家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
現在は、ダニエル元町本店にてワークショップ体験をご案内

上級と専攻科

2010年07月18日 | Weblog
上級は、無事7月11日試験が終わり今日はリラックスして小椅子作りです。
脚は、ろくろで製作


専攻科のやり取り
斉さんより
もう8回目になるのでしょうか。関口さんはお休み。みんなで図面描きです。「スケッチとのキャッチボールで」なんては、言われてよく分かるのですが唯々慣れない作業、
コンマ以下の目盛、汚れる画面、1/5 or5倍こんがらかる数字  慣れていく事、やってみる事が勉強です、とは言われても・・
山さん、中さんは、正面、側面、平面(上面)図の下書きから。中さんは、レール定規と言うのかカーブの半径を図る定規で曲面を決めたり測ったり。(曲面が多くて大変そう) 
山さんは、さてどうやって書いていこうかと・・他の人と違って上面図がポイントだとか。水曜日にダニエルで特別自習ができるかなと相談していました。(自習の成果はどうなったかな?)
棚さんは、図面の下書きをとか言いながら、でもまだ1本脚にしようか2本脚にしようかと。そこで斉藤は1本脚、山さんは2本脚と好みはそれぞれ。余計に迷わせたみたい。
でも、遅れてても最後はきちんと仕上げる棚橋さん。図面描き最終段階までがちゃんとイメージされてるんだろうな。(まあ良く分からないからともかくやっちゃえ、
という行き当たりばったりの人はこの辺で困ってしまうのです。いつもそうなのです)
斉は相変わらずちっとも思うにままならず。上面図の背の角度によって、頭あて、背もたれ(横木2本と縦桟にしてる)、座面等に少しの材の厚さ分が図面に出てきて、それを側面図から読み取り上面図にまた測って記入、もう頭の中と図面が大混乱。
こんな上から見た時の木の幅や厚さ分なんて作るときに何の関係もねーじゃないかと、ココロの中で悪態をつきながら、でも「やってみる事が勉強!」と口では言ってます。
(側面が平行で正面と直角ならば上面図はあまり必要ないかな?) でもデバイダーがあると便利なことはよく分かりました。
(穴だらけでぼそぼそになりそ!) 図が他の人より簡単な事もあり、残りは寸法線と寸法あたりまで何とか行きましたが、さて17日はどうなりますやら。(毎回おんなじこと言ってるような気がします)
関さんは、24日に島崎先生に1/5模型を作って、見せたいと言ってましたが・・ それと、山さん中さん軟弱にならないで実物まで作りましょうヨ!
 棚さんも何とか山さんを仲間に入れて実物を作ろうとしてます。中さんは実物作って座ってみないと映画のシーンは再現できないと思うのですが・・ みんなで何とか作りましょう!!


1差出人関さんより
図面書きは、先々週でほぼ目処が立っていて、焦りは無かったので、
リクライニング椅子の図面を理解して貰うには、現物で示すのが
手っ取り早いと考えて、24日までに、構造模型を作ると大口を叩いて
いました。
一昨日に図面を完成させて、後十日で模型を作ろうとやり始めたのですが
模型のパーツの木取り表を作ってみると、なんと総数81点の部品が必要
なことが判明しました。
明日は学校に行き、来週は4日間外出予定なので、模型を作っている日数は
2日しか無いことに気がつき、この時間内で何が出来るかを考えています。
根を詰めてやると直ぐ腰が痛くなり、考えが纏まらないので、パソコンを開けると
斉さんの木漏れ陽通信に、私の大法螺が乗っているので、慌てて、言い訳を
書いています。こんなメールを書く暇があれば、少しでも作業をするほうが
有効なことは解かっているのですが。

酒さんより
漁り火通信  
 お暑うございます。
「夏はまた 冬がましじゃと 言いにけり」(江戸川柳)

●森さま ・・・ もうご自分であらゆる想定のもとで勘所をつかんでられるので「放し飼い」状態ですね。もし、「スタイリング」の処理に関することで
何かあればディスカッションしましょう。
●山さま ・・・ 側面と上面から交点を引っ張って来ないと正面は描けません状態(私だってそうしないとわかりません)ですので、明日はマンツーマン
でやりましょう。(いやでしょうけど)
●中さま ・・・ ターゲットとする資料がありますから、いかにそれを自家薬籠中のものにするかにかかっています。先人の苦労を味わいつつ図面化する
のも非常に意義あることだと思います。
●斉さま ・・・ 実際使わない(であろう)数値を入れるのは確かにイラッとされるのはよ~くわかります。現実には同じものを他人に作らせることは今
回ありませんが、誰がいつ取り組んでも再現できるようにと考えた場合、全体像の「絶対資料として」その数値が重い意味を持って来ます。製作そのもののた
めには部品図を別途描くわけですが、それはまたあくまで部品図であって、全体像を規定することができません。
●関さま ・・・ 大変であることに気付かれましたか。なにかやわらかい木で、ポイントになる部分や問題となりそうな部分だけを先行して確認する、と
いう手もあると思います。
●棚さま ・・・ 一本足か二本足か。それは、全体の存在感でどちらが自分の気持ちにフィットするか、でよいのではないでしょうか。ネジレの力を考え
た場合、それへの対応性から言えば二本足のほうが安心はできるでしょう。それと、実際はあまり背当ては使わないかもしれないということとは別に、背当て
の形状は、棚橋さんの場合、全体のスタイリングのポイントにどうもなりそうな気がします。(つまり一番見た目の印象に効いてくるということです。)です
から、ギリギリまでスタイルにはこだわっていいと思います。                   (専攻科名簿順)

コメント
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