広島史学研究会に投稿していた標記の小論文を掲載する『史学研究』第307号(2021年1月)が完成して発行されました。
標記の新刊は、令和元年(2019)8月に日本経済評論社より刊行され、同じ年の11月に大阪商業大学で開催された交通史学会例会において直接お贈りいただき、そのお礼にすぐ投稿したものです。しかし、広島史学研究会が創立90周年記念に特集号を企画するなどの事情で、掲載は出版から1年以上先送りとなってしまいました…。
新刊の内容は、日本の公共交通をいかに持続させるかの課題を念頭に置きつつ、それへの示唆として、ドイツにおける運輸連合の歴史を説明したものです。ゆえに、ドイツ語の文献資料を用いて実証しながら、ドイツ語を学んでいない者でも読みやすいよう仕上げています。