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黄帝内経素問 熱論篇 第三十一
第二節
帝曰。願聞其状。
岐伯曰。傷寒一日。巨陽受之。故頭項痛、腰脊強。二日陽明受之。陽明主肉。其脈挟鼻、絡于目。故身熱目痛而鼻乾。不得臥也。三日少陽受之。少陽主膽。其脈循脅、絡于耳。故胸痛而耳聾。三陽經絡皆受其病而未入於藏者、故可汗而已。
四日太陰受之。太陰脈布胃中、絡於嗌。故腹滿而嗌乾。五日少陰受之。少陰脈貫腎、絡於肺、繫舌本。故口燥舌乾而渇。六日厥陰受之。厥陰脈循陰器而絡於肝。故煩滿而嚢縮。
三陰三陽、五藏六府、皆受病、榮衛不行、五藏不通則死矣。其不兩感於寒者、七日巨陽病衰、頭痛少愈。八日陽明病衰、身熱少愈。九日少陽病衰、耳聾微聞。十日太陰病衰、腹減如故、則思飲食。十一日少陰病衰、渇止不満、舌乾已而嚏。十二日厥陰病衰嚢縱、少腹微下、大氣皆去。病日已矣。
語句の意味 4
五日少陰受之
足少陰=足の少陰腎経に同じ。
<素問三部九候論>「下部の地、足の少陰なり。」
<霊枢経水篇>「足の少陰、外は汝水に合し、内は腎に属す。」
<霊枢憂恚無言篇>「足の少陰、上は舌に繫り、横骨に絡し、会厭に終る。」
<素問蔵気法時論>「腎は冬を主り、足の少陰太陽を主治す。」
足の少陰腎経=足少陰経脈(あしのしょういんのけいみゃく)に同じ。
足少陰経脈=腎経の脈のこと。十二経脈の一つ。もとは腎の足の少陰の脈(腎足少陰脈)という。循行経路は体内にあっては、腎に属し、膀胱を絡い、脊髄、肝、隔膜、喉部、舌根、肺、心、胸腔などに連なる。体表にあっては、足の小趾より、足心、内踝、下肢内側の後面、腹部を経て、胸部にとまる。
<霊枢経脈篇>「腎の足の少陰の脈は、小指の下に起り、足心に邪めに走る。然谷の下に出て、内踝の後を循り、別れて跟中に入る。以って踹内を上り、膕の内廉に出て、股内の後廉を上りて、脊を貫き、腎に属し、膀胱を絡う。其の直なるものは、腎より上りて肝隔を貫き、肺中に入る。喉嚨を循り、舌本を挟む。其の支なるものは、肺より出て心を絡い、胸中に注ぐ。」
手少陰=手の少陰心経のこと。
<素問蔵気法時論>「心は夏を主る手の少陰、太陽の主治なり。」
<素問三部九候論>「中部は人なり手の少陰なり。」
<霊枢経水篇>「手の少陰は、外は済水に合し内は心に属す。」
手少陰経脈=心経の脈のこと。十二経脈の一つ。この循行経路は、体内にあっては、心に属し、小腸を絡い、咽部と眼に連なる。体表にあっては、腋下部より、上肢屈側の後面に沿って下に向かい、小指端に止まる。
<霊枢経脈篇>「心手の少陰の脈は、心中に起り、出て心系に属し膈を下りて小腸を絡う。其の支なる者は、心系より上りて咽を挟み、目系に繫ぐ、其の直なる者は、復た心系より却て肺に上り、下りて腋下に出で、下りて臑内の後廉を循り、掌後の鋭骨の端に抵り、掌内の後廉に入り、小指の内を循りて其の端に出づ。」
漢方用語大辞典
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