ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝俳句を作っちゃおう〟夏休み宿題大作戦

2019年08月01日 | 俳句

 朝からもう30度もありそうな暑い一日でした。今日は広島の檀那寺から盂蘭盆棚行のためご住職が来られますので、朝から義母の家へ。予定は9時半…いつもは早めに来られることが多いので、9時には準備して待っていました。どうしたことか予定時刻を過ぎてもなかなか見えません。すると、主人が〝お寺さんは10時と言ったんじゃないんかね?〟と義母に言う。〝間違いないよ。9時半で…〟と義母も譲りません。主人はもう義母の勘違いだと決めつけたように言うので、私は〝勘違いはあなたの方ががよくするでしょ。おばあちゃんの方がきっと合ってると思うわよ〟と、義母の応援です。だって主人は会合やゴルフなどでよく1週間間違ったりすることがあるんですもの。さて、さてどちらに軍配が…。

 寺からの母宛の手紙は私が預かって家に置いてきましたので、戻ったら確かめてみるからと言っているうちに、10時過ぎご住職が来られ、お経が始まりました。宇部には3、4軒の檀家があるので、いつも盆前の早めに来られます。今年も無事終わりました。ご苦労様です。

 念のため先ほど寺からの通知を確かめてみますと、間違いなく〝9時半〟と書いてありました。さすがはおばあちゃん、99歳なんですよ。お見事! 私たちの方が早くボケそう!

 さて、昨日は厚南児童館で恒例の「夏休み宿題大作戦」の〝俳句を作っちゃおう〟という講座の日でした。今年は参加者が1年生から5年生までの12名と少なかったものの、お母さん方が2名参加されましたので、よかったです。今年は始めてから4年目になるのですが、毎年参加してくれる懐かしい子もいたりして、みんなで半日楽しく過ごせました。アリガトウ!

 去年までは〝しりとり〟の遊びなどをして季語を見つけたり、俳句の作り方などを説明すると、みんな指折り数えて詠んだりと、室内だけでしました。今年はちょっと趣向を変えて、外に出て実際の季語に触れてから俳句を詠もうということにしました。要するに〝季語探し〟からスタートです。一応会館の庭や周辺だけが許可ということで、さあ一歩外に出ると、ほら真っ先に蟬の声です。花壇の方へ行くとマリーゴールドやサルビア、千日草など。アッ、だれかがねこじゃらしも見つけました。すると、今度はイトトンボ、シオカラトンボ、赤トンボ…アゲハチョウやハチなども。そうそう、蜘蛛の糸を見つけた子もいました。みんなしげしげと眺めます。次は裏を流れている小川に行くとシラサギが…あらアメンボもいますよ。バッタを捕まえて見せに来る男の子も…もうあげたらきりがありません。みんな汗を流しながらメモを…お母さんたちも同じく一生懸命です。ヨカッタ!

 そして、その後部屋に戻り1時間ほどで作句。子供たちが一番多く詠んだ季語は、〝くもの糸〟と〝蟬〟でした。特にくもの糸は印象的だったようす。従前のように室内だけで作らせていたら蟬の方は出るでしょうが、くもの糸は出なかったでしょうね。ああ、〝夏のたんぽぽ〟と詠んだ子もいましたよ。確かにたんぽぽが咲いていましたが、今のには夏を付けないといけないと思ったんでしょう。これ1年生ですよ、賢い!

 最後は、詠んだ句の中から2句ほど短冊に自分で清書して、みんなの前に出ての発表会。感想を書いて〆の記念撮影で無事終了です。いつも手伝ってくれる仲間2人も、お疲れ様でした!作品は、今年の宇部市芸術祭の俳句大会へ応募しますので、ここに乗せるのは…ゴメンナサイ!でも、子どもたちやお母さんの感想はみな〝季語探しが暑かったけど楽しかった!〟ですって。やってヨカッタ。ホッ!

 

コメント (2)
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