鴨頭の掲示板

日本史学関係の個人的な備忘録として使用します。

【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「西海賢二編『奉納物に石鎚信仰の歩みを読む―絵馬・扁額・常夜燈(鳥居)・頌徳碑・絵葉書などから―』」『地方史研究』第426号(2023年12月)

2023年12月15日 15時43分02秒 | いち研究者としての日記

標記の記事を掲載する地方史研究協議会『地方史研究』第426号(73-6号)が完成して発行されました。掲載頁は168~169です。

記事で案内した新刊(2023年6月刊、A4判ソフトカバー、17頁、非売品、発行:〔愛媛県〕西条市立西条郷土博物館、問合せ先:石鎚神社会館 西海文庫)は、編集者の西海(にしがい)賢二先生が四国遍路ほか日本列島の各地を歩むなかで収集した石鎚信仰関連資料の展示(会場:発行と同じ博物館、開催期間:2023年1月12日~3月19日)について、終了後も引き続きその企画の価値を広く世に問おうと発行した研究報告書です。『地方史研究』の場合はISBN(国際標準図書番号)などが施されない資料館等刊行物でも《新刊案内》を掲載してくださるので、私へも1冊お贈りいただいた御礼に投稿しておりました。

 

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【受贈】 常民文化研究会『コロス』第175号(2023年11月)

2023年12月11日 13時51分12秒 | いち研究者としての日記

西海(にしがい)賢二先生より標記会報の完成版を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。

この会報には

西海賢二「大山信仰とその周辺」

西海賢二《資料紹介》「鹿島踊りと青年会合宿日誌について」

2本を掲載してあります。前者は、神奈川県域に聳え立つ大山(おおやま、標高1,252m)が、古代修験道の場から江戸時代は関東一帯の庶民による信仰の対象へと展開していく歴史につき「御師」「太刀」をキーワードにしながら概説するものです。後者は、神奈川県の小田原市から静岡県の加茂郡東伊豆町に至る相模湾沿岸22ヶ所で受け継がれてきた「鹿島踊り」の伝統につき、大正・昭和時代の青年会(団)合宿日誌を翻刻しながら解説するものです。

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【受贈】 西海賢二「伊勢信仰の地域的展開―峠の向こうに何がある―」(地方史研究協議会編『〝出入り〟の地域史―求心・醸成・発信からみる三重―』、雄山閣、2023年10月)

2023年12月11日 13時05分56秒 | いち研究者としての日記

西海(にしがい)賢二先生より標記編著書収録論文の自製抜刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。

まず、この編著書自体は、令和4年(2022)に地方史研究協議会が三重県を舞台に開催した第72回大会の成果論集です。その大会をめぐっては、私自身も会誌『地方史研究』第72-4号(通号418、2022年8月)73~78ページに《問題提起》の小論文を1つ寄稿しています。

次に、抜刷をいただいた論文は、その大会における講演の内容を文章化したものです。先生がそれまで歴史研究に携わってきた各地域に残る伊勢への参詣や信仰を示す記録につき、順に解説をつけながら挙げていく構成としました。このなかで、地域間の垣根を越えた普遍性の問題に関し、要因を考察しています。

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【受贈】 山口県地方史学会『山口県地方史関係文献目録(山口県地方史研究別冊)』Ⅵ 2013~2022(2023年11月)

2023年12月04日 13時10分43秒 | いち研究者としての日記

山口県地方史学会より標記の文献目録(全239頁)を1冊、私にも送付されました。会員全員に配布とのことで、学会誌第130号との同封で郵送されています。

書名にあるとおりこの目録は、平成25年(2013)~令和4年(2022)の10年間に山口県域の歴史に関して発表した研究論著を、時代区分・原稿カテゴリーの別に整理するものです。私自身の研究歴にとればこの10年間は、ちょうど専門テーマの単著1冊を出版し、そのあと趣味で自治体史誌編さん事業史研究にも取り組みはじめる時期なので、専門テーマと趣味テーマ両方の発表論著を収録してくれています。

 

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