地方史研究協議会の今年度三重大会開催にあたり投稿していた標記の小論文を掲載する『地方史研究』第418号(第72巻4号)が、完成し東広島市の自宅へ配達されました。掲載は73~78ページです。
私の場合、専門のテーマについては過去の大会ですでに発表済みのため、今回は、趣味で取り組む研究の内容で執筆しました。偶然というか結果的にであるものの私は、地方史研究協議会の大会へ
2007年、第58回高松大会 自由論題《口頭発表》「近世瀬戸内海路をめぐる情報ネットワークの形成―山陽~四国間における交換・共有のあり方を中心に―」
※翌2008年、この成果論集『歴史に見る四国―その内と外と―』(雄山閣)に論文を収録される。
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2012年、第63回東京大会《問題提起》「江戸時代地方史の研究をめぐる二つのネットワーク―瀬戸内海域における異国船対応史の視座から―」『地方史研究』第359号
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2017年、第68回徳島大会《問題提起》「『鎖国』期異国船対応を通して見る徳島藩領の地力」『地方史研究』第388号
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2022年、第72回三重大会《問題提起》
と、ちょうど5年周期で貢献していることになります。
なお、今回の小論文を読むにあたっては、山口県県史編さん室『山口県史研究』第30号(2022年3月)で発表した《修史研究》「関東近世史研究会に学ぶ自治体史論のあり方」にあらかじめ目を通していただければ、研究の背景から位置づけかたまでわかりやすくなると思います。