超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

深海魚の耳に新器官、暗闇に適応進化?

2009年05月14日 19時23分56秒 | Weblog
新しい研究により、太陽光の届かない深海の奥底で魚類が特有の耳を発達させていたことが判明した。深さ2500メートルの深海で捕獲した数種の魚を調査したところ、研究チームは他の魚種では確認されたことがない耳の構造を発見した。その不思議な構造は聴力の強化に役立っているのではないかと推測されている。

地球の海の約90%は、太陽光の届かない漆黒の闇に覆われている。このため研究チームは、魚類は聴覚が鋭敏になるように耳を進化させてきたのではないかと考えていた。聴力が強化されれば、暗闇の中でも獲物の捕獲や繁殖相手の確保、捕食動物からの逃避が容易になるからだ。

 しかし、その仮説を立証するのは容易ではない。深海魚を地表近くまで引き上げると水圧が大幅に低下してたちまち死んでしまうこともあり、現在の技術では深海魚の聴力テストは実現不可能だからである。

 その代わりとして研究チームは、深海魚と浅瀬に生息する魚の耳の構造を比較するという手段を取った。これにより深海魚には独特の適応変化がみられることが確認された。

 中央アメリカの太平洋沖、水深1000メートルの深海で多くのカブトウオ科の魚を捕獲して耳を調べたところ、内耳にある耳石から長くて堅い炭酸カルシウム質の茎状器官が伸びていることが判明したのである。「この茎状器官の役割は、まだすべてが解明されたわけではない」と、アメリカにあるメリーランド大学の海洋生物学者であり、今回の研究にも参加しているシャオホン・デン氏は話す。

 しかし同氏は、この茎状器官の発達により、聞き取りづらい微弱な音を耳石で感知できるようになったのではないかと推測し、次のように述べる。「ヨゴレマツカサやクラウンナイフフィッシュなど、優れた聴力を持つことが知られている浅瀬の魚の耳には非常に長い毛束が生えているが、カブトウオの耳にも同様の特徴が確認された。この毛束が、外部の音や自身の頭部の動きに対する感度を向上させているのかもしれない。特に後者の感覚が鋭敏になれば、魚の平衡感覚が向上する可能性がある」。

 アイルランドの近海、深さ2500メートルの深海で捕獲されたタラの1種、トガリカナダダラは堅い内耳を持っていることが研究チームによって確認された。堅い内耳は、魚類の中では比較的浅い層に生息するクロマグロの耳にしか確認されていないものである。そのような内耳によってトガリカナダダラの耳は、すぐ側にある鰾(ひょう)という浮き袋のような器官からの震動を鋭敏に感じ取っているのかもしれない。魚の鰾はガスが充満しており、浮力を調節する機能を持っているが、音の増幅器という役割も担っている。

 耳の適応変化が予想以上に進んでいるため、これらの魚種はもしかしたら驚くべき聴力を備えているのかもしれないが、深海で聴力テストを実施できない限りそれを確認することはできない。「カメラと音響装置を搭載した深海探査機を沈めれば、魚の音に対する反応を調査することができる。その実現がいまの私の夢だ」と、前出のデン氏は語った。

 今回の研究成果は、アメリカのオレゴン州ポートランドで5月18日に開催されるアメリカ音響学会の会合で発表される予定だ。

最新画像で明らかになる水星の姿

2009年05月14日 19時22分51秒 | Weblog
NASAの水星探査機メッセンジャーから送られてきた最新画像。データ解析により地殻岩石の詳細な構造が明らかになった。上の画像で目立つ明るい黄色の領域は、水星のもっとも特徴的な地形である「カロリス盆地」という最大のクレーターで、小惑星の衝突によって作られたと考えられている。

 この画像データは視認しやすくするため色が強調されている。黒色の帯で分断されている部分は、水星にスイングバイしながら接近するメッセンジャーの未観測領域だ。

 2004年8月に打ち上げられたメッセンジャー(MESSENGER:MErcury Surface, Space ENvironment, GEochemistry and Ranging)は、もう1回のスイングバイの後、2011年3月に水星周回軌道に乗り、さらに約1年の観測を続ける予定である。

火星の磁場消滅、原因は巨大な小惑星

2009年05月14日 19時21分49秒 | Weblog
科学者たちの研究により、火星の磁場が消滅したのは巨大な小惑星の衝突が原因だったことが判明した。その小惑星は、かつて地球の恐竜を絶滅させたと考えられている天体の数倍の大きさがあったとみられる。

 現存する大規模なクレーターの数から判断して、初期の火星は約1億年の間に15個ほどの巨大な天体が衝突していたと考えられている。

 今回新たに作成されたコンピューターモデルから、火星の磁場は、特に規模の大きかった4回の天体衝突でしだいに減衰し、5度目の衝突がとどめとなって完全に消滅したことが示唆された。

 アメリカのメリーランド州にあるジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所に在籍し、今回の研究にも参加したジェームス・ロバーツ氏は次のように解説する。「5度目の衝突で作られたのが、約41億年前の衝突に起源を持つ直径3300キロのユートピア平原という大規模なクレーターだ。その前の4回の天体衝突で既に磁場は大幅に脆弱化しており、ユートピア平原を作った天体衝突が最後の決定的な一撃となったのだろう」。

 地球にある磁場を作り出しているのは、ひとつには対流している溶融状態の外核と、その外側にある比較的温度の低いマントル層の間で行われる熱伝導である。この両者の温度差が、天体磁場を長期にわたって安定させる“ダイナモ効果”を生み出すのである。

 しかし太陽系形成の初期段階には、後期重爆撃期(LHB)と呼ばれる激動の時代があった。この時期には、惑星形成時の残骸である大型の小惑星が、若い惑星であった火星、地球、金星、水星などにいくつも衝突していた。

「ユートピア平原が形成され、火星の磁場が消滅したのも同時期であると考えられる」と、前出のロバーツ氏は話す。この研究成果は「Journal of Geophysical Research」誌の最新号に掲載されている。

 新しいコンピューターモデルによると、ユートピア平原を作った天体衝突の影響で火星のマントルに大量の熱が伝わり、ダイナモ効果を生み出す温度差が大幅に縮小したようである。「温度が上がり過ぎると、マントルは核を効率的に冷却することができなくなり磁場は消滅することになる」と、ロバーツ氏はナショナル ジオグラフィックニュースに語っている。

 磁場を失った火星は太陽風を直接浴びることになった。太陽風とは、太陽から継続的に放出されている荷電粒子の流れのことである。太陽風の影響で火星の大気はゆっくりと希薄になり、最終的にはガスが周囲にかすかに残るだけの状態になった。その後ほどなくして強烈な気候変動が起こり、現在のような乾燥した火星ができあがったと推測される。

「同様の衝突によって地球の磁場が消滅する可能性もある。しかしそれは、火星の磁場にとどめを刺した天体よりはるかに巨大な天体が地球に衝突すればの話だ」とロバーツ氏は言う。地球のマントルの厚さは火星のマントルの2倍あり、地球の核は火星よりはるかに活発に動いている。したがって、もっと大きな衝撃を受けない限り、磁場を作り出すダイナモ効果が停止することはない。

 金星も惑星規模の磁場は存在しないが、それはマントルが比較的乾燥していて硬いため、熱が効率的に流れないことが原因だと考えられている。

 カナダ、トロント大学の地球物理学者サビン・スタンレー氏は第三者の視点から、「小惑星の衝突で磁場が消滅するという発想自体は別に新しいものではないが、綿密なコンピューターモデルが作成され、磁場消滅の原因と考えられるクレーターが指摘されたのは今回が初めてのことだ」と述べている。

石器時代に赤土から強力接着剤?

2009年05月14日 19時20分21秒 | Weblog
最新の研究によると、石器時代の人類は化学知識を駆使して天然素材から高性能接着剤を精製していた可能性があるという。当時の人々は、赤土に含まれる酸化鉄の化学的・物理的性質を熟知しており、それをアカシアの樹液と巧みに混ぜ合わせて、石器にその柄(え)を固定する接着剤としていたらしい。

 このような暗赤色の顔料(ベンガラ)は、7万年ほど前に現在の南アフリカにあたる地域に暮らしていた人々が装飾やシンボルとして使っていたとする学説が有力だったが、同じ材料が石器を強固に組む接着剤としても利用されていたとする説もあった。

 そこで今回、南アフリカの研究チームが、石器時代の素材と技術だけを用いて古代の接着剤の再現を試みた。検証の結果、赤土を適度に混ぜ込んだ接着剤は、アカシアの樹液だけで作った接着剤よりも耐久性に優れ、粉々に崩れないことが判明した。

 研究チームの一員で南アフリカのヨハネスバーグにあるウィットウォータースランド大学のリン・ワドリー氏は、「赤土を混ぜると接着剤の強度が増し、柄の部分から石が抜けることがなくなった」と話す。

 古代アフリカ人にとって接着剤の精製は容易ではなかったはずである。さまざまな樹木から取れる樹液それぞれの化学的性質や、各地の地層から産出される赤土や黄土の鉄含有量について細かく知る必要がある。

 ワドリー氏によれば、「古代人が水素イオン指数(pH)や鉄含有量に関する化学的な知識を持ち合わせていたとは到底考えられない。しかし、ある特定の組み合わせだと非常にうまくいくということは理解していた」という。

 石器時代の人類と現代人の知性には、それほど大きいギャップは存在しないのかもしれない。ワドリー氏は次のように述べている。「今回の研究により、私たち現代人と古代人との間に重なり合う部分が大きく存在することが判明した。古代人の技術は、現代人が思っているレベルよりもはるかに優れたものであった」

ハッブル“スーパーカメラ”最後の写真

2009年05月14日 19時17分50秒 | Weblog
 ハッブル宇宙望遠鏡に搭載された「広視野惑星カメラ2」(WFPC2:Wide Field Planetary Camera 2)によって撮影された最後の“美しい”写真。赤色巨星の残骸をとらえたこの写真は、NASAが2009年5月11日に公開した。ハッブルの観測装置の中で最も長く活躍を続け、NASAが“スーパーカメラ”と賞賛するこのカメラは、11日(日本時間12日未明)に打ち上げられたスペースシャトルのミッションで後継機に置き換えられ、“引退”することになる。

 この写真は5月4日に惑星状星雲「コホーテク(Kohoutek)4-55」を撮影したもので、赤色巨星の外層が確認できる。外層は恒星がその一生を終えるまさにそのとき、星間空間に放出された。星雲は赤色巨星のホットコアの残骸から放射された紫外線によって輝いている。色は星から放出されたガスの種類を示しており、赤は窒素、緑は水素、青は酸素を表す。

 NASAによると、WFPC2は16年という“驚異的な”稼動期間中に、わし星雲の柱の形状やシューメーカー・レビー第9彗星と木星大気圏の衝突といった前例のない画像を撮影してきた。

 数日後に搭載予定の後継機「広視野カメラ3」(Wide Field Camera 3:WFC3)が稼働すれば、さらに見事な画像が地上に送り届けられることは間違いない。WFPC2の機能をベースに次世代技術が導入されたWFC3は、紫外線から可視光まであらゆる電磁スペクトルの画像をとらえられるように設計されている。

初期宇宙にモンスター銀河の群れを発見

2009年05月14日 19時16分27秒 | Weblog
日米メキシコの国際共同研究チームが、約115億光年彼方に、爆発的な星形成を行っているモンスター銀河の集団をとらえることに世界で初めて成功した。

モンスター銀河とは、天の川銀河の1000倍ほどのすさまじい勢いで星形成が起きている銀河である。約100億年前の宇宙において、物質が集積する場所で銀河や大量のガスが互いに衝突・合体して誕生したと考えられている。モンスター銀河は、その後約100億年を経て、現在の宇宙に見られる大質量銀河に進化したと考えられている。

国立天文台の田村陽一氏、東京大学の河野孝太郎氏らが率いる日米メキシコ国際共同研究チームは、モンスター銀河を探す目的で、みずがめ座の方向にある満月ほどの大きさの天域「SA22」を観測した。

観測に使われたのは、アステ(ASTE:アタカマサブミリ波望遠鏡実験)とそこに搭載されている新しいミリ波カメラ「アステック」だ。銀河の姿は大量のちりやガスにじゃまされて、可視光では見ることができない。しかし、モンスター銀河は、星の紫外線によってちりが暖められ、莫大なエネルギーが放出されるため、サブミリ波でひじょうに明るく輝くことがわかっている。

アステックによる観測で、従来の20倍もの観測面積がとらえられ、研究チームはその画像からモンスター銀河30個を発見した。

さらに、発見されたモンスター銀河が、ライマンアルファ輝線銀河の過密地帯に存在していることが明らかとなった。ライマンアルファ線銀河とは、ライマンアルファ線(水素原子が放射する波長122ナノメートルの紫外線)を放射する若い銀河である。モンスター銀河とライマンアルファ線銀河の両者は、性質は異なっているが分布が類似していたのだ。

銀河の密度がこのように高いということは、暗黒物質(ダークマター)の密度も高いことを意味している。現代の銀河形成理論では、暗黒物質の密度が高いところで、ひじょうに重い巨大な銀河が誕生すると考えられている。今回の観測は、理論の予想に一致する結果を得たことになる。

なお、研究チームでは、爆発的星形成を行う銀河が普遍的に銀河密度の高い領域に分布しているのか、どのくらい昔から爆発的に星を形成する銀河が誕生して、どのように現在の大質量銀河へと進化するのかなどの解明を目指し、他の領域についても、過去に例を見ないほどの大規模な観測を進めている。

マルウェア入り海賊版Windows 7出回る

2009年05月14日 19時13分23秒 | Weblog
マルウェア入りの海賊版Windows 7をばらまいている攻撃者が、ボットネット構築を活発に進めている。

 セキュリティ企業Damballaの研究者によると、攻撃者は海賊版Windows 7にトロイの木馬を隠して、BitTorrentサイトで配布し始めたという。同社は、5月10日にボットネットの制御サーバを停止したが、それまでに感染率は1時間当たり522人に跳ね上がっていたと報告している。

 「4月24日に海賊版が出回りだしてから、われわれが制御サーバを停止させるまで、このボットネットは2万7000件以上の感染を引き起こしたとみられる」とDamballaのエンジニアリング担当副社長トリップ・コックス氏は語る。

 海賊版を使って感染を広める手口は新しいものではない。例えば2008年には、iWork 09やMac版Adobe Photoshop CS4の海賊版を利用してMacボットネットを構築しようとする攻撃が起きた。

 マルウェアの脅威を別にしても、海賊版は大規模なビジネスとなっている。Business Software Alliance(BSA)とIDCの合同調査によると、2008年にソフトウェア企業が海賊版によって被った損失は500億ドルに上った。

 Windows 7リリース候補版(RC)の場合、トロイの木馬が仕込まれた海賊版がBitTorrentサイトに流出した。このトロイの木馬は、ユーザーのマシンにダウンロードされると、ほかのマルウェアをそのマシンにインストールしようとする。感染を防ぐのは難しい。ウイルス対策ツールの多くはWindows 7をまだサポートしておらず、対策ツールをインストールできるようになる前に感染してしまうからだとDamballaは指摘する。

 「幅広い地域で、1日に約1600件のペースで新たな感染が観測されている」とコックス氏は言う。「ボットマスターは制御サーバの停止後に新たに海賊版Windows 7に感染したマシンにはアクセスできないが、それ以前に感染したシステムは利用できる。感染率が最も高いのは米国(10%)、オランダ(7%)、イタリア(7%)だ」

無料なんだし、普通にサイトから落としましょう。
こんなのに感染しても、損するだけですわ~。

シャープ、「ヘルシオIHセンター」を発売

2009年05月14日 19時04分45秒 | Weblog
シャープは、業界で初めて(※1)、「ヘルシオ」のウォーターヒート技術をIHクッキングヒーターのグリル部に搭載した、ビルトインタイプ“ヘルシオIHセンター”2タイプ6モデルを発売します。

 キッチンに合わせて選べる75cmワイドトッププレート<KH-AX7シリーズ 3色>と60cmトッププレート<KH-AX6シリーズ 3色>をラインアップしました。

 本シリーズは、グリル部にウォーターヒート技術を搭載し、オーブンの熱風の約8倍(※2)の熱量を持つ「過熱水蒸気」により脱油・減塩・ビタミン保存などの健康調理とおいしさを実現します。また、ウォーターオーブン「へルシオ」に比べ、体積約3分の1(※3)の新開発高集積エンジンの採用により、「ヘルシオの健康調理」をIHクッキングヒーターで実現しました。しかも従来型IHクッキングヒーター(※4)のグリルに比べて広々とした庫内(※5)です。

 また、ヘルシオ同様の「フラット庫内」とIHのフラットな「トッププレート」により、お手入れはサッと拭くだけのクリーン設計です。
 IH部は3口すべてにIHヒーターを採用し、使いやすさが向上しました。

 オール電化住宅の普及に対応して、ヘルシオの健康調理とクリーン設計のIHクッキングヒーターを組み合わせ、家族の健康とおいしい食生活を提案してまいります。

■ 主な特長
1. グリル部に「ヘルシオ」のウォーターヒート技術を搭載し、脱油・減塩・ビタミン保存などの健康調理とおいしさを両立
2. 業界初(※1)、グリル部にヒーター露出のない「フラット庫内」を採用
3. 3口すべてにIHヒーターを採用


(※1) 2009年5月14日現在 国内市場 家庭用の200V IHクッキングヒーター ビルトインタイプにおいて

(※2) 過熱水蒸気1m3あたりの熱量(230℃):[比熱(液体)×温度差(20℃→100℃)+蒸発熱+比熱(気体)×温度差(100℃→230℃)]×密度=298kcal/m3、熱風1m3あたりの熱量(230℃):比熱(気体)×温度差(20℃→230℃)×密度=35kcal/m3

(※3) 当社ウォーターオーブン(AX-X1)エンジン体積 12.0LとKH-AX7/AX6シリーズ エンジン体積 3.8Lを比べて

(※4) 当社従来IHクッキングヒーター KH-BC75

(※5) 庫内有効寸法(幅×奥行×高さ mm、角皿(焼き網)から天面(ヒーター)までの高さ): 
 KH-AX7/AX6シリーズ 260×356×65、KH-BC75 216×285×54

グーグル、病気関連の検索をした人に質問を掲示

2009年05月14日 18時59分20秒 | Weblog
Googleは、ユーザーが自分で行う病気診断のプロセスにインターネット検索がどの程度の役割を果たせるか探ろうとしている。

 Googleは米国時間5月13日午後、いくつかの一般的な病気に対する検索結果ページの下部にちょっとした質問を掲載し始めた。例えば「ご自身もしくはあなたの知り合いが耳感染症(ear infection)に感染している可能性があるという理由から検索したのですか?」といったようなもの。このような質問は、「ear infection」のような語を検索したユーザーのごく少数にだけ表示される。これはどれだけの人が、研究目的ではなく治療法や治療の選択肢を求めて検索したのかをGoogleが把握するうえで、手助けになると、「Google Health」のプロダクトマネージャーであるRoni Ziegler博士は述べた。

 ある意味で、これはGoogleが「Google Flu Trends」でインフルエンザを追跡してきた取り組みの拡大版ともいえる。Ziegler博士によると、医師たちが米疾病管理予防センター(CDC)にインフルエンザを頻繁に報告するようになるよりも2週間前に、ネットでの検索活動が増加していることにGoogleは気付いたという。何年間分ものインフルエンザのパターンを検証することで、これが(インフルエンザ活動の実態を反映していることが)確認できると、Ziegler博士は述べる。ほかの一般的な健康問題では同様のデータが存在しない。

 Googleがこれらのデータで何をしたいのか、またこの試みでどれだけ有効なデータを取り出せるのかは明らかでない。しかし、Googleのすることは何でも検索のプロセスに還元される。従ってこれらのデータは、「病気『X』の治療に関する選択肢を探してますか?」と検索ページの上部に表示するなど、検索ユーザーにより多くの選択肢を提供するために利用される可能性がある。

 これは暫定的なプロジェクトのため、Googleは13日の午後より数週間にわたりデータを集める計画である。

よけいなお世話だ~!!とも思う。

ウノウ、街を育てる携帯ゲーム「まちつく!」を公開

2009年05月14日 18時56分46秒 | Weblog
ウノウは5月14日、無料の携帯電話向けゲーム「まちつく!」を正式に提供開始した。

まちつく!は自分だけの街である「まち」を育成していくゲームで、位置情報を利用した「位置ゲー」の要素を持つ点が特徴だ。

 まちは、掲示板への書き込みやアクセス数にしたがって発展していく。ゲーム内通貨である「銭」を住民からの寄付などで貯めることで、アイテムを購入したり、設置したりできる。

 また地域連動もしており、位置情報を送信すると入店できる「おみやげ屋」で、全国各地の名産品やシンボルを購入できる。