きょうはFMでしょっちゅうジェフ・ベックの曲がかかるなあ、と思ってたら
ジェフ・ベック名古屋公演のチケット予約受け付けの日なんですってよ。
それでか。
っつっても、「BLOW BY BLOW」と「WIRED」の曲ばっかりなんですけどね。
私は大ファンってほどではないので
曲は知っててもタイトルが出てこないのがよくあります。
けさもベックの曲がかかってて
知ってるのにタイトルど忘れ。
「ええ~っと、あれよあれ!WIREDのA面の2曲目に入ってたやつ!なんとかダンシングよ!」
こんな調子さっ。
こういうのってすご~くイライラしますね。
レコード持ってるのに、なんつー薄情な私。
あ、正解は、当然「COME DANCING」です。
若い頃は、おじさん世代の人たちとロックの話をすると、複数の人に
「ベックの BLOW BY BLOW のB面の1曲目がいいねぇ」と言われました。
「B面の1曲目っていうと、『哀しみの恋人たち』ですね」
と答えても、おじさんたちは
「いや、題名は知らん」と言うんです。
私だけじゃなかったんだ~。
題名を覚えてもらえないベック…。
今もラジオで「WIRED」の中の名曲「BLUE WIND(蒼き風)」がかかってるんですが
ベックのギターは、ほんとに歌うたってるみたいに聞こえるんですね。
音が伸びる伸びる。セクシーな音出すんだなこれがまた。
ベックがギターと一体化してるって感じです。
ポール・ロジャースだったか?「ギタリストには2種類ある。ジェフ・ベックと、ジェフ・ベックでないギタリストだ」って言ったのは。
ああああ何となく理解できますね。
「WIRED」が発売されたのは私が高校1年生の時です。
当時は、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジが
「三大ギタリスト」と呼ばれていました。
音楽雑誌の「ミュージック・ライフ」や「ロックマガジン」などでは
よくミュージシャンをネタにしたフィクションが書かれていたのですが
例えばねぇ、
ジミー・ペイジなんかは、いつもケチだのセコイだの言われてたんですよ。
ツアーに来た時、出された食事の残りをタッパーに詰めて持ち帰ったとか(ウソだよ、たぶんね)
とにかくケチなイメージをつけられてました。
いまだになんでケチなイメージなのかわからないんですが
おかげでペイジを見ると「あ、ケチ」と条件反射してしまうようになりました。
エリック・クラプトンはもちろん
「他人の女房を寝盗ることにかけてはギターよりうまい」
と、パティのネタばかり書かれてました。
でもね、ベックのネタはほとんどなかったような気がします。
恋愛スキャンダルも聞いたことないし
さすがは「孤高のギタリスト」ってとこですか。
80年代に入って「PEOPLE GET READY」でロッド・スチュアートと共演したPV観たときは
わ、仲直りしたのかなとチョイ驚きでした。
私ずっと思ってたんですけどねぇ、
第一期ジェフベックグループのメンバーのロッド・スチュアートとロン・ウッドは
ベックに似てないですか?
髪型が似てるだけ?
顔も似てると思うんですが。
これもほんとかうそか知りませんが
ストーンズがミック・テイラー脱退後
ベックに参加を要請したところ
「3コードで2時間やるようなバンドには入りたくない」
と言ったと聞きました。
ストーンズファンの私は爆笑しちゃったよ。
確かにな