でした。ゆがんだクッションが出来たりしましたが、吉田・三富両先生に手取り足取り手伝って頂き何とか完成したミッシェルは感激でした。
今も家で輝いてます。我が家のアクセントになっています。

2年目は、伊勢原工場の一部を提供頂くことでスタートしました。
中級に残ったのは6名。小家族になりましたが、まとまった良いチームとなりました。
最初の作業は、関野先生と生徒による工場掃除。スツール作成では先生の設計図に注文をつけ、勝手に設計変更を試みるなど生意気なことをしてしまいました。でも全てが良い経験となりました。
何も身についていないと思っていた自分が、気がついたら、額縁やクッションはそれなりに作れるようになっていました。

3年目は、木工手加工の資格取得が課題と言われ、目を白黒。
佐宗先生に手本を示して頂いた後、自分でやって見るものの、何一つまともに出来ず、時間は所定の2倍位近くかかる有様。そこから佐宗先生と生徒の3ヶ月の特訓が始まりました。みなで夢中で練習しました。時には酸欠状態でフラフラになったり、指から血が出ても気付かなかったり、集中出来た楽しい特訓でした。
佐宗先生の献身的なご指導のおかげで、全員合格出来ました。有難うございました。

この3年間を通じて、物は丁寧に作ること。治具を自分で工夫すること。そして先生方の動作に全く無駄のないこと等、数限りないことを教えて頂きました。私にとりましては、この3年間はモノ作りの基本を教えて頂いた事と共に、ダニエルの皆様と親しくさせていただいたことが貴重な人生の1ページとなりました。
一旦は家具の学校を出ることになりますが、今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

最後に、ダニエルならびに全てのスタッフの方々の益々のご発展を祈念申し上げます。
長いこと、有難うございました。
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3年間家具の学校に通って その1

2007年04月03日 | Weblog
3年間初級、中級、上級と通われた方の感想文を掲載します。
                   平成19年3月31日
上級修了にあたり           波佐谷 明男  
「継続は力なり」

部屋に合わせた家具をつくっていこうと思い、どうしていけばいいのかと思っていたところ、ダニエルで家具の学校を開校するとの話を妻から聞きました。
 第一期生の募集があり、このようなことは初めがおもしろいということで夫婦そろって参加したのがこの3年間の始まりでした。
 実際、作業を始めてみると、まともに木を切るとか、穴を開けるとか、組み上げるのが、意外とできないということが実感されました。
 それで、どうすれば良いのか自分で考える、人の作業を良くみて、取り入れてみる、学校でためしてみる、また考える、の繰り返しでした。
 このように創造的に事を進めている自分がおもしろく、いつの間にか上級まで頑張ってきました。
 そこでむかえたのが、社長からの家具製作手加工2級受験の試練。
 やはり最初は、できない自分でしたが、ここで創造のパワーをみごとに発揮し、試験を落ち着いてこなしている自分がいました。
 試験結果は、1期生みなさんとても満足のいく結果でした。

 島崎校長が入校の時に「継続は力なり」と話していました。まさにその通りであり、創造することの楽しさ、そのことによって道は開かれることを十分に体験させていただきました。
 1期生は超個性人の集まりで(と自分では思っていますが)、スタッフの方々にはいろいろとわがまま言い放題で、ご迷惑をかけたことと思いますが、3年間ありがとうございました。
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