おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 刺瘧篇 第三十六
第八節
風瘧、瘧發則汗出惡風。刺三陽經背兪之血者。
胻痠痛甚、按之不可。名曰胕髓病。以鑱鍼、鍼絶骨、出血立已。
身體小痛、刺(1)至陰諸陰之井、無出血。間日一刺。
瘧不渇、間日作、刺足太陽。渇而間日作、刺足少陽。
温瘧汗不出、爲五十九刺。
(1) 至陰 甲乙經には至陰の二字なし。これに従う。
語句の意味
惡風=悪風=外気や風に当たって寒気を感じること、または風邪の悪質なもの。新・東洋医学辞書13
悪風=おふう。①病症名。さむけのこと。風にあたれば寒さを感じ風を絶てばなくなる。これは外邪が衛を傷っておこる。<傷寒論>「太陽病、発熱汗出で悪風、脈緩の者は名づけて中風となす。」⇒悪寒(おかん)。②病邪名。風邪でたちの悪いもの。<素問脉要精微論>参照。
三陽經=ここでは③の足太陽膀胱経(参考・鍼灸医学体系)
胻=こう。すね。はぎ。
胕髓病=ふずいびょう。①脚気のこと。胻が痛んで按えられない病気。②足の髄に病があるもの。<素問刺瘧篇>「胻痠痛すること甚しく、これを按じて不可なるを胕髄病と名づく」<類註>「胻は脛骨なり。これを按じて不可なるは、痛みますます甚しきなり。其の邪深く伏す故に胕髄病と名づく。」
鑱鍼=針具名で、古代九針の一種。箭頭針ともいう。新・東洋医学辞書13
鑱鍼=ざんしん。九針の一種。長さが1寸6分で、針の頭部は大きく、末端が鋭利なもの。浅刺に用い、熱病、皮膚病を治療するのに用いる。<霊枢九針十二原>参照。
絶骨=足部の人体部位名、または経穴別名で懸鍾(けんしょう)・陽輔(ようほ)のこと。新・東洋医学辞書13
絶骨=ぜっこつ。懸鍾穴の別名。<千金要方>参照。
間日=かんじつ。←日。ひまな日。余裕がある日。閑日。なか一日をへだてた次の日。
五十九刺=熱病の最も甚だしいものの治療法。<素問刺熱論>参照。
素問刺熱論三十二は省いた。
第四節
(原文)
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熱病先身重骨痛、耳聾好瞑、刺足少陰。病甚爲五十九刺。
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<素問水熱穴論六十一>
第五節
帝曰、夫子言治熱病五十九兪。
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五十九刺については鍼灸医学体系P2822~2823参照
鍼灸医学体系、漢方用語大辞典、新・東洋医学辞書13、明解漢和辞典
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