SaltyDog

               by kaji

牡鹿半島 陸前黒崎灯台 の旅(3/3)

2019-09-23 | 旅と観光
「御番所公園」

展望台などもあり、ここが一番見晴らしが良いと思われる場所。



ベンチに腰掛け、岬の景色を眺めていると、少し先で、若い女性3人組が
大騒ぎ。 良い景色も台無しである。 うるさいヤツは大嫌いなので、
その場を立ち去り、場所を変えてしばし岬を堪能。

良い時間になった。
そろそろ石巻へ戻らねば。
女川方面経由も考えたが、時間的に少々無理がありそうだ。
概ね来た道を戻る。

クルマを返却する前に、白謙かまぼこ店に。 震災直後に一度訪れたことの
あるお店。 かまぼこなどを買い込み、続いて「日和山公園」へ。

こちらも震災直後に訪れた場所。小高い場所にあり、津波の時、みんな
ここに上ったと聞いた。2011年7月の写真とおおよそ同じ場所の写真を
撮ってみた。

●2011年写真


●2019年写真


さて、予定の行動は終了。 帰路につく。
いつもながら、旅の計画に昼飯を食べる時間は、考慮されていない。
コンビニでビールと焼きそばパンを購入し、電車の中でいただく。

そして、仙台からの新幹線は、やはり これでしょ。



白謙で買ったかまぼこを肴に。


牡鹿半島 陸前黒崎灯台 の旅(2/3)

2019-09-23 | 旅と観光
石巻駅から概ね10分くらいのところで、今回カーシェアの予約をしていた。
カーシェアステーションまでの途中、セブンイレブンで水を購入ついでにトイレを拝借。
9:45 牡鹿半島の先端、陸前黒崎灯台を目指して出発。

いきなり、アクシデントというほどではないが、カーナビのアナウンスが
おかしい。おそらく、新しくできた道に対応できていない様子。
アナウンスを無視し、方角のみを便りに進むと、「この先しばらく道なりです」
とのこと。山道に等しいクネクネとまがりくねった道を進む。

事前の情報で、この日「チャレンジライド」とか言う、自転車のイベントが
開催されるとのことだった。どの程度その影響を受けるのか気にはなっていた
のだが、さほどの影響もなく、カーナビは到着まで1時間30分ほどかかると
予想してが、実際は1時間程度で到着できた。

ところが、ここで問題発生。

カーナビ、スマホの地図アプリなどで、道の存在する最先端まで行った
ものの、そこには牛舎があるのみで、灯台は見当たらない。
牛舎で作業されていた方に、灯台までどうやって行けばいいか訪ねてみると、
「クルマでは無理だろう」とのこと。途中まで行って、そこから歩くしか
ないとのことだった。 言われた通り、行ってクルマを止めようとしたが、
そのスペースがない。 かなり戻って、広くなっている場所にクルマを
止め、再び歩いて向かう。 しかし、鹿なのかイノシシなのかわからないが
動物が入らないようにしている電気が通っていると思われる柵があり、
その先へは進めないようだった。

従って、灯台はあきらめ、見晴らしの良い場所を目指す。

わずかに見えた灯台


つづく

牡鹿半島 陸前黒崎灯台 の旅(1/3)

2019-09-23 | 旅と観光
ほぼ、予定(計画)通りであった。

朝4:30起床 シャワーを浴び、身支度を調え、5:10出発
5:20の有楽町線に乗って東京駅へ。

弁当売り場はまだ閉まってるだろうと思いきや、空いていた。
いつもの「牛タン弁当」を購入し、6:04発の「やまびこ41号 盛岡行」
を待つ。



仙台まで約2時間。 あまり早く食べてしまうと、その後が長く感じる
ので、弁当は7時頃までお預けとした。

今回初、先日購入した 「BOSE Noise Cancelling Headphones 700」
を持ち出し、ノイズキャンセリングの状態をあれこれチェック。
素晴らしい環境で音楽を聴くことができた。



そしてもう一つ。新幹線内でのWi-Fi接続。 以前は何らかのサービスに
加入していないと使えなかったはずだが、今回試してみると、メール
アドレスの登録のみで、確か3時間まで利用可能とのことだった。
東海道新幹線も同様であるかどうかまでは知らない。

仙台で仙石東北ライン快速に乗り換え、9:20 石巻に到着。

8年ぶりに見る石巻駅のファサード。



つづく

天然水のビール工場

2018-08-24 | 旅と観光
物事には、考えれば答えが出るものと、出ないものとがある。

答えが出るのであれば、とことん考えればいい。
出ないものは、人に訊くとかするしかない。

ただ、希に、答えは出ないとわかっていても、
それでもその答えを追い求める必要があるものも存在する。

どうして私はこれまで
サントリー・ビール工場見学に行ったことがなかったのか。

場所は決して遠くない。
極めて予約が困難なわけでもない。
ビールの試飲が可能である。
しかも無料である。

なのに、なのに、なぜ・・・。

疑問は深まるばかりだ。

考えても、その答えは出ないのかもしれない。
いや、ところでその答えは必要なのだろうか。

ひとつだけ言えることは、たとえその答えが出たからといって、
何ら価値のあるものではなさそうだ。

そんなくだらないことを考えながら、今日もグラスを傾ける。


イノダコーヒ

2017-05-14 | 旅と観光
高田 渡さんの曲にここの名前が出てくることもあって、
なんとなく気になる店であったが、混んでいるのでこれまで店に入った
ことはなかった。

厳密に言えば、数年前、三条店に入り、コーヒーのメジャースプーンを
購入したことはある(今も毎朝使っている)

本店の、開店30分前に行って並ぼうと、ホテルを出発。

到着してみると、意外にも誰も並んでいない。
自動ドアの前で待つことに。

10分もしたころに、スーツ姿の男性が自動ドアを手でこじあけて入って行った。
お店の関係者だろうとそのまま。

数分後、私たちの後ろに数名が並んだ。
その次の瞬間、Tシャツに短パン姿の、決して若くはない方が、また
自動ドアをこじ開けて中に入ろうとしていた。 また関係者かと思いきや、
振り向きざまに「入れますよ」と。

頭の中に大きな「?マーク」が付く。

その方に続いて中に入ると、店内のテーブルの6割程度は既に埋まっていた。
なんだよ、俺たちトップじゃなかったんだ。 とりあえず席を確保
しなくては と、窓側の席に座ろうとすると

「あ、そこの席はダメなんです」と すぐ近くの席のおばちゃんが言う。
一瞬意味がわからななかったが、おばちゃんは続けて言う。
「そこの席だけダメなんです。あとは何処でもOK」と。
「じゃ、こっちは大丈夫ですか?」と訊くと「OK」サイン。

なんだなんだ、面倒くさいところに入っちまったぞ。

朝早くから来て並んでるんだから、店内で準備中の従業員が、「お入りに
なってお待ち下さい」くらいのこと言えないのか? といった疑問と、
店員でもないおばちゃんにダメ出しされて、なんとなく不愉快。

でも、ま、郷に入っては郷に従え。 京都の難しさを肌で感じながら、
「ダメ」だと言われた席に、どのような高貴なお方が登場するのか
興味を感じつつ、開店までの時間を待つと・・・、

来た。 ただ、これ以上書くことは、個人を特定する情報になるため
差し控える。

朝食のセットメニューは、とても美味しくいただけた。
基本的に、総合的に、良い店であると思う。 ただ、

それにしても、「京都」という街は。

平等院

2017-05-12 | 旅と観光
記憶とは、かくも危ういものであろうか。

最近、頻繁に訪れる某居酒屋の開店1周年。お祝いに同店を訪れた。

3,000円飲み放題かと思っていたら、3,000円で食べ放題・飲み放題
であった。 思わず心が躍り、ついつい飲み過ぎた。 いかにも
その通り、終盤の記憶がほとんどない。 部分的ではあるが、完全に
記憶喪失状態である。 なにを話したか、お金払ったか、どうやって
帰宅したのかまで全く思い出せない。 気がつけば、ちゃんと
ベッドの上で寝ていた。 いや、「気がつけば」と言うのはウソで、
実は伴侶に起こされた。 二日酔いは必至である。まだ週のはじめ
であった。

記憶とは、かくも危ういものであろうか。

数年前の独身時代。 気が狂ったように旅に出ていた時期がある。
しかもそれは数年間にわたる。 行っては帰り、翌週また出かけては
戻ってくるを繰り返していた。 副作用として、何処に行った時の
記憶なのかが、はっきりわからなくなる。 そのため、写真を撮ったり、
記録(ブログ)を残したりしていた。

先日訪れた「平等院」について書こうと思った。 前回訪れたのは
いつだろうと、ブログ内を検索してみた。 ヒットしない。 あれ?
今度は、行った先を記録しているデータベースを検索してみた。
それでもヒットしない。

写真も探す。 ない。 どこにもないのだ。

もしかすると、行ったことなかったか?

しかし、この地を訪れたという記憶が確かにある。デジャヴ?
えっ? マジ?

平等院鳳凰堂をバックにしての記念撮影。 どうやら初のようである。

祈り

2017-05-12 | 旅と観光
本来、人混みは嫌いである。
列に並ぶことも大嫌い。
がしかし、それらを強いられる状況もたまにある。
需要と供給のバランス。 いたしかたない。

行列ができるであろうと予測して、あるいは、そこまででは
いかなくても、かなりの混雑を予測して行ってみると、
案外ガラガラであった。なんてことも最近経験したが。

さて、話はゴールデンウイークの「京都」である。
混まないわけがない。

街中はもちろん、郊外へ移動しても、かなりの人出であった。
2泊3日の旅。 三十三間堂、知恩院、平等院などの他、
有名なスイーツのお店が数店、計画に盛り込まれていた。

処は、比叡山延暦寺。根本中堂は修復工事中。
山の上はまだ、少々肌寒くもあった。

初めて突くという鐘に、伴侶は何を祈ったのであろうか。

八王子城跡

2015-10-26 | 旅と観光
記録によると、6年ぶり2度目となる。
前回は9月のお彼岸のあたりで、最寄り駅となる高尾駅は
すごい人で賑わっていたように記憶している。

高尾駅北口からは、土日に限って八王子城跡行きのバスが
出ていた。片道180円(15分程度)

バスが到着すると、すぐ前に「ガイダンス施設」なる建物が
建っていた。 新しく建て替えた管理棟かと思ったら、
当時の管理棟も少し上に残っていた。

30分ほどかけて山道を歩くと、本丸跡に到着。 思い描いて
いた景色と異なるため、おや? っと、以前訪れた際の
写真などを探してみる。 近くにいたボランティアガイドさん
に訊くと、その思い描いていた風景は、御主殿側だという
ことが判明。 私の勘違いであった。

伴侶は「疲れた~~」などとぶーたれていたけれど、なんとか
人並みに登り、そして降りた。

御主殿側は、橋の一部が通行止になっているらしく、林道側へ
廻るように書かれていた。 美しい石垣が半分ほどしか
見られずやや残念。

以前よりも資料などがそろっていて、ビデオ上映などもあり、
充実した内容であった。

恋の街札幌

2014-10-07 | 旅と観光
我が国の主要都市の中で、まだ訪れたことがないのが「札幌」だけ
だった。 もっとも、北海道は5度目になるが、新千歳空港を利用
するのも始めて。

札幌行きを計画したとき、札幌の見所って 意外と少ないことに気づく。
テーマの無い旅も良いが、初めての場所なので、なにか目的がほしい。
そこで思いついたのが、「ラーメンを食べに札幌へ行こう」

札幌でラーメンと言えば、やはり「味噌」でしょ。
味噌ラーメンって、タマネギが入っていることが多く、普段はあまり
食さないのだが、イメージは味噌で固まっていた。

札幌二日目の朝、実家の親父に電話する。 50年前、札幌で暮らして
いた親父は、その詳細な情報を持っていた。 店の名前も、おおよその
場所も聞き出し、「味の三平」へ。

ところが、なかなか場所がわからない。 調べた住所を便りに、
グーグルマップを見ながらウロウロ。 ただ、そのあたりはラーメン店
がある雰囲気ではなく、ブックマークを付けた場所には文房具店が
建っていた。 わからないからあきらめようとしたその時、ビルの案内
表示の中に「味の三平」の文字。 えっ? 4F? まさかぁ~。
でも何か手がかりがあるかもしれないと、文房具店の4Fへ。

その4Fは 確か画材売り場だったかと。 フロアーのどこかに、
飲食店コーナーへ続く連絡通路かなにかあるのだろうと探すと、
目を疑うような光景が。 あった。 画材売り場の一角に、ら、ラーメン店。



勝手な想像だが、おそらく50年前は、平地に文房具店の敷地に
文房具店とラーメン店があって、文房具店がビル化する際、ラーメン店は
その4Fへ収容されたのではないか。

普段は並ぶ店のようだが、時間がまだ早かったためか、さほど待たずに
食すことができた。 長ネギは抜いてもらったが、タマネギはたっぷりと
入っていた。