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黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六 第八節

2014-04-25 07:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑥ 黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六

第八節

(原文)

風瘧、瘧發則汗出惡風。刺三陽經背兪之血者。

 胻痠痛甚、按之不可。名曰胕髓病。以鑱鍼、鍼絶骨、出血立已。

 身體小痛、刺(1)至陰諸陰之井、無出血。間日一刺。

 瘧不渇、間日作、刺足太陽。渇而間日作、刺足少陽。

 温瘧汗不出、爲五十九刺。

(1) 至陰 甲乙經には至陰の二字なし。これに従う。

(訓読)

風瘧は、瘧發するときは則ち汗出でて風を惡くむ(東洋学術出版社素問の読みは・悪風す。)。三陽經の背兪の血あるものを刺す。

 胻痠痛すること甚だしく、これを按ずること不可なるは、名づけて胕髓病と曰う。鑱鍼を以て絶骨に鍼し血を出せば立ちどころに已む。

 身體少しく痛むは、諸陰の井を刺して血を出すこと無かれ。日を間して一刺す。

 瘧渇せず、日を間して作(おこ)るものは、足の太陽を刺す。渇して日を間して作るものは足の少陽を刺す。

 温瘧にして汗出でざるは、五十九刺を爲せ。

 

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