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黄帝内経素問 瘧論篇 第三十五 第十三節 訳

2014-02-19 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 瘧論篇 第三十五

第十三節

 帝曰。夫病温瘧與寒瘧。而皆安舍、舍於何藏。

 岐伯曰。温瘧者得之冬中於風寒。氣藏於骨髓之中、至春則陽氣大發、邪氣不能自出。因遇大暑、腦髓爍、肌肉消、腠理發泄。或有所用力、邪氣與汗皆出。此病藏於腎、其氣先從内出之於外也。如是者陰虚而陽盛。陽盛則熱矣。衰則氣復反入。入則陽虚。陽虚則寒矣。故先熱而後寒。名曰温瘧。

 

黄帝が申されました。

病に温瘧と寒瘧があるという。どんなところに病がはいりこみ、どの蔵に入り込むのであろうか。

 岐伯が申し上げました。

 温瘧はこれを冬風寒の害を受け、邪気は骨髄の内にはいり、春になると陽氣は大いに発し、邪気は自ら出ることは出来ません。大暑に遇うときには、脳髄は焼け溶けるようになり、肉体はやせこけ、毛穴からは汗が多く出すぎ気も漏れるようになります。あるいは力仕事をしたときに、邪気と汗とが皆出てしまいます。この病は腎に入りこみ、其の気は先ず内部より出て外部に出て行きます。このような状態は陰虚にして陽盛となる。陽盛は熱となり、衰えると邪気はまた(熱が極まると陰に)入り込みます。(陰が)入れば陽虚となり、陽虚は寒となります。それ故に先ず熱して後寒となるのを、是を名づけて温瘧ともうします。

 

蛇足

虚寒=陽氣が不足して生じる寒証。新・東洋医学辞書13

虚寒=きょかん。正気が虚して内寒の証候をあらわしたものである。面色が黄色くつやがない・食欲不振・うすい唾液があふれる・寒がる・脘腹脹痛をあらわし、温めると症状が緩解する。また小便清長・女子の帯下はうすい・腰背鈍痛・大便うすく軟らかい・舌淡苔白色・脈沈遅緩弱などがみられる。

虚寒=着ても温まらない。

 

実寒=外から侵入した寒が体内の陽氣を阻害する病態。新・東洋医学辞書13

実寒=着ると温まる。

 

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