葉などは痛々しく茶枯れている。あの酷暑のせいであろう。それでも、どっこい、つぼみを付け、開花まで辿り着いた。
まだ一輪だが、かしこにつぼみが見えるようなので、これからもいくつかほころんでくれそうである。
📸2023年10月12日:千切れたり、茶枯れたりした葉。
( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰)📸2023年10月12日:ホトトギスも数本生き残っていた。
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このキバナノホトトギスは宮崎県の固有種であると聞く。イラストや写真を見ると頭頂部から咲いているようだが、なぜかこの子は根本付近から咲いている。個性なのか?
いつぞや、南側のホトトギスが酷暑のせいで全滅してしまったと記した。そう、紫色の斑点のある一般的なホトトギスのことである。ところが、北側の犬走りでほんの数本だが、小さなつぼみを育んでいた。それにしても、痛々しい姿であることよ。
キバナノホトトギスが開花した日、フジバカマに、随分長いことタテハチョウの仲間が滞留している。それほどまでに気に入ってくれたのに、固有の名前がわからない。
Googleレンズに問うてみると、「シータテハであ~る!」とのご託宣。「??? C-タテハ? なんじゃ~それは? 初めて聞いた名前のようじゃが。」
決め手は、羽の裏側に「C」の字の刻印があるのだとか。なるほどね! タテハチョウの仲間も奥が深いってことだね。
📸2023年10月12日:アシタバ(明日葉)の花咲く。
( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰)📸2023年10月12日:ヒメノコンギクにつぼみが一杯。
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西側の犬走りに設置されている室外機の脇、まだハエドクソウが咲いていた。一般的な花期は7~8月というから、天候異変はこんなところにも顔をのぞかせていたという訳だ。
このアシタバは5年、6年と代を重ねている。ひと頃は、お浸しにしたり、天麩羅にしたりして、一所懸命食べていた。健康にいいというから。それもいつしか面倒になり、見向きもしなくなったが、いまなお二株、三株と芽吹いては代を重ねている。
たった1ポット求めただけのヒメノコンギクだったが、やはりこの種はよく増える。小庭の各所で勝手気ままに手足を伸ばし、頃合いを見計らっては咲き出している。
気を揉ませながらも、キバナのホトトギスが咲いた!
アサギマダラは来てくれないが、C-タテハがやってきた!