kamekutobu

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とっておき情報

2011-06-15 21:27:33 | オーディオ

機器の電源ケーブルは正しく接続されていますか。 

知らない間に、装置が増えて来てしまっていませんか。使わない機器なのに置き放しになって、飾りとなっていませんか。

使っていない機器の電源を抜きましょう。待機電力の無駄が省けます。

電源を入れっぱなしの方が音が良い、安定すると言うことについては否定しません。今は緊急時、我慢しましょう。

 

使わない機器の信号ケーブル線は外しましょう。

信号ケーブルを通して、信号以外の電流(雑音)がループしているかもしれません。  

コンセントにはプラスとマイナスがあるのはご存じでしょうか。差し込み孔の長い方がマイナス。短い方がプラスです。

これに合わせて、機器の電源プラグを差し込まなければなりません。

装置の電源は、壁のコンセントに直接繋ぐのが良いのですが、コンセント数が足りなければ、 そこから、電源タップを繋いでいる場合もあるでしょう。

交流なのだからどちらに繋いでも関係ない????? って   

ううん、ちょっと待った!

機器の電位差、アースとの電位差を少なくしなければなりません。

では、減らすにはどうするの?

アース棒を地中深く埋めてそこをアースポイントにして機器のアースを取ると言うのが一つの方法です。

アースを取りたくて取れない場合があるでしょう。

幸い、アースが取れたとしてもそれ以前にすることがあります。

必要なのはテスター。アナログでもデジタルでも結構です。

機器同士を繋ぐ信号ケーブルを全て外し、機器の電源を入れます。

テスターを交流電圧測定に切り替えて、測定端子の黒棒の先端を手(人体を簡易アースと見立てています)で握り、赤棒の先端を機器のアース端子かRCA端子の外側(マイナス側)に繋ぎ、その電位差を測ります。

その数値がゼロになれば理想なのですが、通常はなりません。コンセントの差し込みを逆にして、もう一度、電位差を測ります。その二つの電位差の少ない方が正しい電源の差し方です。

全ての装置の電源を揃えた後に信号ケーブルを繋ぎ直します。そうすれば、機器間アース間の電位差が減ります。電位差がなければ、信号ケーブルのマイナス線(外部皮膜線)を通しての電流も流れない理屈です。

もし、接続に間違えがあったとしたら、あら不思議、何となく、音が静かになったような、音の見通しが良くなったような・・・・

なれば良いですね。これはプラシーボではありません。

接続ケーブルがRCAではなく、XLRバランスケーブルの場合は効果は少ないでしょう。多分・・・・。

家の場合、外部からの干渉を恐れて、バランスケーブルを使っています。尤も、機器がバランス回路になっていなければ意味はありません。プラシーボでしょうか。

*閑話休題

己を知り、敵(オーディオ装置)に対するのは、作戦上必要なことです。

いくら高価な装置でも、いくら評判の良い装置でも、自分でその良さが実感できなければ無駄です。

とは言っても、それが頭では分かっていても無駄な行動をしてしまうのが、オーディオファンと言うことなのでしょう。

オーディオに限らず、道楽というものはこれは共通している。分かっちゃいるけど止められない。