鴨頭の掲示板

日本史学関係の個人的な備忘録として使用します。

【読了】 玉井建也《書評》「鴨頭俊宏著『近世の公用交通路をめぐる情報―瀬戸内海を中心に―』」

2015年12月28日 21時56分56秒 | いち研究者としての日記

標記の書評を掲載する大阪歴史学会『ヒストリア』第253号(2015年12月)が自宅に届けられたので、早速、読ませていただきました。

掲載されているのは会誌の196~200ページ、5ページ分の文字数です。書評、ありがとうございました。

評者の玉井建也氏(東北芸術工科大学)には、約10年にわたり学術雑誌上で、近世瀬戸内海路をめぐる情報ネットワークの理論につき学ばせていただいております。正直いえば、せっかくの機会だからもう少し遠慮なく批判してくれてもよかったのに……と思う部分もありますけど、そういう研究者の立場ならではの指摘や紹介をしてくれております。ぜひ、多くのかたに読んでいただきたく存じます。

なお、平成26年(2014)に清文堂出版(大阪市)から出版した標記の単著については、私の知る限りであと1本、学術雑誌上で書評が掲載されるようです。その1本が無事に掲載されて計6本が揃えば、受けた批評文に対し1つずつ回答しつつ当該研究を展望する小論文を学術雑誌に投稿しようと、準備を始めております。

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【受贈】 落合功著『「徳川の平和」を考える』(日本経済評論社、2015年11月)

2015年12月23日 23時01分31秒 | いち研究者としての日記

青山学院大学経済学部教授の落合功先生より、標記の単著(ソフトカバー、本文全123頁、1500円➕税)を1冊贈っていただきました。ありがとうございます。

江戸時代、徳川将軍の覇権のもとで保たれた平和のしくみを、敬体の平易な文章で概説しています。それをとおし、現在問題になっている「平和」とは何か?を改めて考えさせようという内容です。

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【司会】 九州歴史科学研究会12月例会シンポジウム@福岡大学

2015年12月15日 23時39分59秒 | いち研究者としての日記

12月19日(土)13:00~18:20、福岡大学において標記のシンポジウムが開催されるのですが、その第二部「近世の部」で司会を務めさせていただくことになりました。

 

内容は、江戸時代の対馬藩を対象として、東アジア世界の“海域”という視点から国際的なヒトとモノの移動を捉えなおそうとするものだと理解しております。現在、関係する歴史を予習中です。

研究会より、作成されたシンポジウムのポスターをいただいております。当日は、どうかよろしくお願いいたします。

 

https://drive.google.com/file/d/0B_KvGBxnM9kXLWRNdGpnV0MzZ1E/view?usp=sharing

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