ダーウィンが進化論を確立する上で重要な役割を果たしたビーグル号の航海日誌が7日、オークションハウス大手のサザビーズで競売にかけられ、9万7250ポンド(約1450万円)で落札された。
この航海日誌は、パタゴニアの水路探索の目的で実施されたビーグル号の最初の航海の1828年3月28日から7月24日までの航海日誌が記録されたもので、航海終了後はビーグル号の指揮官の家族によって保存されてきたものとなる。
日誌には航海中に自殺を遂げたプリングル・ストークス船長の心理状態が錯乱していく様が生々しく書かれており、科学的史料としてだけでなく、歴史的史料としての価値も高く評価されたことが、約10万ポンドという破格の値段で落札された要因となった(ストークス船長は1828年8月2日に自殺)。
サザビーズによる見積もりでは予定落札価格は4万ポンド(約550万円)となっていた。
今回のオークションでは他にもビーグル号の航海と並ぶ歴史的科学探査航海となるクック船長による航海に関連した品物などが競売にかけられ、落札金額の合計は140万ポンド(約1億9300万円)に達した。
この航海日誌は、パタゴニアの水路探索の目的で実施されたビーグル号の最初の航海の1828年3月28日から7月24日までの航海日誌が記録されたもので、航海終了後はビーグル号の指揮官の家族によって保存されてきたものとなる。
日誌には航海中に自殺を遂げたプリングル・ストークス船長の心理状態が錯乱していく様が生々しく書かれており、科学的史料としてだけでなく、歴史的史料としての価値も高く評価されたことが、約10万ポンドという破格の値段で落札された要因となった(ストークス船長は1828年8月2日に自殺)。
サザビーズによる見積もりでは予定落札価格は4万ポンド(約550万円)となっていた。
今回のオークションでは他にもビーグル号の航海と並ぶ歴史的科学探査航海となるクック船長による航海に関連した品物などが競売にかけられ、落札金額の合計は140万ポンド(約1億9300万円)に達した。