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より良き明日の為に

人類の英知と勇気を結集して世界連邦実現へ一日も早く

都民の皆さんへ!

2016-07-27 15:13:04 | より良き我国のために
 この度の都知事選も終盤となりました。
 小池百合子候補が最有力、二番手に増田寛也候補、三番手が鳥越俊太郎候補のようです。
 小池氏が当選すれば初めての女性都知事であり、英国のメイ首相、米国のクリントン大統領候補と並んで初物好きの人々の人気を集めるのも頷けます。

 しかし、小池氏の本質は右派の団体である日本会議国会議員懇談会副会長という肩書に表れています。
 同顧問である安倍総理と同様、ほぼ自民党改憲草案に沿った国造りを目指しています。
 もし小池氏が当選した場合、当面は政権と距離を置くことになりますが、元々安倍総理との親和性が良いのでやがて政権と一体になっていくと思われます。

 増田候補はズバリ自民党の候補であり、当選の暁には安倍政治そのものの都政になること必定です。
 そして安倍政権はますます自信を深め、憲法改定に邁進していくことでしょう。

 これまで安倍政権が成してきた特定秘密保護法、防衛装備移転三原則、原発ベースロード電源化、集団的自衛権行使容認閣議決定、安保関連法制、同じく成しつつある普天間基地建設、東村高江ヘリパッド建設、同じく成そうとしている憲法改定に反対の皆さんにお願いします。

 現在スキャンダルに塗れてはいますが、「安倍政治を許さない」という一点で鳥越氏に投票してください。
 更に上記の事柄に気付かないまま、人気投票の様な感覚で投票しようとしている皆さんや、棄権しそうな皆さんへの声掛けを是非お願い致します。

 

無党派の皆さんへ!

2016-07-08 13:04:38 | より良き我国のために
 無党派の皆さん、参院選の投票をお願いします。
 最近の報道によれば改憲4党で参院議席数の2/3に迫る勢いです。

 皆さんは何となく憲法改定で息苦しくなりそうな予感がありませんか。
 自民党の憲法草案は政府を縛るのではなく、国民を縛るものです。
 まるで明治憲法の様な内容です。
 天皇は「象徴」でなく、「元首」となります。
 「個人」の自由は「公」の名のもとに制限を受けます。何が「公」なのかは政府が決めるのです。
 9条には軍隊が明記されます。地球上のどこにでも米軍と一緒になって戦います。
 現憲法の3原則である平和主義、国民主権、基本的人権の全てが制約を受けることになります。

 いま政権与党はこの参院選で「改憲」の「か」の字も言いません。
 しかし改憲4党で参院議席数の2/3を取れば間違いなく改憲を目指して来ます。
 後で悔やまないためにも、是非投票して改憲阻止の意思表示をしてください。

 被爆地広島の記念碑にある「二度と過ちは繰り返しませんから」の言葉をどうぞ思い出してください。
 そのために行動すべき時はまさに「今」なのです。
 あとからでは取り返しがつきません。
 「棄権」はとても「危険」です。
 是非投票をお願いします。
 

真の安全保障を!

2016-07-03 19:32:33 | より良き我国のために
 
 参院選も余すところ一週間となりました。
 6月に入ってから北朝鮮のムスダン発射実験が成功したとか、自衛隊機が尖閣諸島周辺で中国機に対して緊急発進したとか、中国軍艦が尖閣諸島の接続水域に侵入したとか、鹿児島県沖の領海を通過したとかの報道が相次いでいます。多くの国民が北朝鮮や中国の実力行使を恐れるあまり、この参院選で日米安保条約を強化して抑止力を確保しようとする与党側に投票したくなる気持ちも分からなくはありません。しかし、本当にそれで良いのでしょうか。それしかないのでしょうか。

 20世紀の超大国アメリカの国力は相対的に低下し、世界の保安官の役割を返上しつつあります。一方中国が力をつけて経済、軍備両面で米国と肩を並べようとしています。やがて中国・ロシアの東側陣営と米欧の西側陣営が対立しあう第二次冷戦の時代が来るのかも知れません。国連安保理事会は相変わらず2分されて役に立ちません。その時も日本は西側の一員になるのでしょうか。それではこれまでと同じで全く進歩がありません。

 2005年8月に衆議院は「国連創設及び我が国の終戦・被爆60周年に当たり更なる国際平和の構築への貢献を誓約する決議」を採択し、その中で世界連邦の実現を目指しました。更に今年の5月に参議院が「我が国の国連加盟60周年に当たり更なる国際平和の構築への貢献を誓約する決議」を採択し、その中で同様に世界連邦の実現を目指しています。こうして衆参両院の国会決議をもって世界連邦の実現を目指す我が国は、この分野で世界のトップリーダーになっています。

 世界連邦運動ではまず国連の民主化を求めます。非民主的なものの最たるものは安保理事会です。五つの常任理事国のうち一つでも反対すれば機能しなくなります。これでは世界の保安官役が成り立ちません。安倍政権は我が国の安保理常任理事国入りを目指していますが、根本的に方向が間違っています。むしろ常任理事国の拒否権を無くし、議論し調整して最後は多数決で決める民主化を目指すべきです。その上で国連軍を創設すべきです。同時に世界各国の軍備を削減していくべきです。すぐには難しいかも知れません。しかしこの方向に動き出さなければ始まりません。

 同時に世界の法治化を目指します。例えば今月12日に判決が出る予定の常設仲裁裁判所の裁定を中国は無視すると公言していますが、これを許してはなりません。国連総会で、G7で、アセアンで・・・ありとあらゆる組織が中国に対して判決に従うよう促すべきです。これからの世界は「法治世界」でなければなりません。力の強いものが弱いものを力ずくで従わせる世界であってはいけないのです。

 国連軍が動き出せば日米安保は不要になります。沖縄の米軍基地も不要になります。それは世界を日本国憲法の理念に合わせることです。日本国憲法を世界の現状に合わせて改悪する安倍政権の方向は間違っています。国民の皆さん、世界連邦に続く道こそ21世紀の真の安全保障の道ではないでしょうか。安倍政権が向かう日米安保強化、憲法改悪の道は尚、武力を以て武力を抑えんとする20世紀の古い安全保障なのです。

 衆参両院の国会決議をもって世界連邦の実現を目指すと決意した我が国こそ、世界の先頭に立ってこの道を切り開いていくべきではないでしょうか。1週間後の投票では是非とも野党4党側の候補を選んでくださるようお願い致します。