全ての大型恐竜は中生代と新生代の境目で起きたK-T境界(Cretaceous--Tertiary extinction event)で絶滅したものと考える向きがこれまでの学説では優勢となるが、この考え方は誤っており、一部の大型恐竜はK-T境界を越えて50万年近くも種として生き延びていたとする論文が発表、注目を集めている。
論文発表したUSGSのジム・ファセット(Jim Fassett)博士は、ニューメキシコ州とコロラド州で恐竜の化石が発掘された地層の年代を改めて Palynomorphs(古花粉)抽出法を使って再調査を実施。その結果、これらの地層は古花粉抽出法による地質分類上は、曉新世に属する可能性が高いことが判ったとしている。
恐竜が見つかった地層は鑑定の結果、曉新世のものと判った地層の上にあり、これらの地層から発見された恐竜は地質年代的には白亜紀のものではなく、新生代の曉新世のものである可能性が高いとしている。
これまでの古生物学の常識では全ての大型恐竜は白亜紀末で絶滅した考えられていただけに、今回の研究発表の内容が正しいとすると学術的には極めてセンセーショナルなものとなる。
恐竜の発掘時に古花粉抽出法を使って厳密に地層の年代測定を行うということは一般的とは言えず、これまで白亜紀のものとして分類されてきた恐竜の化石は実際には曉新世のものも含まれている可能性もでてきたこととなる。
生き残っている個体が居たとしても、なんら不思議ではないけれど…
それが大型恐竜となると、やはり確率は低いんではないだろうか?
ただし、こういった研究成果が出てくるのは、学術的には極めて大歓迎。
批判されていた論文が、実は正しかったってパターンは歴史的にも多いですし。
柔軟な発想、自由な発想も、時には大切ですね~。
論文発表したUSGSのジム・ファセット(Jim Fassett)博士は、ニューメキシコ州とコロラド州で恐竜の化石が発掘された地層の年代を改めて Palynomorphs(古花粉)抽出法を使って再調査を実施。その結果、これらの地層は古花粉抽出法による地質分類上は、曉新世に属する可能性が高いことが判ったとしている。
恐竜が見つかった地層は鑑定の結果、曉新世のものと判った地層の上にあり、これらの地層から発見された恐竜は地質年代的には白亜紀のものではなく、新生代の曉新世のものである可能性が高いとしている。
これまでの古生物学の常識では全ての大型恐竜は白亜紀末で絶滅した考えられていただけに、今回の研究発表の内容が正しいとすると学術的には極めてセンセーショナルなものとなる。
恐竜の発掘時に古花粉抽出法を使って厳密に地層の年代測定を行うということは一般的とは言えず、これまで白亜紀のものとして分類されてきた恐竜の化石は実際には曉新世のものも含まれている可能性もでてきたこととなる。
生き残っている個体が居たとしても、なんら不思議ではないけれど…
それが大型恐竜となると、やはり確率は低いんではないだろうか?
ただし、こういった研究成果が出てくるのは、学術的には極めて大歓迎。
批判されていた論文が、実は正しかったってパターンは歴史的にも多いですし。
柔軟な発想、自由な発想も、時には大切ですね~。