フジバカマである。頭頂部だけを見ると、白い毛だけが強調され、あたかも白花なのであろうかと思うほどだ。
ところがだ、ちょっと目線を変えてみると、ほら、萼片がとても淡い藤色を呈していることがわかる。藤色の袴のような花、この様が名前の由来ともなったといわれる。
こちらは、白花のフジバカマである。筒状花は名前の通り白色だが、萼片を見ると、芽吹いたばかりの若草を思わせる浅緑色をしている。
上記の命名法を踏襲するとすると、差し詰め浅緑袴(アサミドリバカマ)とか、白袴(シロバカマ)といったところだろうか。
淡い紫色だったように思うのだが、色が抜けてきたのかな。ちょっと紫が乗ったような色合いが好きなのだが・・・・・・。
そう、そう、人の言うことなど聞いていられないとでも言うように、気儘に、伸び伸びと、己が我を通すように咲いている。それが自然というやつなのだな。
カラマツソウの仲間たちは常緑なのだろう! 数年ともに暮らしてみて、やっとこう思い至った。
ということは、それ以前は花期が終わるとともに地上部が消えていたということか。その通りなのだから、二の句が継げない。
以前は、ほとんど鉢植えで楽しんでいたのだが、地に下ろしてからやっと常緑ではなかろうかということに気づく。何のことはない、単にへたっぴーだっただけなんだね 汗
悪魔祓い!
いやいや、玉ねぎの腐敗防止とともに、乾燥を促し、追熟させるため!