おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
熱論篇を陽明脈解篇と間違えてしまいました。訂正します。原文は間違っていません。
原因は
10・5
おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑤ 黄帝内経素問 陽明脈解篇 第三十
を貼り付けてしまいました。
下線部を故口燥舌乾而渇と訂正します、舌を絶としてしまいました。H25・10・17
柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑤ 黄帝内経素問 熱論篇 第三十一
第二節
(原文)
帝曰。願聞其状。
岐伯曰。傷寒一日。巨陽受之。故頭項痛、腰脊強。二日陽明受之。陽明主肉。其脈俠鼻、絡于目。故身熱目痛而鼻乾。不得臥也。三日少陽受之。少陽主(1)膽。其脈循脅、絡于耳。故胸痛而耳聾。三陽經絡皆受其病而未入於(2)藏者、故可汗而已。
四日太陰受之。太陰脈布胃中、絡於嗌。故腹滿而嗌乾。五日少陰受之。少陰脈貫腎、絡於肺、繫舌本。故口燥舌乾而渇。六日厥陰受之。厥陰脈循陰器而絡於肝。故煩滿而嚢縮。
三陰三陽、五藏六府、皆受病、榮衛不行、五藏不通則死矣。其不兩感於寒者、七日巨陽病衰、頭痛少愈。八日陽明病衰、身熱少愈。九日少陽病衰、耳聾微聞。十日太陰病衰、腹減如故、則思飲食。十一日少陰病衰、渇止不満、舌乾已而嚏。十二日厥陰病衰嚢縱、少腹微下、大氣皆去。病日已矣。
(1)胆 全元起本、甲乙經、太素並びに骨に作る
(2)藏 甲乙經、太素、府に作る
(訓読)
帝曰く「願くは其の状を聞かん」と。
岐伯曰く「傷寒一日は巨陽之を受く。故に頭項痛み、腰脊強ばる。二日は陽明之を受く。陽明は肉を主る。其の脈は鼻を俠(おとこだて・挟(はさ)ではないか、東洋学術出版社素問では・挟む)み目を絡う。故に身熱して目痛み而して鼻乾く。臥することを得ず。三日は少陽之を受く。少陽は膽(骨)を主る。其の脈は脅に循い耳を絡う。故に胸脅痛み耳聾す。三陽の經絡皆其の病を受け而かも未だ藏に入らざる者は故に汗して已むべし。
四日は太陰之を受く。太陰の脈は胃中に布して嗌を絡う。故に腹滿ちて嗌乾く。五日は少陰之を受く。少陰の脈は腎を貫ぬき肺を絡い、舌本に繫がる。故に口燥き、舌乾きて渇す。六日は厥陰之を受く。厥陰の脈は陰器を循りて肝を絡う。故に煩滿して嚢縮む。
三陰三陽五藏六府皆病を受け、榮衛行かず、五藏通ぜざるときは則ち死するなり。其の兩つながらは寒に感ぜざる者は、七日巨陽の病衰え頭痛少しく愈ゆ。八日陽明の病衰え身熱少しく愈ゆ。九日少陽の病衰え、耳聾すること微しく聞こゆ。十日太陰の病衰え腹減ずること故の如くなれば則ち飲食を思う。十一日少陰の病衰え、渇止み滿たず、舌乾くこと已みて嚏す。十二日厥陰の病衰え嚢ゆるみ、少腹微かに下り大氣皆去る。病日ごとに已むなり」と。
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