1月9・10・11日は「十日えびす」。
商売繁盛のお祭り。
大阪で生まれ育った私は
子供の頃から毎年
父親に連れられて
今宮戎神社へお参りに行ってました。
「♪年の初めのえべっさん
商売繁盛で笹持ってこい」
このフレーズがエンドレスで流される中
お賽銭を投げて拝む人
コンテストで選ばれたきれいな福娘さんたちから笹やおみくじを買う人
屋台で食べ物を買う人
人 人 人
大混雑でなかなか前へ進めない
たくさんの、ほんとにたくさんの人の波。
神殿の賽銭箱までは全然たどりつけないので
境内のあちこちに、お賽銭を入れる大きな菰樽が設置されていました。
「七福神の中で、えべっさんだけが日本の神様なんやで」
「えべっさんは耳が遠いから、大きな声でお願いせな聞こえへんねんで」
父が教えてくれました。
何度も何度も同じ事を言うので
「知ってるて!もう100回ぐらい聞いたわ!」
と憎まれ口を叩くと
「100回はないわ~。せいぜい68回ぐらいやろ」
と言い返してきた父。
なんやんねんそのハンパな数字は~。
結婚して大阪から離れた私。
嫁ぎ先は自営業。
そして1月9日に長男が産まれた時
「商売屋の子がえべっさんの日に産まれて縁起がええなあ」
にこにこして長男を見つめていた父。
その父が亡くなったのが
11年前の1月。
十日えびすが終わってから
力尽きて。
また命日が近づいてきたから
大阪へ行くか。
孫たちはもう成人したよ。
商売繁盛のお祭り。
大阪で生まれ育った私は
子供の頃から毎年
父親に連れられて
今宮戎神社へお参りに行ってました。
「♪年の初めのえべっさん
商売繁盛で笹持ってこい」
このフレーズがエンドレスで流される中
お賽銭を投げて拝む人
コンテストで選ばれたきれいな福娘さんたちから笹やおみくじを買う人
屋台で食べ物を買う人
人 人 人
大混雑でなかなか前へ進めない
たくさんの、ほんとにたくさんの人の波。
神殿の賽銭箱までは全然たどりつけないので
境内のあちこちに、お賽銭を入れる大きな菰樽が設置されていました。
「七福神の中で、えべっさんだけが日本の神様なんやで」
「えべっさんは耳が遠いから、大きな声でお願いせな聞こえへんねんで」
父が教えてくれました。
何度も何度も同じ事を言うので
「知ってるて!もう100回ぐらい聞いたわ!」
と憎まれ口を叩くと
「100回はないわ~。せいぜい68回ぐらいやろ」
と言い返してきた父。
なんやんねんそのハンパな数字は~。
結婚して大阪から離れた私。
嫁ぎ先は自営業。
そして1月9日に長男が産まれた時
「商売屋の子がえべっさんの日に産まれて縁起がええなあ」
にこにこして長男を見つめていた父。
その父が亡くなったのが
11年前の1月。
十日えびすが終わってから
力尽きて。
また命日が近づいてきたから
大阪へ行くか。
孫たちはもう成人したよ。