記事ののべ閲覧数自体はすでに20万を超えていたのですが、いつの間にか先日、訪問者の総数も10万人を超えていました。
このブログを始めて令和元年(2019)11月18日現在、3566日目(10年弱)となります。
よって、1年あたり約1万人で、1日平均約27人の訪問。なんともビミョウ……。
記事ののべ閲覧数自体はすでに20万を超えていたのですが、いつの間にか先日、訪問者の総数も10万人を超えていました。
このブログを始めて令和元年(2019)11月18日現在、3566日目(10年弱)となります。
よって、1年あたり約1万人で、1日平均約27人の訪問。なんともビミョウ……。
先日『2019年度交通史学会第3回例会』で研究の口頭報告をしましたが、同じくこの例会で報告された同志社大学商学部教授の青木真美先生より、標記の新刊を私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。
書名にある「運輸連合」とは、ドイツにおいて都市の公共交通の調整と運営を担ってきた機関であり、新刊は、その創成から現在までの40年間を対象としています。20世紀のドイツ史研究といえば、東西に分裂していたことなど専門的な知識の習得、そもそもドイツ語のマスター、が必要かと存じます。しかし、本書の場合は、現代日本の公共交通をめぐる諸課題を出発点としつつ両国の対比に重点を置きながら説明する構成となっております。ゆえに、私みたいな日本の公共交通に関する予備知識しかない者でも、わかりやすく接することができて、大変勉強になる内容だと思いました。
令和元年(2019)11月16日、大阪商業大学において開催された標記の学会例会で、研究の口頭報告をしてきました。
近年、近世の幕府公用通行をめぐる情報ネットワークを支えたキーマンの一人に、現在の山口県下関域に派遣された萩藩士八幡(ばはん)改役に注目しています。石川敦彦氏も『山口県地方史研究』第118号(2017年)などにこれをテーマとする論文を発表しました。そこで、このテーマに関する本格的な実証の準備報告と位置づけ、まずは論点を整理しながら研究の方向性を説明しなおしています。
標記の論文(藤女子大学文学部『紀要』第54号、2017年)について執筆した《論文評》を掲載する山口県地方史学会『山口県地方史研究』第122号が、完成し東広島市の自宅にも届きました(掲載ページ:118~122)。
弘化3年(1846)6月、当時は幕府直轄から松前藩領へ復領していた蝦夷地のエトロフに、アメリカ合衆国ニューヨーク発の捕鯨船が漂着しました。漂着者は、幕府の規定どおりいったん長崎まで護送されたのち本国へ送還となるのですが、この途中に現山口県域を通っています。そこで、山口県地方史研究の立場から、簡単な作文で批評してみました。
なお、松本あづさ氏の論文は、藤女子大学機関リポジトリをとおしインターネット上で公開されています。