家具の学校

『家具の学校』から始まったモノづくり
現在は、ダニエル元町本店にてワークショップ体験をご案内

塗装の講師 その1

2012年01月29日 | Weblog
本坊 修一さん

Q:本坊という名前は珍しいのですが、どちらのご出身ですか?
本:鹿児島です。本坊酒造とか知りません?鹿児島でも本坊という名前は、あまりないかもしれませんね。
Q:じゃあ、鹿児島で育った。
本:高校まで鹿児島で育って、小平市にあるインテリア専門学校を出てダニエルの試験を受けて。
Q:個人経営のリフォーム会社の試験で「どらえもん」を書きなさいというのがあると聞いたことがありますが、ダニエルの試験は実技もあるのですか?
本:僕の時は面接が主だったかな、筆記も少しあったけど。ここは、真っ白な状態で入って、ダニエルの技術を習得して育てていくというやり方ですね。
Q:そうすると、入って何年?
本:そろそろ10年かな。今30歳だから。
Q:塗装でお付き合いいただいてますが、色々なことをやるのですか?
本:今は、塗装が仕上がったものにガラスを入れたり、金具を取り付けて、最後の出荷までする。だから、お客さんに一番近づく位置かな。
Q:私たちは7期生ですから、もう7年、初級を教えている・・・。
本:僕は学校の人とは3,4年かな。
Q:素人を教えるというのは手間が掛かるだろうなあと、ブキッチョ代表としては思うのですが。
本:僕らは教えるというか、助言するのが役割と思っているから、むしろ我々の話を聞かずにどんどん進んで、失敗してしまってから「これ、どうしましょう」って来られる方が・・・。
Q:素人に助言することは先生方に益になることってあるんですか?
本:聞かれた時に自分でも分からないことがあると調べたり、有福さんに聞いたりして勉強になりますよ。
Q:20人の個性を相手に実技を見るというのは大変だろうなと思いますが。
本:今年から3人の講師になったので目が行き届きやすくなったと思います。二つのブースしか無いので、塗装は乾燥待ちがどうしてもあるので、その時間をどう使うかが問題かな。
Q:伊勢原に来るのは僅かな回数しか残っていないので、7期生に「送る言葉」をお願いします。
本:家具作りに興味を持って通っている人たちなので、できれば中級、上級と進んでもらいたいですが、初級で止めても、ここで学んだことを何かしらの趣味として続けていただければ、僕らもお教えした甲斐があるなと思います。
コメント
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