先日、ブラタモリで「吉原」がテーマになっていたのをみて、
同じようなルートをたどって散策してみようと思った。
さらに、以前から一度訪れてみたかった「谷中」あたりも
歩いてみることにした。
まず、浅草まで出向き、「持乳山聖天(まつちやましょうでん)」
を目指す。 夫婦円満の神様とのことで、独り身の私にとっては
あまり関係なかったが、とりあえず参拝。
ここから、現在では埋められた川沿いに歩く。
ブラタモリでも紹介されていた「紙洗橋」 当時この辺りの紙職人が
紙を冷やしている間に、吉原見物に出かけたそうだ。「ひやかし」
という言葉もここから生まれたそうな。
もう少し進と、当時から続いているという提灯屋さん。
この前の通りが「日本堤」
そして、あった。「見返りの柳」 吉原で遊んだ帰りに、名残惜しく
ここから吉原を振り返ったことからついた柳の名。
吉原大門。このあたりに門があったということらしい。
そしてこの先は、今もなお、当時の名残を残すソープランド街。
さすがの私もカメラを向ける勇気なし。
最後は、その昔亡くなった遊女が葬られた「投げ込み寺」こと
浄閑寺。
ここからの最寄り駅となる南千住まで歩き、日暮里へ移動。
軽く腹ごしらえをした後、近くのお寺「天王寺」で大仏様を発見。
その先は谷中霊園。お墓、そしてまたお墓。
徳川慶喜公の墓所もあると知り、お参りに。
続いて、諏訪台通りを通って、ダイヤモンド富士が観られることで
有名な「富士見坂」。 ただ、来年には延長線上にビルが建つため、
観られなくなるそうな。
この日も残念ながら富士山はお隠れ。
谷中銀座。 時間が足りなくて充分歩けなかったが、なかなか
面白そうな商店街。 近いうち再度訪れてみたい。