おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 瘧論篇 第三十五
第十四節
帝曰。癉瘧何如。
岐伯曰。癉瘧者、肺素有熱、氣盛於身、厥逆上衝中。氣實而不外泄。因有所用力、腠理開、風寒舍於皮膚之内、分肉之間而發。發則陽氣盛。陽氣盛而不衰則病矣。其氣不及於陰。故但熱而不寒。氣内藏於心而外舍於分肉之間、令人消爍脱肉。故命曰癉瘧。
帝曰。善。
訳
黄帝が申されました。
癉瘧とはどのような病であるか。
岐伯が申し上げました。
癉瘧とは、平素から肺に熱があり、気が身に盛んであり、気は厥逆して上衝し胸腹につきあげます。気は実していて外に泄れることがなく、そのようなところで力仕事をしたために、皮毛は開き(鍼灸医学大系では・・・汗が出てとある)、風寒が皮膚の内に居留するようになり、皮膚の下の肉にまでおよび発病します。発病することにより陽氣は盛んになり、陽氣が盛んになり衰えることがなければ、その陽氣は陰に及ばないため、但発熱するだけで悪寒、悪風はありません。邪気は心の内にはいるようになり分肉の間に居留するようになり、人の体を焼け溶かすようにして肉体を痩せ衰えさせるようになります。このような病を癉瘧と申します。
黄帝が申されました。
よい説明であった。
分肉=ぶんにく。①肌肉のこと。前人は肌肉の外層を白肉といい、内層を赤肉といって、赤白に分けた。またあるいは、肌と肉の間隙を分肉という。<霊枢本蔵>「衛気は、分肉を温め、皮膚を充し、腠理を肥やし、開闔を司る所以のものなり。」②皮内の骨に近い肉で、骨と分かつものをいう。<霊枢官鍼篇>「少益深く皮を絶ち、肌肉に致り、未だ分肉の間に入らざるなり。已に分肉の間に入れば、穀気出づ。」③経穴名。陽輔穴のこと。足の少陽経に属す。<素問気穴論>「府兪二穴、・・・・分肉二穴。」<新校正>「是陽輔なり。」
漢方用語大辞典、鍼灸医学大系
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