超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

多彩な模様を織りなす世界の農地

2009年05月02日 18時23分37秒 | Weblog
 地球観測衛星「テラ」が撮影した画像をもとに作られた合成写真。世界各地の田畑を写した衛星画像は、まるでパッチワークキルトのように見える。

 左上の規則的な格子模様は、アメリカ、ミネソタ州の農業運営が19世紀の測量システムに基づいていることを物語っている。

 中央上の画像に見える円模様は、カンザス州で行われている回転散水によって形作られたものだ。各畑の中央に位置する井戸が、回転式散水装置の軸となっている。

 ドイツ北西部を写した右上の画像では小規模の畑が無秩序に広がっているが、これは中世に行われていた計画性の低い農業がいまだに形として残っているためである。

 左下の画像に写っているパイのような珍しい形の畑は、ボリビア東部のサンタ・クルス近くで計画的な移住が行われた結果として形成されたもの。各畑の中心には村があり、各コミュニティは熱帯雨林によって隔てられている。

 タイの首都バンコク郊外を写した中央下の画像では、細長い水田がいくつも並んでいる。紫色に見えるのは洪水で浸水した田んぼであるが、これは稲作の過程で必ず起こる現象であり、異常事態ではない。

 右下の画像はブラジルの森林サバンナ地帯であるセラード。この平坦な土地の地価が安かったために広大な農場が作られた。

巨大翼竜、本当は飛べなかった?

2009年05月02日 18時20分21秒 | Weblog
 恐竜時代に生息していた巨大翼竜(プテロサウルス)が、実際には飛べなかったことを示唆する新たな研究が発表された。長い間、空を飛べる動物としては史上最も重いとされてきた翼竜だが、その定説が覆される可能性が出てきた。

 この研究では現存する鳥類の体重と体の大きさに基づいて計算が行われ、体重41キロ、翼開長5.1メートルを超えると、空中にとどまっていられる速度で羽ばたくことができなくなるという結論が導き出された。

 この結論から推測すると、史上最大級の飛行動物とされる大型翼竜“ケツァルコアトルス”なども、本当は飛べなかったのではないかという疑惑が浮上する。

 白亜紀末に生息していたケツァルコアトルスは、最大で体重250キロ、翼開長10メートルにまで達したと考えられている。10メートルといえば、大型バス1台分に匹敵する長さである。

「現代と環境が大幅に違わないかぎり、大型翼竜は滞空していられなかっただろう。たとえ持続飛行が可能であったとしても、その前段階の離陸が困難だ。あれほど大きな生物が地面から飛び立つのは筋肉の力だけでは難しかったのではないか」と、研究を率いた東京大学海洋研究所の佐藤克文准教授は語る。

 ナショナル ジオグラフィック協会のエマージング探検家でもある佐藤氏は、インド洋南部で、世界最大の鳥類ワタリアホウドリをはじめ、5種類の鳥類を対象とした調査を行った。この5種類はいずれも、時おり羽ばたきながら滑空を行う種とされているもので、この特徴は一般に想定されている翼竜の飛行姿にも当てはまる。

 調査では計26羽に小型の加速度計が取り付けられ、離陸から着地までの間に行われる羽ばたきの速度データが収集された。そのデータに基づいて計算した結果、さまざまに状態を変える風の中で安全に飛び続けられる“実際的な限界値”は、大型のワタリアホウドリに相当する体重10キロであったという。

 しかし、この研究結果には首をかしげる科学者もいる。.

 イギリスにあるレスター大学の古生物学者デービン・アンウィン氏は次のように話す。「今回の研究結果は翼竜には当てはまらないのではないか。それ以前に、鳥類すべてに当てはまるかどうかを考えた時点で例外が見つかる。600万年前にいたとされる巨大な鳥類アルゲンタビスのように、翼開長6メートルで空を飛べたとされている鳥類もいるからだ。さらに、見つかっている大型翼竜の化石は皆、並外れて骨壁が薄かったと推定されている。サイズのわりに体重の軽い生物だった可能性もある」。

 東京にある国立科学博物館の真鍋真主任研究員も、翼竜が現在の仮説に比べて軽かった可能性を指摘する。「あるいは、もし飛べなかったとしたら、ペンギンのように翼をフィンとして使って泳いでいたのかもしれない。もっとも、翼竜の翼は泳ぎにはあまり向かない形状だといわれているのだが」。

 佐藤氏によると、翼竜の体が重くても、がけや木の上のような高い場所から飛び立てば問題なく離陸できていた可能性はあるという。「だが、実際に長時間持続して飛行できたと仮定すると、いまよりも重力が小さかったり、大気が高密度だったり、環境的な差異があったと考えるしかない」。

 この研究に基づけば、大型翼竜はすぐに地面に墜落してしまうことになるが、衝撃的な結論にもかかわらず、古生物学者たちからの反応はさほど否定的でないものがほとんどだという。「一番の反論者は6歳になるうちの息子になりそうだ。熱烈な恐竜ファンだから」と、佐藤氏は語った。

太陽誕生以前のちり、地球上空で発見

2009年05月02日 18時16分59秒 | Weblog
太陽系の初期に形成された古代の物質は通常、地球に落下した隕石か、地球から数百万キロ先を通り過ぎる氷の彗星からしか発見されない。しかし今回、研究者たちが地球上空で化学実験を実施し、“ハエ取り紙”のような採取器を用いて大気中に漂っている彗星のちりを採取したところ、近隣の宇宙で最古と推測される物質が発見された。

 採取された太古のちり粒子の一部は45億年以上前に形成された物質であり、恒星の爆発が太陽誕生の引き金になったという理論を裏付ける証拠となるかもしれない。

 このちり粒子は長い時間を経ているにもかかわらず初期の状態が保たれているが、それは彗星の形成時にその氷の中に閉じ込められたからではないかと研究チームは考えている。

 イギリス、マンチェスター大学の天体物理学者であり、今回の研究のリーダーを務めたヘンナー・ブーゼマン氏は、「彗星は冷蔵庫の役割を果たしていた。この冷蔵庫に貯蔵されたため、原始の物質は変質しなかったのだ」と解説する。

 ブーゼマン氏の研究チームがちり粒子を採取したのは、グリグ・シェレルプ彗星(26P/Grigg-Skjellerup)から伸びるダストテイル(ちりの尾)の中を地球が通過した2003年4月のことである。

 研究チームはNASAに依頼し、彗星接近時の数時間にわたり、約20キロの高度で飛行機を飛ばした。飛行機に搭載されたシリコンオイル素材の採取器によって、上層大気に存在するちり粒子が採取された。

 研究チームはNASAの彗星探査機ディープインパクトやスターダストで採取されたちりのサンプルと今回採取したちりを比較し、地球の大気で採取されたちりがグリグ・シェレルプ彗星起源であることを突き止めた。

 また、採取した粒子のうち2つには、太陽の育星場(stellar nursery)となった巨大なガス雲と関わりがあることを示す、特有の科学的特徴が発見された。さらに、そのうちの1つに含まれていた物質は、超新星爆発後の残留ガスが冷却していく過程で形成されたものと推測されている。

「近郊の超新星爆発で生じた衝撃波が引き金となって太陽は誕生したと科学者たちは推測しているが、採取した彗星の物質の一部はそのときの爆発に起源があるのかもしれない」と、ブーゼマン氏は説明する。 採取された太古のちり粒子の一部は45億年以上前に形成された物質であり、恒星の爆発が太陽誕生の引き金になったという理論を裏付ける証拠となるかもしれない。

 このちり粒子は長い時間を経ているにもかかわらず初期の状態が保たれているが、それは彗星の形成時にその氷の中に閉じ込められたからではないかと研究チームは考えている。

 イギリス、マンチェスター大学の天体物理学者であり、今回の研究のリーダーを務めたヘンナー・ブーゼマン氏は、「彗星は冷蔵庫の役割を果たしていた。この冷蔵庫に貯蔵されたため、原始の物質は変質しなかったのだ」と解説する。

 ブーゼマン氏の研究チームがちり粒子を採取したのは、グリグ・シェレルプ彗星(26P/Grigg-Skjellerup)から伸びるダストテイル(ちりの尾)の中を地球が通過した2003年4月のことである。

 研究チームはNASAに依頼し、彗星接近時の数時間にわたり、約20キロの高度で飛行機を飛ばした。飛行機に搭載されたシリコンオイル素材の採取器によって、上層大気に存在するちり粒子が採取された。

 研究チームはNASAの彗星探査機ディープインパクトやスターダストで採取されたちりのサンプルと今回採取したちりを比較し、地球の大気で採取されたちりがグリグ・シェレルプ彗星起源であることを突き止めた。

 また、採取した粒子のうち2つには、太陽の育星場(stellar nursery)となった巨大なガス雲と関わりがあることを示す、特有の科学的特徴が発見された。さらに、そのうちの1つに含まれていた物質は、超新星爆発後の残留ガスが冷却していく過程で形成されたものと推測されている。

「近郊の超新星爆発で生じた衝撃波が引き金となって太陽は誕生したと科学者たちは推測しているが、採取した彗星の物質の一部はそのときの爆発に起源があるのかもしれない」と、ブーゼマン氏は説明する。

水の痕跡? 火星のカオス地形

2009年05月02日 18時09分33秒 | Weblog
 火星の南の高地にあるアリアンデス・コールス(Ariadnes Colles)のカオス地形。2009年4月24日、欧州宇宙機関(ESA)の火星探査衛星マーズ・エクスプレスによって撮影された。カオス地形では平らなテーブル状の台地に、さまざまな大きさの岩が不可解なほど数多く散らばっている。

 火星で確認されているカオス地形のいくつかは、かつて水が存在した痕跡と考えられている。ただし、アリアンデス・コールスについては、水があった証拠はまだ見つかっていない。この風変わりな景色を作り出したのは風か水ではないかと、研究者たちの間で議論が巻き起こっている。


こういう問題というか、状況って解明される日がくるのだろうか…
なぞを完全に解き明かすことを期待しています。

130億光年の彼方、地球から最も遠くの星の撮影に成功

2009年05月02日 18時03分42秒 | Weblog
バード-スミソニアン宇宙物理学センター(Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics)の研究グループがこれまで観測された星のなかでもっとも遠くにある星(GRB 090423)の撮影に成功していたことが明らかとなった。

 この星は地球から130億光年の先にあるもので、28日になってから突然、明るく輝くガンマ線バーストが起きたことがNASAのガンマ線バースト観測衛星「スウィフト(Swift)」による観測の結果、判明。衛星観測網からの情報提供を受けたハーバード大学の研究グループが急遽、ハワイのジェミニ天文台で観測を行うことでこの映像の撮影に成功した。

 観測を行ったハーバード大学でアシスタントプロフェッサー(助手)を務めるエド・バーガー(Edo Berger)博士は「映像を見たとたん、この星が特別なものであることに気づきました」とした上で「赤色偏移によるによる分析の結果、この星は130億年離れたところにある、人類の観測史上、地球から最も遠い星であることが判りました」と述べている。

 これまでの研究では、宇宙は今から137億年前に誕生したものと考えられている。

 ガンマ線バースト現象は超大質量の恒星が一生を終える時に極超新星となって爆発を起こした際の現象。通常、数秒から数時間に渡ってガンマ線が閃光となって放出される。残光となるX線はその後、数日程度は観測可能。

米多機能携帯電話顧客満足度調査、iPhoneがトップに

2009年05月02日 17時55分00秒 | Weblog
米市場調査会社「J.D. Power(JDパワー)」が昨年、多機能携帯電話を2年以上、使い続けている2648名の一般利用者を対象に実施したアンケート調査「2009 Wireless Consumer Smartphone Customer Satisfaction Study」の結果、顧客満足度がもっとも高い多機能携帯電話としてアップルのiPhoneが選ばれていたことが4月30日、同社の発表により明らかとなった。

 アンケート調査は「使いやすさ(30%)」「デザイン(30%)」「バッテリーの持ち時間(20%)」の項目および採点配分を基準に実施され、各携帯電話ごとに1000点満点で配点が行われるという方式が採用。その結果、アップルのiPhoneは791ポイントで首位を獲得、2位以下は772ポイントでLG、3位は759ポイントでサムスンとなった。

 同時に行われた一般携帯電話のアンケート調査はLGが733ポイントで首位に、2位は712ポイントでソニー・エリクソンとなった。

 JDパワーではアンケート調査の結果、多機能携帯電話利用者は平均して1日17通の電子メールの送受信を行い、82%の利用者が多機能携帯電話を個人情報管理(Personal Information Management)機能を利用していることが判ったとしている。


まぁあまり参考にならない外国の調査ですけどね。
日本で調査すれば全然違う結果になるのかな。