SaltyDog

               by kaji

ケーナ 製作の現場

2010-06-06 | フォルクローレ


天気の良い日曜日、どこかへ出かけたかったが、ケーナの在庫が少なくなっていたので、
今日はケーナ製作に。 折角なので ケーナ製作の過程を 少し紹介してみたい。

ケーナ製作はまず材料となる「竹」の選定から始まる。 大分県と千葉県の竹を主に使用している。



まずは、太さを見ながら、長さを決めていく。 このあたりはカンに頼ることになる。



長さが決まれば、歌口(息を吹き当てるところ)の加工である。 なかなかデリケートな部分なので、
その加工は神経を使う。



そしていよいよ穴空け。 表に6カ所、裏に1カ所の穴空け。 以前は焼きコテで空けていたが、今は
竹用の特殊なドリルを使用。



そして、完成。 なかなかのクオリティである。 ヘヘッ。

興味のある方、販売もしてるので、 手作りケーナの店「竹笛」 にお立ち寄りくだされ。

演奏会

2009-07-14 | フォルクローレ
暑気払いと称す演奏会の日程がいよいよ迫ってきた。
今回は、3つのグループに出演し、全6曲を歌う。 意味のわからない
スペイン語やケチュア語。わかる人に訳してもらって、なんとか意味を
理解する。

呑んで歌って踊って演奏しての6時間。 問題は出演順位だな。あまり
後の方だと、酔っぱらってしまって使い物にならなくなる。いや、そう
ならないために、あまり呑めない。

お酒を飲むと、歌詞を忘れたり、順番間違えたりと、やはりアルコール
が身体に与える影響を肌で感じることになる。

今週は、今度の土曜日の本番に向けた練習を、詰めて行いたいと思って
いる。 そうは思っている。 思ってはいるのだが・・・・。

カルカスコンサート紀行(2)- 京都編

2009-06-09 | フォルクローレ
8日は、京阪電車に乗って一路京都へと向かう。(祇園四条にて下車)
徒歩で八坂神社→清水寺を参拝。

昼飯は、生湯葉&そばと、サバ寿司、地ビールを食す。大坂、京都を
通じて、唯一 その土地らしい食事にありつく。

坂の途中で、みなそれぞれの買い物を。 あちこち寄るものだから、
全く前に進まない。 ま、それでも時間はあったので、そこから次は
三十三間堂までタクシーで。  じっくり参拝したあとは、そろそろ
京都駅へと。

帰りの新幹線では、大坂から乗ってくる、今回のコンサート主催者の
社長と合流。 コンサートの裏話なども聞きながら、一路東京へと。

帰りの新幹線でも、私だけ 缶ビール。 なんか呑兵衛みたいでいや
だなぁ~。

そんなこんなで、長い間待ちわびていたコンサート&関西観光が
終わってしまった。

カルカスコンサート紀行(1)- 大坂編

2009-06-09 | フォルクローレ
7日 朝9時ちょうどの大阪行き新幹線。 予定より少し早めに東京駅
に着いたが、すでに同行するメンバーはホームに居た。 品川からもう
1人乗車。車中では私だけ缶ビールを飲みながら新大阪着。

一旦ホテルにチェックインし、カルカスのコンサートが始まるまでの間、
市内観光。水上バスに1時間ほど乗り、その後 大阪城へ。

時間も良くなったので、歩いてコンサート会場へと向かう。 既に多くの
人が開場を待っていた。顔見知りも何人か居た。 ただ、やはり年齢層は
幅広く、20年来のファンが多数詰めかけていた。

場内は熱気につつまれ、演奏中はみな立ち上がり、踊り始め、アンコール
で3曲も歌ってくれた。

その後2次会(居酒屋)へと。
カルカスのメンバーも全員2次会に参加してくれて、スーパースターを
前に我々全員で曲を演奏。 のってきたところで、カルカスも居酒屋で
歌ってくれた。こんな経験はもうできないだろう。
写真は2次会の様子。荷物になるだろうと、一眼レフは持ってこなかった
ので携帯のカメラで撮影したため、満足のいく写真は一枚も撮れなかった。

カルカスメンバーとは同じホテルに泊まっていたので、翌朝もロビーで
メンバーと遭遇し、握手やら写真撮影やら、彼らも大忙し。

(京都編へとつづく)

行くぞ 大坂!!

2009-06-07 | フォルクローレ
いよいよ大坂行きだ。 ボリビアから来日するスーパースター
「ロス・カルカス」のコンサートを観に(聴きに?)行くのが
目的。 しかも一泊、往復新幹線。ちょっと旅行気分。 醜態
をさらさないよう、飲み過ぎには注意(ムリ)

帰りには、京都へも立ち寄る予定。 久しぶりの京都も楽しみ
だな。

思えばフォルクローレというジャンルの音楽に足を踏み入れて
早4年。 数々のステキな曲に巡り会えたが、その多くは、この
カルカスというグループの曲だ。肌に合うという表現がちょうど
いいのかもしれない。

いずれにしても、大坂。 そして新幹線。 缶ビールとちくわの
イメージは、すっかりできあがっている。

チャランゴ製作(4)

2007-05-06 | フォルクローレ
どうだろう、だいぶ形になってきた。

先週、お師匠さんのところへ行って、ヘッドになる部分をつないだ。
ボディは、だいぶ薄くしたつもりだったが、まだ厚い とダメ出しを受け、
今日はさらに薄く薄く。

今月中に完成を目指しているが、はてさて。

チャランゴ製作(3)

2007-04-03 | フォルクローレ
3月は、風邪をひいていたことと、休みと天気のタイミングが悪かったこと、さらに飲み会なども重なって、思うように製作が進まなかった。4月1日の日曜日、桜の写真を撮りに行く他、さしたる予定もなく、久々にチャランゴ製作に取り組んだ。

削りに削って、身体中を削りカスだらけにしながらも、だいぶ形になってきた。いいペースではないだろうか。 内側はノミで彫り込む。外側はノコヤスリで削り出す。 が、しかし、「アナログマインド&デジタルテクノロジー」をモットーとする私は、チマチマとノミで彫ったりヤスリで削ったりなどというカッタルイ作業が嫌いだ。 何事も、いかに合理的に処理をするかを常に頭に置いて取り組んでいる。 ノミで彫り込む前にドリルでブスブスと広範囲に、蜂の巣状に穴を開け、その後ノミに持ち替えた。作業効率は格段に良くなった。本当は電動ノミを使いたかったが、「えっ?こんなに高いの?」と思うほど高価で手が出なかった。 外側の削り、お師匠さんにバレると叱られるなぁ~と思いながらも、「ベルトサンダー」を購入した。 こいつを削るためだけに、これだけの設備導入はいかがなものかとの思いもあったが、ノコヤスリで削り倒すという、気の遠くなるような作業を思えば、購入の決断は意外とアッサリとしたものだった。価格もこれだけの設備の割には安価に感じた。(1万6千円程度)

 ベルトサンダーは、革命的である。 と同時に、単純に「おもしろい」。
かなりの時間を短縮できたことは言うまでもなく、その機械を使って削っている姿を客観的にイメージすると「俺って職人か?」と思わせるほどだ。
 作業を初めるにあたり、マスクはした。防塵メガネもかけるべきだった。 作業後、鏡を見てびっくり。丸刈りの頭に、削りカスがびっしり。一瞬にして金髪となった頭を眺めつつ、不良中年化した我が身をただただ笑う。

 この機械、問題は、普段の置き場所と、稼働時の騒音。 置き場所に関してはなんとか確保した。 作業する際は団地の廊下に運び出してということになるが、音の問題は永遠のテーマ。田舎に引っ越すしか解決の方法は無いかも。 それともう一つ、後かたづけ。 かなりの削りカスを箒とチリトリで集めるのは一苦労。 掃除機を用いたいところだが、部屋の中を掃除する掃除機を屋外で使用するのには躊躇する。かといってこのためだけに掃除機を購入するのも・・・。

 このベルトサンダー、チャランゴ製作以外の使い道が思いつかない。もっともっと削りたい衝動にかられる。 何でもいいから削らせろーーっ。

感動の工具

2007-03-25 | フォルクローレ
ケーナ製作の際、指の穴空けにはこれまで、焼きごてを使用していた。 こてをバーナーで熱し、赤くなったところで、竹に押しつけて穴を空ける方法。 綺麗な穴が空くが、焦げた部分の処理などが面倒であったことと、それ以上に、風のある日にこてを赤くなるまで焼くのに、とても時間がかかっていた。

ドリルで空けることで、上記問題点を解決しようと思ったが、なかなか綺麗に穴が空かずどうしたものかと悩んでいた矢先、「目白のドリル刃を使ってみたら?」と言われた。 このドリル刃の存在は知っていたが、1本5千円以上するし、その効果も不明であったため、これまであまり気にとめていなかった。

買ってみた。8ミリと10ミリと2本。 割れた竹でためしてみると・・・・、「完璧」 バリも出ず、完璧な穴が綺麗に空いた。 すばらしい。結構時間のとられていた行程が、一気に短縮された。

写真が、そのドリル刃。JR山手線 目白駅から歩いて5分程度。(株)目白さんのドリル刃。 上はそのドリル刃で空けた穴。 空けた後なにも加工してませんよ。どうです、綺麗でしょ。 ちなみにお値段、10ミリの物で税込み5880円。

私にお酒を与えないで(チャランゴ製作:2)

2007-03-05 | フォルクローレ
土曜日、かなり飲んだようだ。 例によって、あまり記憶がない。 白山で飲んでいた。電車がなくなると思い、一足お先に失礼したはずなのに、気が付けば「元住吉」に居たようだ。 実は、何処に居るのかまったくわからなかった。 パスネットの記録を見て、ようやく理解した次第。 なぜ、元住吉なのか。謎である。いろいろ検索してみたが、白山からだと、乗り換えなくては元住吉にはたどりつかない。 いったい何処で寝たのか。たぶん、駅の構内だったようには思う。楽器のケースを枕に崩れこむように寝た。

ほぼ、始発電車で帰路につく。 ああ、俺はなにをやっているのだ。 自己嫌悪。

日曜日は、ケーナ作って、チャランゴ作って、スーパー銭湯。 最近の日曜日の過ごし方は、だいたいパターン化してきたな。

これ な~んだ

2007-02-19 | フォルクローレ
マホガニーという材質の、木の塊。
これからね、こいつをせっせとせっせと彫り込み、チャランゴという弦楽器を作っていくのです。既製品のチャランゴは1台持っているのですが、なにせ好奇心旺盛なもので、自分で作りたくなってしまったんですねぇ~。

ただ、問題は 何処で彫るほか。ノミを木槌でたたくことになるのだろうけど、自宅では音が・・・。お師匠さんところで彫らせてもらうっていう手もあるけれど、行き来するだけの時間がもったいない。 公園で彫って大丈夫だろうか。 警察に通報されたりしないだろうか。 そんな悪いことやっているわけじゃないけれど、挙動不審人物が居るとかなんとか。

また時々 製作途中の写真をアップしていきます。