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黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十 第四節

2012-09-21 09:33:20 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ④ 黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十

第四節

原文

 帝曰。中部之候柰何(奈何)。

 岐伯曰。亦有天。亦有地。亦有人。天以候肺、地以候胸中之氣、人以候心。

 帝曰。上部以何候之。

 岐伯曰。亦有天。亦有地。亦有人。天以候頭角之氣、地以候口歯之氣、人以候耳目之氣。三部者各有天、各有地、各有人。三而成天、三而成地、三而成人。三而三之、合則爲九。九分爲九野。九野爲九藏。故神藏五、形藏四、合爲九藏。五藏已敗、其色必夭、夭必死矣。

訓読

帝曰く「中部の候は柰何(柰何)にするや」と。

 岐伯曰く「亦天あり。亦地あり。亦人あり。天は以て肺を候い、地は以て胸中の氣を候い、人は以て心を候うなり」と。

 帝曰く「上部は何を以て之を候うや」と。

 岐伯曰く「亦天あり。亦天あり(間違って二度記載している)。亦地あり。亦人あり。天は以て頭角の氣を候い、地は以て口歯の氣を候い、人は以て耳目の氣を候うなり。三部は各々天あり、各々地あり、各々人あり。三にして天をなし、三にして地をなし、三にして人をなす。三にして之を三にすれば、合すれば則ち九となる。九分して九野と爲る。九野は九藏を爲す。故に神藏五、形藏は四、合して九藏となる 五藏已に敗るれば、其の色必ず夭す。夭すれば必ず死す」と。

 

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黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十 訳

2012-09-20 09:35:45 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十

第三節

 帝曰。所謂三部。

 岐伯曰。有下部。有中部。有上部。部各有三候。三候者、有天、有地、有人也。必指而導之、乃以爲眞。

上部天兩額之動脈。上部地兩頬之動脈。上部人耳前之動脈。

中部天手太陰也。中部地手陽明也。中部人手少陰也。

下部天足厥陰也。下部地足少陰也。下部人足太陰也。

故下部之天以候肝、地以候腎、人以候脾胃之氣。

 

黄帝が申されました

 いうところの三部とはなんなのであろうか。

岐伯が答えて申しました

 三部とは上部・中部・下部があります。各部には三候があります。その三候、三つの候うところがありそれは天地人ともうします。これらを知る為には手指でさし示し教えるようにし、そうすることが正確であるのでございます。

上部の天と申しますのは両額の動脈、地と申しますのは両頬(りょうきょう)の動脈、人と申しますのは耳前の動脈のことでございます。

 中部の天と申しますのは手太陰肺経で、地と申しますのは手陽明大腸経で、人と申しますのは少陰心経でございます。

 下部の天と申しますのは足の厥陰肝経で、地と申しますのは足少陰腎経で、人と申しますのは足太陰脾経でございます。

 それ故に、下部の天で肝の気を候い、地で腎の気を候い、人で脾胃の気を候うのでございます

 

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黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十 第三節 語句の意味

2012-09-19 09:31:22 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十

第三節

 帝曰。所謂三部。

 岐伯曰。有下部。有中部。有上部。部各有三候。三候者、有天、有地、有人也。必指而導之、乃以爲眞。

上部天兩額之動脈。上部地兩頬之動脈。上部人耳前之動脈。

中部天手太陰也。中部地手陽明也。中部人手少陰也。

下部天足厥陰也。下部地足少陰也。下部人足太陰也。

故下部之天以候肝、地以候腎、人以候脾胃之氣。

語句の意味

 

指=シ。ユビ。手指でさし示す。さしずする。おもむく。旨・むね。意向。おもむき。わけ。

導=ドウ。ミチビく。教える。指導する。道案内をする。手びきをする。さそう。案内者。指導。さきがけ。

指導=教えみちびく。

 

眞=マ。まこと。正しい。まじりけない。まことの。うそいつわりがない。正確の意。中心の意。普通の。ほんとうの。にせものでない。飾りけがない。ありのまま。

 

上部=①頭面をさす。

<素問三部九候論>「三部に下部あり、中部あり、上部あり。上部の天は兩額の動脈なり、上部の地は兩頬の動脈なり、上部の人は耳前の動脈なり。天は以て頭角の気を候い、地は以て口歯の気を候い、人は以て耳目の気を候う。」

②身体の上半分および上にある臓腑をさす。

<難経十四難>「上部に脈あり、下部に脈なければ、其の人まさに吐すべし、吐せざるは死す。上部に脈なく下部に脈あれば、困するといえども害を為すことあたわず。」

 

兩額之動脈=足少陽胆経・額の陽白を通るのであれば。旧カネボウ漢方経絡と経穴

 

上部の天は両額の動脈なり・鍼灸医学大系

王冰の注に「額の両傍に在り。動手に応ず。足の少陽の脈気の行く所なり」とあり。

 足の少陽胆經の經路で搏動の手に応ずる所、懸顱(ケンロ)穴、懸釐(ケンリ)穴附近(側頭動脈)

両額の動脈・東洋学術出版社素問

張志聡の説「太陽は諸陽の中の主たる気である。その経脈は額に上って巓で交わり、脳で会し、項(うなじ)に出る。だから上部の天では頭角〔頭頂の左右の突出部分〕の気を候うのである」。すなわち、両額の太陽穴部分を指し、足の太陽膀胱経脈に属する。

 

頬車=きょうしゃ・経穴名。足陽明胃経に属し、機関、鬼林、曲牙、牙車(がしゃ)ともいう。

兩頬之動脈=承泣・四白・巨膠・大迎・頬車へ走行するので足陽明胃経。旧カネボウ漢方経絡と経穴

 

耳前動脈=耳前の陥凹したところにあり、絲竹空・和髎穴などの所にあたる。手の少陽脈気の行るところである。<霊枢厥病篇>「耳鳴は、耳前の動脈を取る。」

 

関衝から始まり・・・耳門・和膠・絲竹空とあるは手少陽三焦経。旧カネボウ漢方経絡と経穴

 

上部の人は耳前の動脈なり・鍼灸医学大系

王冰の注には「耳の前の陥なる者の中に在り。動手に応ず。手の少陽の脈気の行く所なり」とある。

 手の少陽三焦經の經路で、耳の前の陥所耳門穴の附近で、動脈手に応ずる部位

 

耳前動脈・東洋学術出版社素問

すなわち、耳門穴部分を指し、耳の前の筋肉のくぼみにあり、手の大腸小腸経脈に属する。

 

中部=①脈の関部のこと。

<素問三部九候論>「三部に下部有り、中部有り、上部有り。」「中部の天、手の太陰なり。中部の地、手の陽明なり。中部の人、手の少陰なり、・・・天は以て肺を候い、地は以て胸中の氣を候い、人は以て心を候う。」

②体の中央をさす。

<難経>「手の心主少陽の火は、足の太陰陽明の土を生ず。土は中宮を主る。故に中部にあるなり。」

 

手太陰也=手太陰肺経

1中府2雲門3天府4侠白5尺沢6孔最7列欠8経渠9大淵10魚際11少商 旧カネボウ漢方経絡と経穴

 

手陽明=手陽明大腸経 旧カネボウ漢方経絡と経穴

 

中部の地は手の陽明なり・鍼灸医学大系

*王冰の注に「大陽(大腸?の誤りではないか)の脈を謂うなり。手の大指と次指との岐骨の間、合谷の分に在り。動手に応ず」とある。

手の陽明大腸經の經路で、合谷穴の附近、動脈の手に応ずる部位(撓骨動脈の分枝)。

 

手少陰=手少陰心経 旧カネボウ漢方経絡と経穴

 

下部=①脈の尺部のこと。②体の下部のこと。

 

足厥陰=足の厥陰肝経 旧カネボウ漢方経絡と経穴

 

足少陰=足少陰腎経 旧カネボウ漢方経絡と経穴

 

足太陰=足太陰脾経 旧カネボウ漢方経絡と経穴

 

足太陰・東洋学術出版社素問

衝陽穴に位置し、足の甲の上五寸のところにあり、足陽明胃経脈に属する。

 

赤い字の文言は誤りではないか?

漢方用語大辞典、新・東洋医学辞書

 

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黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十 第三節

2012-09-18 09:25:22 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ④ 黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十

第三節

原文

 帝曰。所謂三部。

 岐伯曰。有下部。有中部。有上部。部各有三候。三候者、有天、有地、有人也。必指而導之、乃以爲眞。

上部天兩額之動脈。上部地兩頬之動脈。上部人耳前之動脈。

中部天手太陰也。中部地手陽明也。中部人手少陰也。

下部天足厥陰也。下部地足少陰也。下部人足太陰也。

故下部之天以候肝、地以候腎、人以候脾胃之氣。

訓読

帝曰く「何をか三部と謂うや」と。

 岐伯曰く「下部あり。中部あり。上部あり。部には各々三候あり。三候とは、天あり、地あり、人あるなり。必ず指して之を導けば、乃ち以て眞と爲す。

上部の天は兩額の動脈なり。上部の地は兩頬の動脈なり。上部の人は耳前の動脈なり。

中部の天は手の太陰なり。中部の地は手の陽明なり。中部の人は手の少陰なり。

下部の天は足の厥陰なり。下部の地は足の少陰なり。下部の人は足の太陰なり。

故に下部の天は以て肝を候い、地は以て腎を候い、人は以て脾胃の氣を候うなり。

 

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黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十 第二節 訳

2012-09-17 09:58:33 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十

第二節

 帝曰。願聞、天地之至數、合於人形血氣、通決死生、爲之奈何。

 岐伯曰。天地之至數、始於一終於九焉。一者天、二者地、三者人。因而三之。三三者九、以應九野。故人有三部。部有三候。以決死生。以處百病、以調虚實、而除邪疾。

黄帝が申されました

天地の至数が人の血の働きに影響し、人の生死を解決(鍼灸医学大系)するという、これはどういうことなのか聞かせてくれんか。

岐伯が答えて申し上げました

(天地の至数)天地の道理(鍼灸医学大系)と申しますのは、一から始まり九で終わります。一は天を表わし、二は地を表わし、三は人を表わし、この天地人が三となります、

(参考)易 八卦

1   2  3  4  5   6  7  8 

☰  ☱  ☲  ☳  ☴  ☵  ☶  ☷

天  沢  火  雷  風  水  山  地

(乾)(兌)(離)(震)(巽)(坎)(艮)(坤)

三陽(純陽)☰が天を表わし、三陰(純陰)☷が地を表わす(八卦です)

詳しくは鍼灸医学大系を熟読してください。

三三が九で、九は九野に応じます。

黄帝内経素問 六節藏象論篇 第九 第二節 語句の意味

王冰が注しているように、所謂三部とは、身の上中下の部をいいます、部には夫々三候(三つの候う所・鍼灸医学大系)がありそれによって死生を解決し、多くの病に対処し、虚実を見極め、病気を治療するのでございます。

 

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