家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
現在は、ダニエル元町本店にてワークショップ体験をご案内

初級の授業平成24年1月28日

2012年01月31日 | Weblog
今日からミシェルの椅子の張りに突入、
みんな集まってます。何かな?

今村講師の実演です。



熱心にメモを取ってました。



入学説明会に来校された方が張りの実技を見学。
吉田講師にマグネットハンマーの説明を受ける。

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塗装の講師 その1

2012年01月29日 | Weblog
本坊 修一さん

Q:本坊という名前は珍しいのですが、どちらのご出身ですか?
本:鹿児島です。本坊酒造とか知りません?鹿児島でも本坊という名前は、あまりないかもしれませんね。
Q:じゃあ、鹿児島で育った。
本:高校まで鹿児島で育って、小平市にあるインテリア専門学校を出てダニエルの試験を受けて。
Q:個人経営のリフォーム会社の試験で「どらえもん」を書きなさいというのがあると聞いたことがありますが、ダニエルの試験は実技もあるのですか?
本:僕の時は面接が主だったかな、筆記も少しあったけど。ここは、真っ白な状態で入って、ダニエルの技術を習得して育てていくというやり方ですね。
Q:そうすると、入って何年?
本:そろそろ10年かな。今30歳だから。
Q:塗装でお付き合いいただいてますが、色々なことをやるのですか?
本:今は、塗装が仕上がったものにガラスを入れたり、金具を取り付けて、最後の出荷までする。だから、お客さんに一番近づく位置かな。
Q:私たちは7期生ですから、もう7年、初級を教えている・・・。
本:僕は学校の人とは3,4年かな。
Q:素人を教えるというのは手間が掛かるだろうなあと、ブキッチョ代表としては思うのですが。
本:僕らは教えるというか、助言するのが役割と思っているから、むしろ我々の話を聞かずにどんどん進んで、失敗してしまってから「これ、どうしましょう」って来られる方が・・・。
Q:素人に助言することは先生方に益になることってあるんですか?
本:聞かれた時に自分でも分からないことがあると調べたり、有福さんに聞いたりして勉強になりますよ。
Q:20人の個性を相手に実技を見るというのは大変だろうなと思いますが。
本:今年から3人の講師になったので目が行き届きやすくなったと思います。二つのブースしか無いので、塗装は乾燥待ちがどうしてもあるので、その時間をどう使うかが問題かな。
Q:伊勢原に来るのは僅かな回数しか残っていないので、7期生に「送る言葉」をお願いします。
本:家具作りに興味を持って通っている人たちなので、できれば中級、上級と進んでもらいたいですが、初級で止めても、ここで学んだことを何かしらの趣味として続けていただければ、僕らもお教えした甲斐があるなと思います。
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入学説明会第2回平成24年1月28日

2012年01月26日 | Weblog
1月21日入学説明会が開催されました。
多数の方が参加されました。

次回の説明会は、開催日時 2012年1月28日(土)午後1時30分~
開催場所 横浜市西区岡野2-17-20 ダニエル事業本部2階
参加方法 メールまたはお電話にて直接お申込み下さい。
 ダニエル家具の学校事務局 Tel:045-311-8689 Mail:kagunogakkou@daniel.co.jp

ダニエル家具の学校
事務局 前野 彰克
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塗装の講師 瀬田さんがインタビュー

2012年01月25日 | Weblog


・家具の学校に関わってみて生徒の傾向に変化を感じますか?
「僕は家具の学校で教える立場になって7年になりますが、みなさんの家具に対する熱心さは変わらないですね。休日しか出来ないとか、家では出来ない人がほとんどなので、土曜日の講習を楽しみしてくれている人が多いと思います。講習を楽しむと共に、技術を習得しようと必死になっている気持ちがすごく伝わってくるんですよ。だから、僕らとしても少ない時間でも、出来る限りのことを覚えていただこうと精いっぱい頑張って、それに応えなきゃという気持ちになります。実際に、ご自分で塗装をする場合は水性塗料などの履け塗りが中心だろうと思います。学校を開設した当初は皆さんに身近な履け塗りの講習も考えたのですが、講習日数に制限があるのと、塗装ブースが使えるので、ラッカ―やウレタンを使って本格的とまではいかなくても、スプレー塗装の触りを体験して頂くのもいいのではないかと。正直、スプレー塗装は皆さんも、教えるほうも大変なんですが・・・。講習ではスプレーガンの扱いよりも、工程とか塗装の基本を特に覚えておいて頂きたいと思います」

・有福さんが、定規を使って測るのとは違って、塗装は感覚を研ぎ澄まして塗ると言ったのが印象に残っているのですが。
「初級の皆さんが、延べ1週間の塗装講習を受けて塗装に対しての気持ちがかなり変わったのではないかと思います。加工と違って、塗装はどちらかというと絵を描いたりする感覚に近いかもしれません。着色では何色も混ぜて目的の色を作るなんて久しぶりの方もいらっしゃるのではないかと思います。また、着色だけのとカラークリアーを掛けたのでは、感じも変わってきます。色って定規では測れないし、色相(しきそう)、明度、彩度とか、もう感覚しかない!みたいな所があります。だから、木工と塗装は別物というか、別の分野だと思います。それから着色する物と道具が離れているスプレーガンは随分と難しかったのではないかと思います。僕なんか、未だに流してしまうこともあるくらいですから」

・興味の方向も、経験もまったく違う20人相手というのは、大変かな・・・。
「大変というのではなくて、どうしたら満足感を持って帰っていただけるかと。
初歩の初歩から始める人を対象に授業や説明をやるように心掛けているけれど、それだけだと経験のある人には満足してもらえないかもしれない。その辺のバランスをどう取るかです。僕らとしては技術を少しでも多く教えたい、覚えてもらいたいけれど、延べ1週間位しか講習日数が無いので、技術云々より塗装ってこんなに楽しいんだ、って思って頂ければ嬉しい。手を挙げて質問できない方もいらっしゃると思うので、出来る限り皆さんの間を歩き回って、一人ひとりと話すようには心掛けてはいます。20人だと、なかなかそうもいかないので、皆さんには大変申し訳なく思っています。

・7期生19人に何かお言葉を。
「今年は急きょプリントを作り直しました。実技は毎年同じなのですが、工程が進んでいくと、全員揃って頂いて質問を受けながらの講義が出来ないので、6期生迄で特に多かった質問内容を少しですが取り入れてみました。手書きなので読みにくくてすみません。怖いお姉さん(?)やお兄さんもいなくて、7期生の皆さんの講習は大変楽しかったです。ありがとうございました」











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上級の授業 代行 1月21日

2012年01月22日 | Weblog
堀江さんが、今日休みなので代わりに事務局がアップします。
先週に続きスツールの張りです。
今日は、ミシンでひだ取りをするのに海老沢講師のもと遅くまで頑張りました。
生地取り

ミシン掛け頑張ってます。

スツールに取り付け


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1月21日の授業

2012年01月21日 | Weblog
初級は、脚置台の製作


生地選び


縫製ミシン

出来上がりの足置き台


入学説明会がありました。

来週も開催されます。
希望者は、ご連絡ください。
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上級特派員1月14日

2012年01月20日 | Weblog
上級特派員便り

2012年1月14日 @横浜校   晴

今日から新学期、そしてわれら上級クラスにとって最後の学期となりました。皆さんよろしくお願いいたします。
今日は張りの練習2回目の講習。
前回までにスツール座面の土手作りまで終えている。ここからの続きとなる;

1. 座面の生地を選び、星野、海老沢両講師の指導の下、生地取りをする。 生地選択は好みの柄を」選ぶより、ついつい仕立てやすさで選んでしまう  
2. 生地取りは、(生地が柄物の場合は特に)座面生地を中心に対して対称となるように、また座面生地と玉縁、マチはそれぞれの柄を出来るだけ合わせるように生地を取る
3. 座面用、玉縁用(35x1850)、マチ用(170x900x2枚)の寸法を生地にチャコでしるして生地取りをする
4. ミシンで縫製。座面と玉縁を縫製し、さらにマチを縫い付ける 柄物は柄模様が合うように縫う 表から縫い糸が見えないように際を縫っていく
5. 一方、座面上面に棕櫚を盛って薄い白布で上部を覆う
6. ウレタンフォーム(厚さ30mm)を型取りし、白布を覆うようにボンド付けする
7. スツールの幕板を覆うようにスポンジを幕板に貼りつける
と、ここまでで時間となってしまいました。
縫製がなかなか綺麗に出来ず、縫ってはほどき、縫ってはほどきの繰り返し。海老沢講師が優しく教えてくれるが、縫製作業は決して易しいものではない。ミシンがなかなか言うことを聞いてくれないのだ。時間があっという間に過ぎてゆく。
スツールにはウレタンを貼り、座面の縫製を終え、スツール下部に着けるスカートの縫製は来週の課題だが、初級、中級での張りの作業とはずいぶん違う。進み方が早いのだ。それでも皆何とか食いついている。少しは上達しているのかな・

写真1: 縫製の指導 海老沢講師

写真2: 生地取り

写真3: スツールにウレタンフォーム
  
写真4: 丁寧な縫製作業のTさん


『お道具拝見コーナー』その12(三枝氏投稿)

今回は 接着剤塗布溶器 の紹介です。 同様の物は工場でも使われています。 樹脂製のOIL差しを流用した物です。
家具の組み立ては、如何に手馴れた人でも、難しいものです。
その組み立て手順を見れば、素人か玄人か直ぐわかります。 プロは作業が手早く接着剤も余りはみ出さず、綺麗に仕上げます。
この作業だけは、経験の中から得られる物で、数をこなすプロで無いと出来ない手際のよさと何時も感心しています。
綺麗に手早く接着剤を必要な分量、塗布するには如何したら良いでしょう。
見ると写真に有るような道具で、接着剤を塗布している様です。
これでホゾ穴の縁に接着剤を押し出して塗布します。 けっして塗り広げる様な手間の掛かる事はしていません。 これで材を差し込めば接着剤は穴の中に自然に塗り広がり、余りは底に溜まる様です。
それにこの容器なら狭い場所にも容易に塗布出来ます。
しかし、この容器が有れば上手く塗れると言う訳では無くて、容器の先端部をホゾ穴の縁に差し込むと同時に接着剤を押し出して適量を塗布する、一連の動作を素早く行う技術を身に付ける事が必要です。 それには場数を踏む事が求められる様です。
框組の大型家具では、数十箇所有るホゾ穴に手早く接着剤を塗らないと、オープンタイムの長い白ボンドでも、接着剤は乾いて来ます。
特に乾きの早い夏場は、時間との競争で速さと的確さが求められます。 
そして接着剤は出来る限り外にはみ出さない、必要にして十分な量を塗布する必要が有ります。 余分な接着剤は拭いても、導管に入り込み、着色のむらを起すからです。
鉋や鑿が使いこなせる事は当然として、家具作りには、普段気にも掛けていないこんな所にも、技術の習得が必要となるのです。

写真5: 接着剤容器

文責・編集  堀江

追記:
横浜校の講義の翌日、15日、伊勢原校の木工講師、佐宗さんの新松田のお宅に新年会で招かれました。中級卒の松井さんも参加され、講師ご自慢のピザを中心に次々にお料理が振舞われ、美味しいお酒と共にもう満腹。明るいご家庭に接し、木工談義にも花が咲き、ご家庭にある数々の木工作品にただただ感心、楽しい時間につい長居をしてしまいました。
機会があればまた呼んでください・・・・と、皆が思ったことでしょう。
寒い日でしたが、ご自慢の薪ストーブが暖かく、酔いが心地よい。窓枠にははるかかなたの富士山が額縁の中のように映える。また行きたいですね。

写真6: 佐宗宅新年会

写真7: 厨房の佐宗ご夫妻
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中級の授業24年1月14日

2012年01月16日 | Weblog
今年の中級情報が講師から届きました。
補修した椅子の塗装写真です。

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1月14日新年最初の授業

2012年01月14日 | Weblog
新年初めての授業です。
初級は、全員元気に登校しました。
ミシン練習でクション作り

作ったクションにみんなであんこ詰め

出来上がったクション


足置台の製作
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元町 専攻科発表 その2

2012年01月08日 | Weblog
専攻科発表会が盛況に行われ今日は、2日目です。
メモホルダー製作の状況


内藤講師も岩手から来ていただきました。


専攻科の作品から
実物斉藤さんの作品



中川さんの作品コンセプトと製作途中の作品


棚橋さんの作品

森口さんの作品コンセプトと製作

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