かまぼこRockの人生棚卸し

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愛 それは 言葉ではなく 

2011-05-10 22:55:22 | 日記


5月4日のドライヴの続きです。


角島大橋から、本土に戻り、東に行くか西に行くか?

フランス人の細君は、かねてから”金子みすず”記念館に行く夢があったみたいなので、一路、東に向け、長門市に向かいました。

仙崎港にある昔ながらの家屋を再建した”金子みすず記念館”に夕方辿り着きました。


正直、ぼくは、”金子みすず”さんなんて、知りませんでした。

昨年の秋に行った、”ゲゲゲの女房”の武良布枝さんの生家に似てるなってぐらいの印象でしかなく、軽い気持ちで訪れました。


家屋の2階にある”みすずの部屋”を熱心に撮影する観光客が多く!?なんで?と首をかしげてました。



常設展示場に入り、生い立ちからの紹介があり、

どこもこんな展開があるなって素通りしていると...


ふと、妻を振り返ると

涙が

ぼろぼろと

溢れているではないか?



”なんでだろう?”って?


なんで、涙が溢れるのだろうか?


わたしは、見たのです!




小さく刻印された詩を


『こだまでしょうか』


「遊ぼう」っていうと

「遊ぼう」っていう



そうして、あとで

さみしくなって、


「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。

こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。


えぇ


この詩って、彼女(金子みすず)の作品なんだ!?と...





でも、この場では、どこにも、なにも、なんにも、そんな宣伝をしてないのです?


この記念館の、”この姿勢”に感動しました。


こんな、こんな、小さな詩のコーナーに、ただ、佇んでいるだけなの、”詩”なんです。


まぁ、わたしが、単に、鈍感なだけで、この事実(金子みすずの詩)も知らないで呑気にゴールデンな男まる出しなところもありますが...

わたしも、勉強しました!


『大漁』の詩で、涙が出ることも、わかりました。





なかでも『愛それは行動です』(金子みすず作)の詩は、ジョン・レノンの『LOVE』に通じる世界だと思いました。

”愛 それは
言葉でなく 汗をながすこと

愛 それは
言葉でなく 捧げあうこと

すべての 喜びを ともに分け合い
悲しみ 苦しみを ともに歩むこと

愛 それは 言葉でなく 永遠につづくもの
愛 それは 

言葉でなく 信じあうこと”


ジョン・レノンは、

”愛は 真実”と 唱える


さてさて、”愛”とは  一体 


なんだろう?

 




 






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