定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

ネリー・アルカン

2017年10月30日 22時14分47秒 | 日記

恵比寿駅をガーデンプレイス側に降りて、台風の前座の雨だったので、地下道を進むと、
ウェスティン東京の地階に着いてしまう。
度肝を抜かれる如き豪華なホテルだ。
すれ違うホテルマンの愛想良さに、いたたまれず、車道を越えてガーデンシネマに入った。

2009年、36歳で没したフランス系カナダ人作家のストーリー。私小説作家の限界なのか、人並み以上の才を持つ人のおきまりのコースは酒・ドラック、深みにハマると疑心暗鬼と被害妄想である。
一度、世に出てしまうと、才能を小出しにすることはできないのかね。
凡人には理解不能な、多方面に走りまくり、自己消耗率の高い人生である。

私小説は年齢を重ね、抽き出しの絶対数を蓄積しなければ、書けないんじゃないかな。それがおじさんの率直な意見です。