おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑥ 黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六
第六節
(原文)
十二瘧者、其發各不同時。察其病形、以知其何脈之病也。先其發時、如食頃而刺之。一刺則衰、二刺則知、三刺則已。不已刺舌下兩脈出血。不已刺郄中盛經出血。又兩項已下俠脊者必已。舌下兩脈者廉泉也。
(訓読)
十二瘧は、其の發すること各々時を同じうせず。其の病形を察して以て其の何の脈の病なるかを知るなり。先づ其の發するの時、食頃の如くにして之を刺す。一刺すれば則ち衰え、二刺すれば則ち知り、三刺すれば則ち已む。已まざるときは舌下の兩脈を刺して血を出す。已まざるときは郄中の盛んなる經を刺して血を出す。又項より(1)已下脊を俠む者を刺せば必ず已む。舌下の兩脈とは廉泉なり。
(1) 已下 以下と同じ。
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