先月、1層のBlu-rayディスクの20倍にあたる500GBの大容量を実現した「ホログラフィックディスク」が登場したことをお伝えしましたが、それをさらに圧倒的に上回る記録容量を誇る「5次元ディスク」というものが登場することが明らかになりました。
大容量化著しいHDDやフラッシュメモリに取って代わられると思われていた光ディスクですが、まだまだ記録媒体として活躍することになりそうです。
リリースによると、オーストラリアのメルボルンにあるスウィンバーン工科大学の研究チームがDVDと同じサイズの光ディスクでDVDの最大2000倍のデータを格納する技術を開発したそうです。
これはディスクにナノ粒子を採用することで、現在ホログラフィックディスクが採用している3次元の記録方式に、さまざまな異なる波長の色のレーザーを用いた記録方式と、ディスクに光波を当てたときにディスクに含まれる電界の方向がナノ粒子に沿うため、異なる角度から異なる情報を相互干渉せずに記録できる方式を加えた、5次元での記録が可能になるというもの。
そして5次元での記録を行うことで、大容量のデータが格納できるとされていますが、現時点では書き込み速度などが問題となっており、商用利用には5~10年かかると研究者は見込んでいます。
なお、この技術は現在のディスクドライブ技術と互換性があるもので、現時点で1.6TBの記録容量を実現しているとのこと。また、研究にあたってSamsungとの協定が結ばれたようです。
大容量化著しいHDDやフラッシュメモリに取って代わられると思われていた光ディスクですが、まだまだ記録媒体として活躍することになりそうです。
リリースによると、オーストラリアのメルボルンにあるスウィンバーン工科大学の研究チームがDVDと同じサイズの光ディスクでDVDの最大2000倍のデータを格納する技術を開発したそうです。
これはディスクにナノ粒子を採用することで、現在ホログラフィックディスクが採用している3次元の記録方式に、さまざまな異なる波長の色のレーザーを用いた記録方式と、ディスクに光波を当てたときにディスクに含まれる電界の方向がナノ粒子に沿うため、異なる角度から異なる情報を相互干渉せずに記録できる方式を加えた、5次元での記録が可能になるというもの。
そして5次元での記録を行うことで、大容量のデータが格納できるとされていますが、現時点では書き込み速度などが問題となっており、商用利用には5~10年かかると研究者は見込んでいます。
なお、この技術は現在のディスクドライブ技術と互換性があるもので、現時点で1.6TBの記録容量を実現しているとのこと。また、研究にあたってSamsungとの協定が結ばれたようです。